トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/平成25(2013)年 > 8月 > 社会福祉施設等の腸管出血性大腸菌感染症集団感染防止

ここから本文です。

報道発表資料  2013年8月21日  福祉保健局

社会福祉施設等における腸管出血性大腸菌感染症の集団感染の防止について

 都内の保育園において腸管出血性大腸菌感染症(O103及びO26)の集団感染が発生しました。腸管出血性大腸菌感染症は、感染力が強く、施設や家庭等でも容易に感染が拡大し、また、重症化することも少なくないため、十分な注意が必要です。
 都では、乳幼児等が集団生活を行う施設において、感染症や食中毒の発生に十分に注意し、手洗いの徹底や施設の衛生管理に万全を期すよう注意喚起を行うことといたしました。

1 腸管出血性大腸菌感染症の発生状況等

 腸管出血性大腸菌感染症には、O157、O26、O111などの型があり、都内では年間に約250~400人の患者が発生しています。(過去5年)
 同一施設での集団感染は、全国では年間10数件が報告され、このうち食品媒介等ではなく、人から人へ感染したと考えられる事例は、大部分が保育園・幼稚園での発生です。
 なお、例年7月から9月は、腸管出血性大腸菌感染症が流行する時期であり、各施設においては、感染症や食中毒の発生防止に十分に注意するとともに、集団感染等が疑われる場合には、速やかに保健所に報告、相談を行ってください。

2 都内の保育園の事例

 足立区内の保育園で発生した事例では、8月9日、足立保健所に医療機関から一人目の患者の発生届が提出され、保健所は当日、同園を訪問し、状況調査と衛生指導を行うとともに、検便を実施しました。
 検便の結果、1歳児、2歳児クラスの児童及びその家族から感染者が確認されています。
 これまでのところ感染者は13名で、このうちО103が7名、О26が5名、血清型不明が1名となっており、複数の型の菌が検出されています。有症状者は6名ですが、入院治療が必要な重症者はいません。また、職員からの感染者は確認されていません。(平成25年8月21日現在)
 なお、感染が確認された園児は、菌の消失が確認できるまでの間、登園を控えていただいています。

3 感染防止のために注意すべき事項

 腸管出血性大腸菌感染症の感染経路は、経口感染です。菌に汚染された食品等を喫食することにより感染します。また、患者の便や菌のついたものに触れた後、手洗いを十分に行わなかった場合などに、人から人への感染を起こす可能性があります。
 食事前やトイレの後、排泄の介助やオムツ交換等を行った後には、その都度、石鹸と流水による手洗いをきちんと行うことが重要です。
 菌に汚染した可能性のある場所は、適切な方法で消毒を行う必要があります。

※別添 保育所などの社会福祉施設等における腸管出血性大腸菌感染症の集団感染防止対策の徹底について(PDF形式:96KB)
※参考 腸管出血性大腸菌感染症について

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482

ページの先頭へ戻る