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報道発表資料  2012年10月15日  青少年・治安対策本部

「ハイパースムーズ作戦中間のまとめ」について

 東京都は、警視庁及び東京国道事務所と連携し、既存の道路を活用した即効性のある渋滞対策として、従来の交差点を中心とした「点」の対策から、交通渋滞を路線区間単位でとらえる「線」の対策へと新たな展開を図るとともに、ITS(※1)技術も導入した上で、交通流の円滑化を図る渋滞対策事業「ハイパースムーズ作戦」を実施しています。
 このたび、平成20年度から平成27年度までの事業期間のうち、前半4年間の実施状況について取りまとめましたので、お知らせします。

1 事業概要

  • 事業期間
    平成20年度~平成27年度
  • 取組体制
    東京都、警視庁、東京国道事務所の連携
  • 事業対象
    都内の渋滞の著しい30路線区間(別紙参照)
  • 事業目標
    ピーク時旅行時間30%削減

2 対策の内容

(1) 路線区間を特定して実施する対策

  • 需要予測信号制御(交差点に到着する交通流を予測して行う信号制御)
  • 交通情報板の設置(文字、図柄等の表示によるルート別の渋滞情報を提供)
  • 道路施設の改善(右左折車線の設置・延伸等の交差点改良、車線幅員の見直し等) 等

(2) 30路線区間全体を対象として実施する対策

  • 荷さばき可能駐車場の設置(コインパーキング内等の路外の荷さばきスペースの確保)
  • 客待ちタクシー対策(客待ちタクシーの待機場の整備)
  • 空港直行バスへのPTPS(※2)の導入(空港直行バスに対する優先的な信号制御)等

3 目標達成状況

 4年間の取組の結果、ピーク時旅行時間 12.3%削減

主な事例

  1. 靖国通り・京葉道路(対象区間:緑三丁目から専大前まで)
    〔対策内容〕 需要予測信号制御・交通情報板の設置
    〔事業効果〕 上り車線 ピーク時旅行時間 36.2%削減
  2. 目白通り(対象区間:西落合一丁目から江戸川橋まで)
    〔対策内容〕 需要予測信号制御・中央分離帯移設及び右折レーン増設 他
    〔事業効果〕 上り車線 ピーク時旅行時間 17.6%削減
  3. 環八通り(対象区間:多摩美大前から四面道まで)
    〔対策内容〕 信号調整・需要予測信号制御・区画線変更
    〔事業効果〕 外回り車線 ピーク時旅行時間 22.4%削減

4 今後の取組

 後半4年間で事業目標を達成できるよう、需要予測信号制御などITS技術を活用した対策をはじめ、更なる渋滞解消に向けたさまざまな取組を引き続き推進していきます。

 本件は、「2020年の東京」への実行プログラム2012において、以下の目標・施策に指定し、重点的に実施している事業です。
 目標4 「陸と海と空を結び、東京の国際競争力を引き上げる」
 施策10 「陸・海・空の高度な交通ネットワークを形成し、国際競争を勝ち抜く」

問い合わせ先
青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課
 電話 03-5388-3115

〔別紙〕

「ハイパースムーズ作戦」事業対象路線

番号 路線名称
1 靖国通り
2 京葉道路
3 晴海通り
4 永代通り
5 昭和通り
6 中央通り
7 金座通り先
8 外堀通り
9 第一京浜
10 目白通り
11 外苑東通り
12 水戸街道
13 三ッ目通り
14 四ッ目通り
15 湾岸道路
16 池上通り
17 中原街道
18 玉川通り
19 環八通り
20 甲州街道
21 青梅街道
22 新青梅街道
23 世田谷通り
24 早稲田通り
25 川越街道
26 中山道
27 日光街道
28 環七通り
29 墨堤通り
30 新大橋通り

※1 ITS(Intelligent Transport Systems):高度道路交通システム
 最先端の情報通信技術によって人・道路・車両の間で情報をやり取りし、事故抑制や渋滞解消などを目指す新しい交通システム。
(例)カーナビ、ETC(自動料金収受システム)、安全運転支援システムなど

※2 PTPS(Public Transportation Priority Systems):公共車両優先システム
 道路上に設置された光ビーコン(※3)を利用して、バス等の公共車両に搭載された車載器からの車両情報を識別し、そのバスが交差点を通過する際に、優先的な信号制御を行い、円滑な走行を確保するシステム。

※3 光ビーコン
 近赤外線により走行車両の車載装置と双方向通信を行う装置。車両の台数や位置などのデータをリアルタイムに収集するとともに、ドライバーに交通情報を提供する。

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