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報道発表資料  2012年10月22日  福祉保健局

社会福祉施設等における腸管出血性大腸菌感染症の集団感染の防止について

 都内の保育園において腸管出血性大腸菌感染症(O26)の集団感染が発生しました。
 腸管出血性大腸菌感染症は、感染力が強く、施設や家庭等でも容易に感染が拡大し、また、重症化することも少なくないため、十分な注意が必要です。
 都では、乳幼児や高齢者等が集団生活を行う施設において、感染症や食中毒の発生に十分に注意し、手洗いの徹底や施設の衛生管理に万全を期すよう注意喚起を行うことといたしました。

1 腸管出血性大腸菌感染症の発生状況等

 腸管出血性大腸菌感染症には、O157、O26、O111などの型があり、都内では年間に約250~400人の患者が発生しています。(過去5年)
 同一施設での集団感染は、都内では稀な事例です。全国では年間に10数件が報告されており、このうち食品媒介等ではなく、人から人へ感染したと考えられている事例は、大部分が保育園・幼稚園での発生です。

2 都内の保育園の事例

 町田市内の保育園で発生した事例では、10月5日、町田市保健所に医療機関から一人目の患者の発生届が提出され、保健所は当日、同園を訪問し、状況調査と衛生指導を行うとともに、同園に通う全園児及び全職員等を対象とした健康調査を行っています。これまでのところ感染者は16名、このうち有症状者は9名となっており、いずれも軽症です。感染者は全て園児で、職員の感染者は確認されていません。(平成24年10月22日現在)
 なお、感染が確認された園児は、菌の消失が確認できるまでの間、登園を控えていただいています。

3 感染防止のために注意すべき事項

 腸管出血性大腸菌感染症の感染経路は、経口感染です。菌に汚染された食品等を喫食することにより感染します。また、患者の便や菌のついたものに触れた後、手洗いを十分に行わなかった場合などに、人から人への感染を起こす可能性があります。
 食事前やトイレの後、排泄の介助やオムツ交換等を行った後には、その都度、石鹸と流水による手洗いをきちんと行うことが重要です。
 菌に汚染した可能性のある場所は、適切な方法で消毒を行う必要があります。
 なお、例年11月以降の時期は、感染性胃腸炎の集団感染が多発する時期ともなるため、各施設においては、感染症や食中毒の発生防止に十分に注意するとともに、集団感染等が疑われる場合には、速やかに保健所に報告、相談を行ってください。

※参考 腸管出血性大腸菌感染症について
※別添 社会福祉施設等における腸管出血性大腸菌感染症の集団感染の防止について(注意)(PDF形式:10KB)
※別添 腸管出血性大腸菌感染症発生状況 2012年41週まで(PDF形式:135KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482

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