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報道発表資料  2013年7月2日  建設局

隅田川で「川床(かわゆか)」“かわてらす”の社会実験を実施
出店事業者を募集します

 建設局では、水辺の更なる魅力向上と地域の活性化を目的に、隅田川堤防の管理用通路を活用して、飲食店の営業を行う“かわてらす”社会実験を行います。(経緯等は別紙参照)
 “かわてらす”とは、夏の京都などでよく見られる「川床」の隅田川版です。今回の社会実験は、“かわてらす”の設置と飲食店営業を民間事業者に行っていただき、都は河川敷地の使用に係る規制を期間限定で緩和するという仕組みで、官民協働の取り組みとなります。
 このたび、この事業に参画いただける事業者を募集しますので、お知らせいたします。

写真 写真
(“かわてらす”の設置イメージ) 東京スカイツリーと隅田川

1 実験期間

 平成25年7月2日~平成28年3月末
 (設置のための一時占用許可期間はこのうち2年以内)

2 対象区間

 隅田川西側の下図の区間

イメージ

3 対象店舗

 隅田川に隣接し、実験期間中に営業している飲食店又は営業を予定している飲食店

4 主な募集条件

  • 建物及び土地所有者、地元町会や隣接者等と“かわてらす”設置に関する同意が得られていること
  • 清掃や緑化などの周辺環境の向上等による地域貢献を行うこと
  • 社会実験に関わる次の費用を負担すること
    かわてらすの設置・撤去及び維持管理、隅田川の魅力向上に資する取組、河川敷地の一時占用等

※設置にあたっては、構造・意匠等について河川管理者との協議・許可が必要となります。

5 募集要項

 本事業のホームページに掲載しています。

「2020年の東京」へのアクションプログラム2013事業
 本件は、「2020年の東京」へのアクションプログラム2013において、以下の目標・施策に指定し、重点的に実施している事業です。
 目標3 「水と緑の回廊で包まれた、美しいまち東京を復活させる」
 施策8 「人々が集い、賑わいが生まれる水辺空間を創出する」

問い合わせ先
建設局河川部計画課
 電話 03-5320-5486

〔別紙〕

“かわてらす”社会実験の経緯

 東京はかつて「水の都」と呼ばれていました。大川と呼ばれた隅田川は、花見、花火、夕涼みで庶民の娯楽の中心でした。近年では、東京スカイツリー人気等を受け、水上バスや屋形船の運航も増え、川に向かってテラス席を設ける店舗も出てくるなど、再び水辺に注目が集まっています。

 河川敷地の占用に関するルールは国が定めていますが、河川利用をより一層促進できるよう規制緩和が進められており、平成23年4月には、河川敷地占用許可準則(以下、「準則」という。)が改正され、河川敷地に飲食店や川床等の設置ができるようになりました。

 都内でも、水辺のにぎわい創出に向けて、テラスの利用を促進するスロープ等のハード整備や規制緩和等の取組を進めており、今夏には準則を適用したオープンカフェが隅田川沿いの河川敷地でもある隅田公園内(台東区)に誕生する予定です。この準則を適用するためには、地域協議会等での合意形成が必要となるため、設置する施設に対する地域の理解がなければなりません。

 今回の社会実験は、準則による“かわてらす”の設置を見据えた導入的な取組であり、水辺により近い場所で飲食を楽しむことのできる環境を、期間限定で民間事業者が整備できるようにするものです。実験により、“かわてらす”への理解を地域に促すとともに、事業者による施設の維持管理や安全性の確保、隅田川の魅力向上に資する取組等による地域貢献策などを検証していきます。

 社会実験が良好であった場合、“かわてらす”の継続した営業に向け、地域協議会の立ち上げなど準則の適用にも取り組んでいきます。

 なお、「かわてらす」という名称は、人々が集う川沿いの“テラス”席という意味に加え、水辺でにぎわうみんなの表情を楽しく“照らす”、太陽の光と水面に反射した光によってみんなの顔を明るく“照らす”という意味を込めて名付けました。

川床(かわゆか)とは

 河川に突き出して設けた飲食等のための高床式の工作物です。

写真
(隅田川の夜の眺め)

(参考)

 建設局では、水辺の更なる魅力向上と地域の活性化を目指し、インフラ整備を中心とした施策に取り組んでいます。
例:小名木川「塩の道」の整備、隅田川のスーパー堤防・テラスの整備、案内看板の設置、防災船着場の一般開放、扇橋閘門の運転時間の延長

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