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報道発表資料  2013年1月31日  建設局

多摩動物公園情報
チーターに五つ子が生まれました!
2頭はキングチーター

 多摩動物公園(園長 田畑直樹)で平成25年1月6日(日曜)、チーターが5頭生まれました。2頭は世界的に見ても非常に珍しい「キングチーター」(※1)です。
 チーターを飼育下で繁殖させるのは難しく、日本国内では飼育している動物園館で短期ブリーディングローン(※2)などにより協力し合い、繁殖を推進してきました。その成果が実を結び、当園では過去5年の間にチーターが6回繁殖しました。今後、赤ちゃんの成長の様子をしっかり観察し、追って公開する予定です。公開日等は別途お知らせします。

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五つ子です

(1) 誕生したチーター

  • 誕生日
    平成25年1月6日(日曜)
  • 頭数
    5頭
  • 性別
    オス4頭 メス1頭(キングチーターはオス1頭、メス1頭)

(2) 両親

  • 母親
    スミレ 9歳(2003年6月5日 南アフリカ共和国生まれ)
  • 父親
    カイ 4歳(2008年3月5日 当園生まれ)

(3) 経過

 平成25年1月6日(日曜)、スミレ(メス)とカイ(オス)に5頭の赤ちゃんが誕生しました。そのうち2頭はキングチーターでした。今回3回目の出産を迎えるスミレは、現在落ち着いて赤ちゃんの世話をしています。赤ちゃん5頭はすくすく育っており、1月16日(水曜)に初めて体重の測定をしたところ900グラム~1100グラムでしたが、30日(水曜)には1500グラム~1800グラムになり順調に成長しています。

(4) 当園のキングチーター誕生について

 特徴的な模様をもつキングチーターは、劣性遺伝子によって生じ、両親双方からその遺伝子を受け継がないと誕生しません(※1)。しかし当園での誕生は、平成23年6月11日に今回と同じ2頭の間に生まれたメスのナデシコ(同年7月28日発表)、平成24年10月10日にキキョウとカンガの間に生まれたオスのイブキ(同年11月1日発表)に続き、これで3例目となります。
 このことについて、野生のキングチーターの数少ない確認例が南アフリカにあること、そして当園で飼育しているチーターは南アフリカから来園した個体またはその子であることから、当園にやってきたチーターの中に偶然、この劣性遺伝子を隠し持った個体が複数いたと考えられます(関係血統表参照)。
 なお、キングチーターは当園以外での国内誕生例はなく、国内でキングチーターを飼育しているのも当園だけです。

関係血統表

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※1 「キングチーター」について
 通常のチーターの体には独特の斑点模様がありますが、キングチーターはその斑点がつながり、帯状となるのが特徴です。発見当初は別種とされていましたが、遺伝的な研究によって両者は同種と判明し、キングチーターはチーターの変異個体であることが明らかになりました。キングチーターの体の模様に関する遺伝子は劣性遺伝子であり、両親双方からその遺伝子を受け継いで初めて2つの劣性遺伝子が対になり(ホモ接合)、特徴のある模様が現れます。世界では野生個体と飼育個体を合わせても、数十頭ほどしかいないという報告もあります。
※2 ブリーディングローンについて
 繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペア形成を促し、繁殖に寄与することを目的としています。

(5) 当園でのチーターの飼育状況

 22頭(オス13、メス9)※今回生まれた5頭を含みます。

(6) 国内のチーター飼育状況(2011年12月31日現在)

 9園館 98頭(オス50頭、メス48頭)
 資料:「チーター国内血統登録」【(公社)日本動物園水族館協会】

【参考】チーター(ワシントン条約附属書1表、IUCNレッドリスト危急種、東京都ズーストック種)

  • 学名
    Acinonyx jubatus jubatus
  • 英名
    African Cheetah
  • 分類
    食肉目ネコ科
  • 分布
    アフリカのニジェール共和国、ナミビア共和国、ボツワナ共和国などのサバンナ
  • 習性等
    陸上を走る動物の中では最も速く、時速100キロメートル以上のスピードで走ることができる。ただし、このスピードは長続きせず、継続して400メートルほどしか走ることができない。獲物を捕らえるときは時間をかけてそっと近づき、30メートルほどの距離から一気に追いかけてしとめる。

※附属書1表の正しい表記はローマ数字です。

ご案内

【多摩動物公園】
<開園時間>
 9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
<休園日>
 毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
<入園料>
 一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円
※小学生以下及び都内在住、在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネットでご覧いただけます。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
【多摩動物公園】
 電話 042-591-1611
建設局公園緑地部管理課
 電話 03-5320-5365

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