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報道発表資料  2013年4月26日  福祉保健局

知事指定薬物を含有する違法ドラッグの発見について
麻薬類似成分を検出

 都では、違法(脱法)ドラッグ※1による健康被害の発生を未然に防止するため、都内で流通、販売される製品の試買調査及び成分検査を行っています。
 今般、都内の店舗において購入した製品の試験検査を行ったところ、下記製品から「東京都薬物の濫用防止に関する条例※2」により販売等を禁止している「知事指定薬物※3」である「α‐PBP※4」及び「ペンテドロン※5」が検出されました。
 麻薬に類似した成分が含まれることから、都民にこれらの危険性について周知するとともに、違反製品に対して必要な措置をとりましたのでお知らせします。

違反製品の概要

製品名 LEOPARD RED
性状(内容量) 液体(1本5.5ミリリットル入り)
製造(輸入)者 不明(製品に表示がなされていない。)
販売店舗 名称 ●●●●●●
所在地 練馬区
購入方法 店頭にて直接購入
検出薬物 1本中「α‐PBP※4」を180ミリグラム検出、「ペンテドロン※5」を18ミリグラム検出

 

試験検査機関

 東京都健康安全研究センター

違反の事実及び適用条文

 東京都薬物の濫用防止に関する条例に定める知事指定薬物を含有する違法ドラッグを販売したことは、条例第14条第2号(販売、授与、販売若しくは授与目的の所持の禁止)の規定に違反する。

都民の皆様へ

 いわゆる「違法(脱法)ドラッグ」は、使用がやめられなくなったり、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があり、麻薬や覚醒剤と同様に大変危険な薬物です。決して摂取又は使用しないでください。
 当該品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には、速やかに医療機関を受診してください。

都の対応

  1. 販売業者に対し立入調査等を実施し、警告書を交付の上、製品の販売中止及び回収等を指示しました。
  2. 福祉保健局ホームページに製品名等を掲載し、摂取による危険性等を都民に周知します。
    都は、今後も試買事業等を通じて成分検査、指導及び取締りを強化し、違反品の早期発見及び流通防止に努めていきます。

製品写真(現品は、薬務課で保管しています。)

LEOPARD RED

写真 写真 写真
中身(赤色の液体)

※1 違法(脱法)ドラッグ
 麻薬、向精神薬又は覚醒剤には指定されていないが、それらと類似の有害性が疑われる製品をいう。乱用者の間では「合法ドラッグ」「合法ハーブ」とも称され、主に「ヘッドショップ」と称する販売店舗、インターネット等で、芳香剤やお香と称して販売されている。都ではこれらの製品を「違法(脱法)ドラッグ」と呼んでいる。

※2 東京都薬物の濫用防止に関する条例
 薬物の濫用から青少年をはじめとする都民の健康と安全を守るとともに、都民が 平穏にかつ安心して暮らすことができる健全な社会の実現を図ることを目的として、平成17年3月31日に制定された。

※3 知事指定薬物
 条例により、興奮、幻覚、陶酔その他これらに類する作用を人の精神に及ぼす物で、それを濫用することにより人の健康に被害が生じると認められるもののうち、都内において現に濫用され、又は濫用されるおそれがあると認められるものとして知事が指定したもの。
 指定に当たっては、あらかじめ、東京都薬物情報評価委員会が、薬物の危険性に関する情報の分析及び評価に関する調査を行い、その結果を知事に報告する。

※4 α-PBP(平成25年2月16日規制開始)
 化学名:1-フェニル-2-(ピロリジン-1-イル)ブタン-1-オン
 国内で麻薬として規制されているα-PVPと類似の化学構造を持つ物質であり、これらと類似の作用を有する可能性がある。

 化学構造式

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※5 ペンテドロン(平成25年2月16日規制開始)
 化学名:2-(メチルアミノ)-1-フェニルペンタン-1-オン
 国内で麻薬として規制されているメトカチノンと類似の化学構造を持つ物質であり、これらと類似の作用を有する可能性がある。

 化学構造式

写真

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部薬務課
 電話 03-5320-4515

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