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2013年5月23日
産業労働局
都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
◎4月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月▲29(前月▲30)とほぼ横ばいで、これまでの上昇傾向が一服した。また、今後3か月間(5~7月)の業況見通しDI(当月(4月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月▲13(前月▲10)と3ポイント減少、前々月(▲13)の水準に戻し、一進一退で模様眺めの状況が続く。
○業種別の業況DIをみると、製造業(▲29→▲27)は当月2ポイント増加、緩やかながら3期連続の改善となった。また、小売業(▲46→▲40)は6ポイント増加し、1月(▲43)を上回る大きな一歩を記す。一方、サービス業(▲17→▲21)は当月4ポイント減少し、昨年12月(▲21)の水準まで後退した。卸売業(▲31→▲31)は当月横ばいで、2007年7月(▲31)の水準を維持し、今後が注視される。
○前年同月比売上高DI(▲32→▲29)は、3ポイント増加、3期連続の改善となった。業種別にみると、製造業(▲37→▲30)が7ポイント改善。卸売業(▲31→▲27)、小売業(▲42→▲38)がともに4ポイント改善した。一方、サービス業(▲18→▲21)のみ3ポイント悪化した。
○業種別の業況見通しDIは、製造業(▲8→▲16)は8ポイント減少、業種区分別においても「材料・部品」(▲14→▲14)のみ横ばいで、他業種区分は悪化した。
特に「電気機器」(12→▲16)の大幅悪化が目立つ。また、卸売業(▲5→▲9)は4ポイント減少し前々月(▲9)の水準に戻した。一方、小売業(▲18→▲18)とサービス業(▲10→▲9)は、ともに横ばいとなった。
業況・見通しDIグラフ(全体)
(季節調整済みDI)
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毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者ならびに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。
郵送による配布、郵送による回収(毎月)
産業労働局商工部調整課
平成25年5月1日~平成25年5月10日
対象企業 3,875企業
(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業
回答企業数(回答率) 1,479企業(38.2%)
(業種別)
製造業 448企業(39.8%)
卸売業 382企業(43.7%)
小売業 295企業(33.7%)
サービス業 354企業(35.4%)
(規模別)
小規模 565企業(39.6%)
中小規模 302企業(44.5%)
中規模 369企業(45.1%)
大規模 228企業(42.5%)
規模不明 15企業(3.6%)
※全文
問い合わせ先 産業労働局商工部調整課 電話 03-5320-4635 |
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