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報道発表資料  2014年2月18日  福祉保健局

アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)
第9回アジア大都市感染症対策プロジェクト会議・人材育成研修をマニラ首都圏で開催しました

 平成26年2月4日から2月6日までの間、フィリピン・マニラ首都圏で開催された「第9回アジア大都市感染症対策プロジェクト会議・人材育成研修」(平成26年1月28日報道発表済)の概要についてお知らせします。

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1 会議日程

 平成26年2月4日(火曜日)から2月6日(木曜日)まで

2 場所

 フィリピン・マニラ首都圏ドゥシタニホテル・ホテル内会議室
 (所在地:Ayala Centre, 1223 Makati City, Metro Manila, Philippines)

3 会議参加都市 7都市

 マニラ首都圏(開催都市)、デリー、ハノイ、ジャカルタ、ソウル、台北、東京

4 会議の成果

(1) 多剤耐性結核対策について

 フィリピンにおける多剤耐性結核対策プログラムについての報告がなされるとともに、東京から、多剤耐性結核の状況及び対策について報告を行い、再治療における多剤耐性のリスク、患者の権利と感染予防のバランス、治療の公費負担、家庭内の感染予防対策等について、幅広い議論が行われた。

(2) HIV/AIDS対策について

 フィリピンにおけるHIV/AIDS対策についての報告がなされるとともに、東京、ソウル、ハノイより、HIV/AIDSの現状と対策について報告を行った。MSM(男性間で性行為を行う者)における増加傾向、肝疾患等の合併例、薬物乱用者など個別施策層に向けた感染防止対策、家庭での対策等についての経験が共有され、アジア大都市間におけるHIV/AIDS対策に係る協力について、活発な意見交換が行われた。

(3) デング熱(※1)及びレプトスピラ症(※2)対策について

 フィリピンにおける現状や早期探知システムについての報告がなされるとともに、デング熱対策について台北、デリーより、レプトスピラ症対策についてマニラ首都圏より報告を行った。サーベイランス体制、啓発活動、媒介動物の制御、感染症発生時における地域のまん延防止策などについて、議論を行った。
 今後、各都市の経験や情報の共有化を進め、感染拡大防止に活かしていくことで認識が一致した。

(4) 新型インフルエンザ共同調査研究のまとめについて

 東京から、新型インフルエンザ・サーベイランス体制の強化に係る共同調査研究の概要を説明するとともに、ジャカルタ及びマニラ首都圏より、昨年度及び今年度実施したサーベイランスの実施状況について報告を行い、活発な意見交換を行った。
 東京から、同研究の報告書のまとめ方に向けての提案を行い、各参加都市の同意を得た。

(5) HIV/AIDS対策共同調査研究の提案について

 東京から、共同調査研究の次期テーマとして、HIV/AIDSを提案し、各参加都市の同意を得た。また、来年度にHIV/AIDSを中心とする感染症現状調査を実施することについても、各都市の同意を得た。

※1 デング熱について
 デング熱は、蚊が媒介する感染症で、発熱、頭痛、筋肉・関節痛等が主症状である。熱帯・亜熱帯地域に広く分布するが、特に、東南アジア、南アジア、中南米において患者の報告が多い。出血症状を呈するものをデング出血熱と呼んでいる。近年、日本では、海外で感染し帰国した症例が報告されている。(平成24年東京都報告数:56件※)

※2 レプトスピラ症について
 人と動物の共通感染症で、保菌動物の尿、あるいは尿で汚染された水や土壌との直接接触により感染する。また、汚染された水や食品を介した経口感染の報告もある。主症状は、発熱・悪寒・筋肉痛・結膜充血などで、重症化すると黄疸・出血を伴う。洪水や台風など災害後に多く発生する感染症であり、東南アジア・中南米などで流行がみられる。日本では、散発的発生が各地で認められている。(平成24年東京都報告数:6件※)

※資料:東京都福祉保健局「感染症発生動向調査事業報告書 平成24年(2012年)」

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482

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