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報道発表資料  2012年11月5日  環境局

店舗営業における無駄なエネルギー使用の排除と省エネルギーのあり方検討会 検討まとめ

 都民・事業者の省エネ意識が高まり、様々な省エネ・節電の取組が進む一方で、大規模店舗やチェーン店における開け放し空調などの無駄なエネルギー使用について問題提起がなされています。また、店舗における省エネルギーの取組は、店舗の魅力向上につながります。こうしたことを踏まえ、都では、店舗営業における無駄なエネルギー使用の排除と省エネのあり方等について、検討会(委員長:首都大学東京特任教授 山本康友)において検討を重ねてきました。
 この度、検討会においてまとめを行いましたので、お知らせいたします。

検討会まとめのポイント

店舗営業におけるエネルギー使用のあり方

店舗営業における無駄なエネルギー使用と見直しの必要性
  • 69万の都内事業所のうち約3割を店舗が占めており、他業種と比べて割合が高いことからも、店舗における開け放し空調の見直し等の省エネの取組が重要
  • 扉がない店舗や、扉を閉めることが難しい店舗であっても、出入り口付近(2メートル程度)の空調を停止することが有効
  • 特に、大規模店舗や同様な店舗形態で多店舗展開するチェーン店などにおいては、率先した見直しが必要
省エネルギーと店舗の魅力向上に向けた取組
  • きめの細かい省エネ対策による顧客サービスや売上げの向上
    きめの細かい省エネ対策は、商品管理の徹底や、こまめな空調管理などを通じて、顧客サービスや売上げの向上にも貢献
  • 店舗の特性を活かした照明による魅力的な商品展示
    商品展示には、周囲と3倍以上の照度差が必要。通路部の照度を下げることで、照度を高めなくとも商品が目立つようになる。

東京都の役割

  • 都は、開け放し空調の見直しに向けて、扉を閉めるだけでなく、閉められない場合の対策を示して、指導を図っていく必要がある。
  • 都民が省エネに積極的に取り組む店舗を選択する行動を促すため、優良店舗を分かりやすく示していく必要がある。

 今後、都は、店舗における省エネルギーと店舗の魅力向上の考え方を普及するとともに、具体的な対策を提示するなど、店舗における省エネルギーを推進してまいります。

※別添 店舗営業における無駄なエネルギー使用の排除と省エネルギーのあり方検討会 検討のまとめ(PDF形式:824KB)

問い合わせ先
環境局都市地球環境部計画調整課
 電話 03-5388-3443

〔参考〕

事業者の優良事例

  内容
事例1 揚げ物を調理する設備を一日連続で通電していたが、節電のために、お客様のピーク時間を把握して、ピーク時に合わせて通電して調理する方式に変えた。
⇒お客様のピーク時に揚げたての商品が陳列されるようになり、省エネと同時に、商品の売上げも増加した。
事例2 節電のため、店内の通常時の冷房設定温度を高くした。お客様から暑いなどの苦情が出る可能性もあったが、お客様の様子やその日の天候に応じて、暑くないか声をかけ、きめ細かく温度調節をした。
⇒省エネを図るとともに、お客様を大事にするという印象を与えながら、快適な店内空間を提供している。
事例3 ショッピングセンターにおいて、消費電力の多いベース照明や通路部の照明を間引き・消灯して照度を下げた。また、スポット照明をLED照明に入れ替えることや、新規出店や改装時に店内の内装を明るい色に変更した。
⇒通路部の照度を下げることで、店舗や商品が目立つようになったほか、落ち着いた雰囲気を醸し出すことができた。また、LED照明の採用により、ランプからの発熱がほとんどなくなったため空調負荷が軽減され、内装を明るくすることで、ランプを少なくしても同じ照度を保つことができるようになるなど、店舗の魅力を高めながら、省エネを実現することに成功した。
事例4 商業施設の管理担当者が各店舗を巡回し、店舗テナントの店長に省エネへの協力を要請するとともに、照明や空調設備の稼働状況を確認・調整した。店長の判断だけでは対応できない場合には、テナントの本社にも協力依頼を行った。
⇒店舗テナントの節電意識も高まり、店舗全体でのエネルギー使用量の削減につながった。

※事業者の優良事例の詳細につきましては、環境局ホームページに掲載します。

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