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報道発表資料  2012年11月13日  福祉保健局

アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)
第8回アジア大都市感染症対策プロジェクト会議・人材育成研修をハノイで開催しました

 平成24年10月30日から11月1日までの間、ハノイで開催された「第8回アジア大都市感染症対策プロジェクト会議・人材育成研修」(平成24年10月23日報道発表済)の概要についてお知らせします。

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1 会議日程

 平成24年10月30日(火曜日)から11月1日(木曜日)まで

2 場所

 ベトナム・ハノイ
 ハノイ・ホライズン・ホテル内会議室(所在地:40 Cat Linh Street, Hanoi, Vietnam)

3 会議参加都市 6都市

 ハノイ(開催都市)、バンコク、ジャカルタ、ソウル、台北、東京

4 会議の成果

(1) 鳥、新型インフルエンザ対策について

 東京からインフルエンザのサーベイランス体制について報告を行うとともに、台北、ハノイより鳥インフルエンザの発生状況及び対策について報告があり、活発に意見交換を行った。新型インフルエンザ対策については、今後とも各都市が情報を共有し、引き続き協力していくこととした。

(2) HIV/AIDS対策について

 ハノイ、ソウルよりHIV/AIDS対策について報告があった。
治療へのアクセス、結核合併例、母子感染等に関し、アジア大都市間におけるHIV/AIDS対策に係る協力について、活発な意見交換が行われた。

(3) 熱帯感染症対策について

 ハノイより、デング熱(※1)及びコレラに対する早期探知と迅速な対応のモデルについて報告があった。診断基準、報告及びサーベイランスの体制、保健スタッフのネットワーク、感染症発生時における地域のまん延防止策などについて、活発な意見交換が行われた。
 今後、各都市の経験や情報の共有化を進め、感染拡大防止に活かしていくことで認識が一致した。

(4) 結核対策について

 東京、ハノイ、ソウルから、それぞれの結核の状況及び対策について報告を行い、多剤耐性結核、抗結核薬による副作用、若年層における結核、治療へのアクセス、移民の結核等について、議論を行った。

(5) 新型インフルエンザ共同調査研究(※2)について

 東京から、新型インフルエンザ・サーベイランス体制の強化に係る共同調査研究の概要を報告するとともに、ジャカルタから、今年実施しているサーベイランスの訓練及び実施状況について報告がなされた。
 東京から、今後の同研究の実施案について説明を行い、活発な意見交換を行った。
 平成25年2月に東京で開催予定の共同調査研究会議において、各都市の意向を踏まえ、その後の実施体制について決定することで合意した。

(6) その他

 ベトナムの保健当局により、新興感染症及び再興感染症の対策及び予防についての経験が共有された。
 バンコクより、洪水期における感染症対策について報告があった。
 ハノイより、災害時及び災害後における感染症対策のための技術や資源について、ANMC21参加都市間で協力していくことが提案された。

※1 デング熱について
 デング熱は、蚊が媒介する感染症で、発熱、頭痛、筋肉・関節痛等が主症状である。熱帯・亜熱帯地域に広く分布するが、特に、東南アジア、南アジア、中南米において患者の報告が多い。出血症状を呈するものをデング出血熱と呼んでいる。

※2 新型インフルエンザ共同調査研究について
 新型インフルエンザ流行の早期探知・対応の仕組みを強化し、アジア大都市におけるより強固な感染症対策の実施に繋げることを目的とする取組。
 平成24年度はジャカルタをモデル都市として、インフルエンザ・サーベイランスを実施している。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482

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