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報道発表資料  2013年4月4日  環境局,建設局,財務局

東尾久(ひがしおぐ)浄化センター隣接敷地のダイオキシン類及び重金属等の土壌調査等の結果について

 環境局及び東尾久浄化センター隣接敷地の各管理者等は、東尾久浄化センター内の工事において、土壌中のダイオキシン類及び重金属等の濃度が、環境基準値を超過したことを受けて、当該地の隣接敷地において土壌等の調査を行うこととし(平成24年12月22日及び平成25年2月5日発表済み)、本年1月から詳細な表層土壌調査等を実施してきました。
 このたび、表層土壌調査等の結果が明らかになりましたので、お知らせします。

1 ダイオキシン類の調査結果

1) 土壌試料

 東尾久浄化センター隣接敷地の157箇所において、ダイオキシン類土壌調査を実施した。分析の結果、下表のとおり11箇所で環境基準値を超過した。(基準超過箇所は、別紙1及び別紙2参照)

 調査実施日:平成25年1月31日から平成25年2月14日まで

調査対象地 採取箇所数 基準超過箇所数 最高濃度
(pg-TEQ/グラム)
環境基準値
(pg-TEQ/グラム)
都立尾久の原公園 78 8 6,200 1,000以下
東尾久運動場(多目的広場)
及び月極駐車場等
24 3 3,500
東尾久運動場(テニスコート等) 11 0  370
都営町屋五丁目第3アパート
区立町屋五丁目住宅
7 0 1,000
首都大学東京荒川キャンパス 37 0 1,000

※pg(ピコグラム) 一兆分の1グラム
※TEQ ダイオキシン類の量を、最も毒性の強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの量に換算した値

2) 大気試料

 東尾久浄化センター隣接敷地内及び周辺地域の5箇所において、ダイオキシン類大気調査を実施した。分析の結果、下表のとおりすべての箇所で環境基準に適合していた(試料採取箇所は、別紙1参照)。

 調査実施日:平成25年2月7日から平成25年2月14日まで

調査対象地 採取箇所数 基準超過箇所数 最高濃度
(pg-TEQ/立方メートル)
環境基準値
(pg-TEQ/立方メートル)
都立尾久の原公園 2 0 0.051 0.6以下
東尾久運動場(テニスコート) 1 0 0.038
首都大学東京荒川キャンパス 1 0 0.041
区立原中学校 1 0 0.034

3) 水質試料

 都立尾久の原公園内のトンボ池において、ダイオキシン類水質調査を実施した。分析の結果、下表のとおり環境基準値の超過が確認された(試料採取箇所は、別紙1参照)。

 調査実施日:(1回目)平成25年2月15日、(2回目)平成25年3月4日

調査対象地 採取箇所数 基準超過箇所数 濃度
(pg-TEQ/リットル)
環境基準値
(pg-TEQ/リットル)
都立尾久の原公園 1 1 (1回目)4.6
(2回目)3.5
1.0以下

4) 底質試料

 都立尾久の原公園内のトンボ池において、ダイオキシン類底質調査を実施した。分析の結果、下表のとおり環境基準に適合していることが確認された(試料採取箇所は、別紙1参照)。

 調査実施日:平成25年2月28日

調査対象地 採取箇所数 基準超過箇所数 濃度
(pg-TEQ/グラム)
環境基準値
(pg-TEQ/グラム)
都立尾久の原公園 1 0 120 150以下

※参考資料 ダイオキシン類とは

2 重金属等の調査結果

(1) 調査内容

1) 土壌試料

 東尾久浄化センター隣接敷地の173箇所において、以下の内容により重金属等の土壌調査を実施した。
 調査対象物質:土壌汚染対策法及び都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の対象となる第一種有害物質(揮発性有機化合物:11種)、第二種有害物質(重金属等:9種)、第三種有害物質(農薬等:6種)

