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報道発表資料  2014年7月30日  建設局

葛西臨海水族園情報
クロマグロ 陸上水槽内で4回目の産卵
5年ぶり、平成11年以降4回目の産卵を確認しました

 葛西臨海水族園(園長 田畑直樹)では、園内の大水槽(約2200トン)で飼育されているクロマグロが5年ぶり4回目の産卵をしたことが確認されましたので、お知らせします。

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【平成20年5月29日のクロマグロ産卵の様子】

(1) 種名

 クロマグロ

(2) 産卵確認日

 平成26年7月17日(木曜)、24日(木曜)および27日(日曜)

(3) 今回の状況

 平成26年7月17日、24日および27日の14時30分の給餌の後で、1尾のメスの後を数尾のオスが追いかけ、速い速度で泳ぎながら産卵・放精する様子が観察されました。
 現在も追尾行動や放精は確認されています。今後も産卵が続くことが期待されますので、目の前でクロマグロの産卵を観察することができるかもしれません。

(4) これまでの産卵確認

 平成11年8月2日に陸上の水槽内でのクロマグロの産卵に成功しました。平成11年当時、本種の海上のいけすでの産卵例はありましたが、陸上水槽での産卵成功は世界で初めてのことでした。その後、平成20年、平成21年に産卵が確認され、今回が4回目になります。

(5) 産卵確認の意義

 クロマグロは大型の魚類で遊泳速度も速く、また大変神経質なため、飼育すること自体が困難な魚ですが、当園では、クロマグロを飼育展示しながら、さらにその生態を解明するため、繁殖に関する基礎的研究に取り組んできました。
 クロマグロが産卵に至る環境条件が明らかでない中で、当園では水槽飼育であることの利点を生かし、飼育水の水温・水質や人工照明などのコントロール、飼育魚の年齢集団管理などの工夫を続けてきました。今回を含め4回の産卵確認は、このような長期的な工夫によるもので、当園のマグロ飼育の成果のひとつと考えられます。

(6) 得られた卵について

 今回の産卵で得られた卵からクロマグロ仔魚の孵化を確認しています。ただし、マグロ仔魚の育成は技術的に困難が多いため、生きた仔魚を展示する予定はありません。

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孵化したばかりのクロマグロの仔魚 全長約3ミリメートル

 なお、過去のクロマグロの卵の標本や産卵の様子は、現在開催中のマグロをテーマにした特設展示「こちら 葛西まぐろ村」(平成26年6月26日発表済)の中でご覧いただくことができます。

参考

クロマグロ

  • 学名
    Thunnus orientalis
  • 分類
    スズキ目サバ科
  • 分布
    日本各地の沿岸、北太平洋に広く分布
  • 生態等
    野生では、全長3メートル、重量300キログラムを超す個体もある。最高遊泳速度は時速80キロメートルに達するとされている。流通名はホンマグロ。 スシネタ、刺身のトロや赤身として、高額で取引されている。現在、クロマグロ資源の減少が世界的に危惧されている。
  • 飼育数
    クロマグロ1歳魚から4歳魚計90尾(平成26年7月24日現在)。その他にスマ約80尾、ハガツオ約20尾が同居。

ご案内

【葛西臨海水族園】
<開園時間>
 9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
 8月は、毎週土曜・日曜が、9時30分~18時00分(入園は17時00分まで)。 ※16日(土曜)は以下の通り。
 8月13日(水曜)~16日(土曜)は、9時30分~20時00分(入園は19時00分まで)。
<休園日>
 毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
 7月30日(水曜)は開園。8月は休園日なし。
<入園料>
 一般:700円、65歳以上:350円、中学生:250円
※小学生以下及び都内在住、在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネットでご覧いただけます。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
【葛西臨海水族園】
 電話 03-3869-5152
建設局公園緑地部管理課
 電話 03-5320-5365

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