トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/平成26(2014)年 > 5月 > 「植栽時における在来種選定ガイドライン」を作成

ここから本文です。

報道発表資料  2014年5月29日  環境局

「植栽時における在来種選定ガイドライン」
―生物多様性に配慮した植栽を目指して―を作成しました

 東京都は、緑の「量」の確保に加え、生態系への配慮など緑の「質」を高める施策を進めており、その地域に自然に分布している植物(以下「在来種」という。)を増やすことで、在来の生きものの生息場所を拡大する取組を行っています。
 今般、都民や事業者が緑化をする際に参考となるガイドラインを作成することにより、広く在来種の植栽を増やし、都内の生物多様性を向上したいと考えています。
 本ガイドラインが緑化に関わる方々に幅広く活用され、都内で在来種の植栽による緑のネットワークの形成が進むことを期待しています。

「植栽時における在来種選定ガイドライン」の概要

1 生物多様性に配慮した植栽植物の分類

 生物多様性に配慮した在来種植栽を推進する観点から、植栽植物を以下の4つに分類しました。

  1. 植栽に適した植物(在来種)
  2. 植栽の目的に応じて利用できる植物(栽培品種及び侵略的でない外来種)
  3. 植栽への利用に注意を要する植物(繁殖力の旺盛な在来種及び侵略的とされる外来種)
  4. 植栽に適さない植物(特定外来生物及び要注意外来生物)
画像画像
1) 植栽に適した植物の例…エゴノキ
(在来種(東京都西新宿付近))
4) 植栽に適さない植物の例…オオハンゴンソウ
(特定外来生物)

2 植栽種(在来種)の選び方

 植栽する地域の地形や気候等の条件で生育すると考えられる樹林地の樹種や、周辺の植生を構成する樹種等を参考にして、植栽候補種を選択する手法を示しました。
 また、動物の多様な生息空間をつくり出すため、高さの異なる植物を組み合わせることや、植栽基盤整備・初期管理の重要性等を配慮事項として示しました。

※「植栽時における在来種選定ガイドライン」の入手方法
 東京都環境局のホームページからダウンロードできます。

問い合わせ先
環境局自然環境部計画課
 電話 03-5388-3548

〔参考資料〕

植栽候補種の選定方法の概要

  1. 「ガイドライン」に添付した「東京都潜在自然植生図」に対応する自然植生(※1)から、対象地域の植物群落(※2)を構成する在来種を確認
  2. 「東京都潜在自然植生図」に対応する代償植生(※3)からも、在来種を確認
  3. 周辺の在来植物群落について現地調査を行い、対象地域および周辺に生育する在来種を確認

 以上1) ~3) で確認できた在来種から植栽種を選定

画像

画像画像

※1 自然植生:人間によって伐採や植林などの手が加えられていない植生
※2 植物群落:ある場所に生えている植物の集団全体を、外観や構造、種類組成等で分類したもの
※3 代償植生:人間によって伐採や植林などの手が加えられ、立地本来の自然植生が様々な植生に置き換わった植生(二次林など)

ページの先頭へ戻る