 調査実施日:平成25年2月18日から平成25年3月13日まで

調査対象地 採取箇所数 調査内容
都立尾久の原公園 83 第一種有害物質:土壌ガス調査
第二種有害物質:土壌溶出量調査、土壌含有量調査
第三種有害物質:土壌溶出量調査
東尾久運動場(多目的広場)
及び月極駐車場等
25
東尾久運動場(テニスコート等) 12
都営町屋五丁目第3アパート
区立町屋五丁目住宅
12
首都大学東京荒川キャンパス 41
2) 水質試料

 都立尾久の原公園内のトンボ池において、重金属等の水質調査を実施した(試料採取箇所は、別紙1参照)。
 調査対象物質:土壌試料と同様の有害物質(26種)

 調査実施日:平成25年3月4日

(2) 調査結果

1) 土壌試料

 下表のとおり、一部の敷地において、第二種有害物質のふっ素及びその化合物(溶出量)並びに鉛及びその化合物(含有量)について基準値の超過が確認された(基準超過箇所は、別紙1及び別紙3参照)。その他の第二種有害物質、第一種有害物質及び第三種有害物質については、基準超過は確認されなかった。

調査対象地 基準値を超過した調査項目 基準超過箇所数 最高濃度 基準値
都立尾久の原公園 鉛及びその化合物(含有量) 3 1,100 ミリグラム/キログラム 150ミリグラム/キログラム以下
ふっ素及びその化合物(溶出量) 3 3.8ミリグラム/リットル 0.8ミリグラム/リットル以下
東尾久運動場(多目的広場)及び月極駐車場等 鉛及びその化合物(含有量) 3 230ミリグラム/キログラム 150ミリグラム/キログラム以下
首都大学東京
荒川キャンパス
ふっ素及びその化合物(溶出量) 1 1.1ミリグラム/リットル 0.8ミリグラム/リットル以下
2) 水質試料

 尾久の原公園のトンボ池において実施した水質調査の結果、分析した有害物質26種すべてについて、環境基準に適合していることが確認された。

※詳細結果はこちら

3 今後の対応

 環境局は、ダイオキシン類の基準超過が確認された範囲について、汚染範囲を確定するため、「ダイオキシン類に係る土壌調査測定マニュアル」(環境省)に従って、深度方向の調査を実施する。また、都は、立入の制限や土壌の飛散防止など当面の対策を実施するとともに、深度方向の調査結果を踏まえ、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、対策地域の指定、対策計画の策定及び対策計画に基づいた土壌汚染対策を実施していく。さらに、大気中のダイオキシン類の状況を監視するため、隣接敷地において大気中のダイオキシン類濃度の調査を継続して実施していく。
 隣接敷地の各管理者等は、重金属等の基準超過が確認された箇所を対象として、より詳細な調査を実施し、詳細な調査の結果を踏まえて、土壌汚染対策法に基づき対応していく。

※別紙1 試料採取箇所及び調査結果概要(PDF形式:216KB)
※別紙2 ダイオキシン類土壌及び水質調査結果(PDF形式:234KB)
※別紙3 重金属等の土壌調査結果(PDF形式:190KB)

問い合わせ先
(隣接敷地のダイオキシン類の調査について)
環境局環境改善部化学物質対策課
 電話 03-5388-3473
(都立尾久の原公園の重金属等の調査について)
建設局公園緑地部公園課
 電話 03-5320-5377
(東尾久運動場(多目的広場)等の重金属等の調査について)
財務局財産運用部活用促進課
 電話 03-5388-2780
(東尾久運動場(テニスコート等)の重金属等の調査について)
下水道局建設部工務課
 電話 03-5320-6668
(都営町屋五丁目第3アパート及び区立町屋五丁目住宅の重金属等の調査について)
都市整備局都営住宅経営部住宅整備課
 電話 03-5320-5035
(首都大学東京荒川キャンパスの重金属等の調査について)
首都大学東京荒川キャンパス管理部管理課
 電話 03-3819-1211(代)

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