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報道発表資料  2014年4月24日  福祉保健局

食中毒の発生について
~会津畜産が加工した「馬刺し」を食べて食中毒~

 平成26年4月7日、福島県から、同県内で加工された「馬刺し(生食用馬肉)」について、腸管出血性大腸菌O157に汚染されている恐れがあるため自主回収を指導している旨、連絡がありました。(同年4月10日、福島県は当該品を原因とする食中毒と断定)
 都及び特別区は、当該品の流通調査とともに発症者の調査を行ったところ、本日までに次のとおり、当該馬刺しによる食中毒の発生が判明したのでお知らせします。

調査結果

1 「馬刺し」の販売先調査

  • 当該馬刺しの販売先である都内の飲食店の調査を行ったところ、下痢等を発症した患者が散発的にいることが判明した。
  • 患者は当該馬刺しを喫食後、約3日から5日にかけて、腹痛、下痢等の症状を呈しており、患者の症状が腸管出血性大腸菌O157によるものと一致していた。
  • 患者ふん便の検査の結果、腸管出血性大腸菌O157を検出した。
  • 腸管出血性大腸菌O157の遺伝子型を検査したところ、福島県の患者のものと一致した。

2 患者への調査

  • 東京都保菌者検索事業※等で把握していた腸管出血性大腸菌O157の散発患者のうち、馬刺しの喫食の有無について詳細な再調査を実施したところ、6名が都内や福島県内で当該馬刺しを喫食していたことが判明した。
  • 患者は当該馬刺しを喫食後、腹痛、下痢等の症状を呈しており、患者の症状が腸管出血性大腸菌O157によるものと一致していた。

 上記のことから、当該発症者について、当該馬刺しを喫食したことによる食中毒患者と決定した。

※「東京都保菌者検索事業」とは
 食中毒の未然防止並びに散発型集団発生食中毒の早期発見及び発生原因の究明を目的として実施する調査。腸管出血性大腸菌及びサルモネラに関し、医師から保健所等に届出のあった散発患者に対し喫食調査や発症状況等の調査、さらに検出された菌株について遺伝子解析等の検査を行い、感染源の共通性について把握を行うもの。

患者関係 喫食日時 3月28日から3月31日まで
発症日時 3月31日から4月5日まで
症状 腹痛、発熱、下痢(血便)等
発症場所 自宅等
患者数 患者総数13名
(内訳)
男:9名(患者の年齢:5歳~61歳)
女:4名(患者の年齢:2歳~35歳)
入院患者数 3名
診療医療機関数・受診者数 14か所11名
原因食品 株式会社会津畜産が加工した「馬刺し(生食用馬肉)」
病因物質 腸管出血性大腸菌O157
原因食品の
加工施設
屋号 株式会社会津畜産馬肉加工センター
業種 食肉処理業
営業者 株式会社会津畜産
代表取締役 佐藤秀則(さとうひでのり)
営業所所在地 福島県大沼郡会津美里町字宮里14
本社所在地 福島県会津若松市西七日町2-8
連絡先電話番号 0242-55-0511(加工施設)

都民の皆様へ

 当該「馬刺し」については、営業者が自主回収を行い、流通から排除しています。万一、お手元にある場合には、食べずに営業者に返品してください。

回収対象の「馬刺し」について

  • 包装形態:合成樹脂製袋入り
  • 内容量:50グラム~2キログラム
  • 賞味期限:「14.4.2」以降のもの
  • 表示等:上記加工施設名の表示があります。

 回収対象品の詳細については、次の東京都ホームページをご覧ください。
 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/joho/soshiki/anzen/shokuhin/oshirase/140408baniku.html

 なお、馬刺しによる体調の不良が疑われる場合は、最寄の保健所にお問い合わせください。

 (参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)

  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~4月23日まで 24件 375名 0名
(昨年同期) (22件) (531名) (0名)
本年4月中(23日まで) 2件 7名 0名
(昨年同期) (4件) (87名) (0名)

※別添 腸管出血性大腸菌O157の特徴について(PDF形式:87KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4402・4405

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