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報道発表資料  2012年9月20日  福祉保健局

結核集団感染の発生について

 都内企業の社員が結核を発病し、その家族と勤務先の社員が結核に集団感染する事例が発生しました。
 他人に感染させるおそれのある患者は初発患者のみで、感染拡大は防止されていると考えられます。
 結核は過去の病気ではありません。都民の皆さまにおいては、咳や痰などの症状が2週間以上続く場合など、結核が疑われる症状があれば、直ちに医療機関を受診するようお願いいたします。

1 初発患者の状況

  • 30歳代男性(足立区在住)
  • 平成23年11月頃から咳症状があったが、平成24年2月以降、発熱、体重減少が生じ、医療機関を受診。平成24年3月に結核と診断された。現在は入院治療を終え、通院治療中。
  • 所属企業から他の企業に派遣され勤務していた。

2 接触者健診等の結果(平成24年9月20日現在)

  管轄保健所 健診
実施者数
結果
発病者 感染者
初発患者 足立区・足立保健所 1 0 1
家族・友人 足立区・足立保健所 3 2 0 2
派遣先企業1 港区・みなと保健所 29 1 10 11
派遣先企業2 品川区・品川区保健所 168 5 44 49
所属企業 豊島区・池袋保健所 11 0 0 0
211 9 54 63

※発病者9人は現在通院治療中であり、他人に感染させるおそれはない。
※感染者54人のうち40人は発病予防のため服薬治療中、14人は経過観察中
※遺伝子検査の結果、初発患者と発病者1人の型が一致した。

3 感染拡大の主な要因

  • 初発患者は咳症状が長期間続いたものの、喫煙によるものと考え、医療機関受診までに時間を要した。

4 都及び特別区の対応

  • 患者の居住地、企業の所在地を管轄する関係区が、接触者調査、健康診断、相談等を実施。接触者について引き続き経過観察を実施するとともに、内服加療中の者に対し服薬治療の支援を行う。
  • 都は、状況把握、連絡調整など、関係区を支援。また、関係団体を通じて都内企業及び医療機関に対し、結核の早期発見・早期診断を促す注意喚起を行う。

5 その他

 毎年9月24日から30日は「結核予防週間」です。都においても、結核についての正しい知識と予防の重要性について、普及・啓発を図ることとしています。

※参考1 「結核について」(PDF形式:65KB)
※参考2 「長引くせきは赤信号」(PDF形式:2.20MB)
※参考3 公益財団法人結核予防会ホームページ「結核の常識2012」

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4483

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