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報道発表資料  2013年5月31日  福祉保健局

食中毒の発生について
居酒屋で発生した食中毒

 新宿区にある居酒屋で食中毒が発生しましたのでお知らせいたします。

探知

 平成25年5月27日(月曜)午前11時06分、新宿区保健所に「港区内の病院から腸管出血性大腸菌感染症発生届が提出された。患者は5月11日(土曜)に大学のクラブの仲間と新宿区内の居酒屋で会食を行っており、他に2名の体調不良者がいるとの情報がある。」旨の連絡が港区みなと保健所を通じてあった。

調査結果

 新宿区保健所は、探知後ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 東京都保菌者検索事業※等で把握していた腸管出血性大腸菌O157の散発患者情報を分析し、それぞれの喫食状況等について詳細な再調査を実施したところ、探知グループを含め6グループ、11名の患者が当該施設を利用していた。
  • 患者は当該施設を5月7日(火曜)から11日(土曜)にかけて利用し、5月10日(金曜)午後4時00分から5月16日(木曜)午後10時00分にかけて下痢、腹痛、発熱等の症状を呈していた。

決定

 新宿区保健所は、本日、下記の理由により本件を当該施設が調理し提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は当該施設が調理し提供した食事の他にはない。
  • 患者ふん便から腸管出血性大腸菌O157を検出した。
  • 患者の症状が腸管出血性大腸菌O157によるものと一致していた。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

担当保健所 新宿区保健所
患者関係 発症日時 5月10日16時00分から5月16日22時00分まで
症状 下痢・腹痛・発熱 等
発症場所 自宅 等
患者数 患者総数11名
(内訳)
男:5名(患者の年齢:18~41歳)
女:6名(患者の年齢:21~37歳)
入院患者数 7か所 7名(男:4名、女:3名)
診療医療機関数・受診者数 10か所 10名(男:5名、女:5名)
原因食品 当該施設で提供した食事
病因物質 腸管出血性大腸菌O157
原因施設 屋号 ○○○
業種 飲食店営業(一般)
営業者 ○○○
代表取締役 ○○○
営業所所在地 ○○○
本社所在地 ○○○
連絡先電話番号 ○○○
措置 上記営業者は5月30日から営業を自粛しており、新宿区は5月31日から6日間の営業停止の処分を行う。

[備考]

メニュー 【宴会コース(あやめコース)】
枝豆豆腐、大根のからすみサラダ、初かつおとサーモンのカルパッチョ、鶏焼き2種盛り合わせ(鶏もも肉辛みそ焼き、鶏つくね岩塩焼き)、長芋の照り焼き、茄子と里芋の揚げ出し蟹あんかけ、海老真丈の竹の子挟み揚げ、浅利と新生姜の炊き込みご飯、アイスクリーム
【単品及びランチバイキング】
牛肉の炙りにぎり、カレー、シュークリーム、ささみの梅しそ揚げ、お茶漬け、枝豆他(患者グループ全てに共通したメニューはない)
検査関係
5月30日現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター等
患者ふん便:10検体検査中
(8検体から腸管出血性大腸菌O157を検出)
従事者ふん便:6検体検査中
拭き取り検体:6検体検査中
食品:5検体検査中

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)

  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~5月30日まで 23件 505名 0名
(昨年同期) (61件) (1088名) (0名)
本年5月中(30日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (7件) (39名) (0名)

※東京都保菌者検索事業とは
 食中毒の未然防止並びに散発型集団発生食中毒の早期発見及び発生原因の究明を目的として実施する調査。腸管出血性大腸菌及びサルモネラに関し、医師から保健所等に届出のあった散発患者に対し喫食調査や発症状況等の調査、さらに検出された菌株について遺伝子解析等の検査を行い、感染源の共通性の把握を行うもの。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4475、4405

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