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報道発表資料  2014年6月3日  教育庁

都立高等学校入学者選抜学力検査の採点の誤りに係る答案の点検結果(第一次調査)と今後の方針について

 今般の東京都立高等学校入学者選抜(学力検査に基づく選抜)の採点の誤りに関して行った、平成25年度及び平成24年度において実施した入学者選抜における答案の点検結果については、下記のとおりです。

1 これまでの経過

(1) 学校における緊急点検(全答案)

 都立荻窪高等学校で採点の誤りが判明したため、4月10日(木曜日)に平成25年度実施分の全答案の点検と点検結果の報告を行うよう全都立高校に指示した。

区分 平成25年度実施分
点検実施校数・答案枚数 175校 約220,000枚
誤りのあった学校数 48校
誤りの件数 139件
追加合格 学校数 4校
人数 4人

※点検期間:4月11日(金曜日)から4月15日(火曜日)の正午まで

(2) 学校再点検と都教委点検における点検状況

 上記の緊急点検の期間が短く、期限以降にも誤りを報告する学校があったことから、再度、学校に対して、平成25年度実施分の全答案の点検を指示した。あわせて、平成24年度実施分の全答案の点検も指示した。また、学校での点検に加え、都教委においても不合格者等の答案の点検を実施した。

1 学校再点検(全答案(平成24年度実施分のうち廃棄した答案を除く。))

区分 平成25年度実施分 平成24年度実施分
点検実施校数・答案枚数 175校 約220,000枚 127校 約139,000枚
誤りのあった学校数 126校 103校
誤りの件数 728件 988件
追加合格 学校数 5校 4校
人数 5人 4人

※点検期間
(平成25年度実施分)4月17日(木曜日)から4月25日(金曜日)まで
(平成24年度実施分1回目)4月15日(火曜日)から4月17日(木曜日)まで
(平成24年度実施分再点検)4月18日(金曜日)から5月9日(金曜日)まで

2 都教委点検(不合格者の全答案及び学校の点検で誤りがあると報告された答案)

区分 平成25年度実施分 平成24年度実施分
点検実施校数・答案枚数 168校 約67,000枚 120校 約42,000枚
誤りのあった学校数 53校 33校
誤りの件数 275件 84件
追加合格 学校数 3校 2校
人数 3人 2人

※点検期間
(平成25年度実施分)4月30日(水曜日)から5月14日(水曜日)まで
(平成24年度実施分)5月14日(水曜日)から5月31日(土曜日)まで

2 点検結果

 平成25年度及び平成24年度に実施した学力検査における採点の誤りの状況

区分 平成25年度実施分 平成24年度実施分
学校点検 点検実施校数・答案枚数 175校 約220,000枚 127校 約139,000枚
誤りのあった学校数 137校 103校
誤りの件数 864件 988件
追加合格 学校数 9校 4校
人数 9人 4人
都教委点検 点検実施校数・答案枚数 168校 約67,000枚 120校 約42,000枚
誤りのあった学校数 53校 33校
誤りの件数 275件 84件
追加合格 学校数 3校 2校
人数 3人 2人
誤りのあった学校数 146校 109校
誤りの件数 1,139件 1,072件
追加合格 学校数 10校 6校
人数 12人 6人

※平成24年度実施の点検実施校数が少ないのは、文書保存年限の経過により答案用紙を廃棄している学校があるためである。
※「学校点検」欄の「誤りがあった学校数」が(1) 及び(2) 1の「誤りのあった学校数」を足したものと一致していないのは、重複する学校があるためである。
※「計」欄の「誤りのあった学校数」「追加合格の学校数」について、学校点検と都教委点検の数を足したものが計の数と一致していないのは、重複する学校があるためである。
※「学校点検」欄の点検実施校数と「都教委点検」欄の点検実施校数が一致していないのは、点検対象校が相違しているためである。
(学校点検対象校:答案を廃棄した学校を除き、学力検査を行った全ての学校)
(都教委点検対象校:不合格者がいるか、又は、学校点検で誤りがあった学校)
※「学校点検」欄の「誤りの件数」が1(1) 及び(2) 1の「誤りの件数」を足したものと一致していないのは、緊急点検で誤りとしていたもののうち3件が、学校再点検によって正しく採点されていたと判明したためである。

3 第二次調査の実施(都教委による合格者の答案の点検)

(1) 目的

 今回、学校において2回の答案の点検を行ったにもかかわらず、その後の都教委点検で多くの誤りと追加合格が新たに判明した。
 このため、都教委として、これまで点検を予定していなかった合格者の答案についても点検を実施する。

(2) 点検対象

 平成25年度実施の合格者の答案 約153,000枚
 平成24年度実施の合格者の答案 約97,000枚

(3) 点検期間

 6月上旬から8月中旬まで
 第二次調査による点検結果等は、再発防止・改善策とあわせて、8月末に公表する。

4 誤りの発生原因例(学校への聴き取り調査から)

  • 入試は、毎年行われていることから、学校や教員に「例年どおり」という慣れがある。
  • 高校入試は受検生にとって1回しかない機会であるにもかかわらず、教員が、自分自身が行う採点業務が受検生の人生に影響するとの認識が希薄である。
  • 学力検査から発表までの期間が3日間であるため、非常にタイトな日程での業務になる。
  • 解答用紙と正解を記載した用紙(採点基準)の様式が異なるため、照合・点検する際に見誤りが起きやすい。
  • 2回目と3回目の点検者は、自分が点検を行う前に、既に採点と1回目の点検を終えているので、点検をする答案に誤りはないという思い込みがあり、点検が甘くなっている。
  • 複数の教科が同一会場で点検を行っている場合、他教科の進捗状況が気になり、採点及び点検業務に焦りが出る。

5 今後の方針

 再発防止に向けた「都立高校入試調査・改善委員会」の設置
 外部有識者5名、中学校、高等学校各3名の代表者、保護者代表者1名を交えた調査・改善委員会(委員長:教育監)により、徹底した原因究明と再発防止・改善策を検討

  委員氏名 所属
外部委員 上野淳 首都大学東京理事
鵜川正樹 青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科特任教授
小田原榮 八王子市教育委員会委員長
近藤麻紀 弁護士法人ベリーベスト法律事務所弁護士
宮崎志郎 ANAビジネスソリューション株式会社 営業本部人材・研修事業部主席部員
学校代表専門委員 榎本智司 新宿区立新宿中学校長
石井良典 杉並区立阿佐ヶ谷中学校長
神田正美 小金井市立緑中学校長
大野弘 東京都立戸山高等学校長
宮本久也 東京都立西高等学校長
守屋一幸 東京都立武蔵高等学校長
保護者代表 岩田暁 東京都公立中学校PTA協議会
庁内委員 高野敬三 教育監(委員長)
松山英幸 総務部長(副委員長)
金子一彦 指導部長
加藤裕之 人事部長
堤雅史 都立学校教育部長
  • 第1回は5月14日に開催済
  • 8月下旬までに延べ8回、開催の予定
  • 6月上旬から、調査・改善委員会メンバーによる学校立入実態調査の実施
  • 8月下旬に最終報告とりまとめ

6 臨時校長連絡会の開催

(1) 日時 6月4日(水曜日) 午後6時30分から
(2) 場所 都庁第一本庁舎5階大会議場
(3) 内容 都立高等学校等の信頼回復に向けて

問い合わせ先
教育庁都立学校教育部高等学校教育課
 電話 03-5320-6745

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