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報道発表資料  2013年10月22日  建設局

井の頭自然文化園情報
ツシマヤマネコの移動を行います

 井の頭自然文化園(園長 成島悦雄)では、環境省のツシマヤマネコの「飼育下繁殖事業」に協力し、平成18年度からツシマヤマネコの飼育を開始しています。
 次の冬~春の繁殖期に向けて、検討結果を踏まえて策定された「平成25~26年ツシマヤマネコ繁殖(移動)計画」に基づき、当園からメス2頭が、それぞれ福岡市動物園と九十九島動植物園に、オス2頭がそれぞれ沖縄こどもの国と盛岡市動物公園に移動します。また、メス1頭が福岡市動物園から、オス1頭が九十九島動植物園から来園します。
 当園の移動個体も含め、全国の飼育施設間で、今年度中に17頭の移動が行われる予定です。

1.当園飼育個体の移動日

(1) 井の頭自然文化園に来園するツシマヤマネコ

個体番号 性別 搬入元 輸送予定日
No.21 メス 福岡市動物園 平成25年10月23日
No.22 オス 九十九島動植物園 平成25年10月23日

写真 写真
【No.21(メス)】 【No.22(オス)】

(2) 井の頭自然文化園から搬出するツシマヤマネコ

個体番号 性別 搬出先 輸送予定日
No.25 メス 福岡市動物園 平成25年10月23日
No.38 メス 九十九島動植物園 平成25年10月23日
No.20 オス 沖縄こどもの国 平成25年11月5日
No.12 オス 盛岡市動物公園 平成26年3月上旬(※)

※NO.12(オス)は、移動先の盛岡市動物公園が冬期休園になるため。

2.公開

 飼育下繁殖事業の目的のため、当園に移動してきた2頭は非公開施設で飼育する予定です。

3.経緯

 ツシマヤマネコを保全するため、これまで環境省が保護増殖事業計画を策定し、環境省対馬野生生物保護センターや国内9か所の動物園で飼育下繁殖と科学的データの収集、普及啓発に取り組んできました。井の頭自然文化園においても平成18年より飼育を継続しています。今回の移動は、環境省九州地方環境事務所が定めた「平成25~26年ツシマヤマネコ繁殖(移動)計画」の方針に基づき実施することになりました。

4.当園における飼育状況(すべての移動が終了後の飼育数)

 オス2頭、メス1頭、計3頭

5.日本国内の飼育状況(2013年10月現在)

 10施設 オス18頭、メス13頭、計31頭
(環境省対馬野生生物保護センター 発表資料より)

【参考】ツシマヤマネコ (食肉目ネコ科)環境省レッドリスト2012:絶滅危惧IA類(CR)、東京都ズーストック種、天然記念物

  • 学名
    Prionailurus bengalemsis euptilurus
  • 英名
    Tsushima leopard cat
  • 特徴等
    日本では長崎県対馬だけに生息する野生ネコ科動物で、1971年には国の天然記念物に、1994年には国内希少野生生物種に指定。約10万年前に大陸から渡ってきたと考えられ、東アジア~南アジアに広く分布するベンガルヤマネコの亜種とされる。体重3~5キログラム、体長50~60センチメートルで、耳裏に白斑(虎耳状斑)があるのがイエネコと違う。
    1960年代の調査では250~300頭が生息していると思われたが、生息環境の悪化や餌生物の減少、交通事故死などで個体数が減少し、2010年代前半では、約100頭しかいないと推定される。

ご案内

【井の頭自然文化園】
<開園時間>
 9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
<休園日>
 毎週月曜日(祝日のときは、翌日)
<入園料>
 一般:400円、65歳以上:200円、中学生:150円
※小学生以下及び都内在住、在学の中学生は無料。
※開園日については東京ズーネットでご覧いただけます。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
【井の頭自然文化園】
 電話 0422-46-1100
建設局公園緑地部管理課
 電話 03-5320-5365

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