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報道発表資料  2012年9月13日  中央卸売市場

豊洲新市場土壌汚染対策工事における
底面管理調査結果等の公表について(その2)

 豊洲新市場用地における土壌汚染対策工事では、このたび、底面管理調査(一部)、汚染状態にあるものとみなされている区域の調査(一部)、盛土の安全性確認調査(一部)などの各調査結果について、請負者よりデータを受領し、工事用ホームページ上で公表しましたので、お知らせいたします。

1 底面管理調査(一部)

調査の概要

 不透水層付近まで操業由来の汚染物質が達している区画において、不透水層以下について、深さ方向で2メートル(2深度)続けて汚染がないことを確認(以下「2深度確認」という。)するための調査

調査結果

 今回調査を行った292地点のうち、

  • ベンゼン113地点、シアン化合物37地点、鉛(溶出)1地点、六価クロム1地点、鉛(含有)17地点について、2深度確認を完了した。
  • ガス工場操業に由来する汚染として、ベンゼン68地点及びシアン化合物16地点で環境基準超過を確認した。このうち、ベンゼン5地点で環境基準の100倍を超える濃度を検出し、最大濃度は環境基準の1,000倍であった。いずれの地点においても汚染のある深度は確定しており、確実に掘削除去する。
  • ヒ素については、141地点中139地点で、不透水層内で環境基準超過を確認したが、調査結果から、自然由来と判断した。

今後の対応

 引き続き調査を実施し、ガス工場操業に由来する汚染が確認された場合は、確実に除去する。

2 帯水層底面調査(一部)

調査の概要

 ベンゼンについて、地表から深さ10メートル以内に帯水層の底面が存在する場合、その底面の土壌について行う調査。平成22年4月に施行された改正土壌汚染対策法に規定された。

調査結果

 今回調査を行った156地点のうち、66地点でベンゼンの汚染を確認した。
 なお、これら66地点については、底面管理調査により2深度確認を完了した。

今後の対応

 引き続き調査を行い、帯水層底面で汚染が確認された場合は、底面管理調査を行い、2深度確認を実施する。

3 汚染状態にあるものとみなされている区域の調査(一部)

調査の概要

 過去に東京ガスが行った調査で汚染が確認されているA.P.+2メートル以下の深度で、汚染状態にあるものとみなされている周辺区画の汚染の有無を確認する調査

調査結果

 今回458地点(1,002検体)で調査を行い、ガス工場操業に由来する汚染として、シアン化合物16地点(28検体)、ヒ素(溶出)50地点(63検体)、鉛(含有)28地点(28検体)を確認した。
 また、ヒ素(溶出)157地点(421検体)及び鉛(溶出)5地点(5検体)で環境基準の10倍以下の汚染を検出した。

今後の対応

 引き続き調査を行い、ガス工場操業に由来する汚染が確認された場合は確実に除去する。
 なお、環境基準の10倍以下のヒ素(溶出)、鉛(溶出)はガス工場操業に由来する汚染ではないと考えられると専門家から見解※をいただいているため、対策は行わない。
※特定有害物質の過去の調査による判断や分布特性等の観点から検討を行ったうえでの、専門家の判断

4 盛土の安全性確認調査(一部)

調査の概要

 技術会議の提言に基づき、ガス工場操業地盤の上の全盛土について、市場用地の特殊性を考慮し、念のため安全性を確認するための調査。100立方メートル毎に25物質(土壌汚染対策法で指定された特定有害物質)について行う。

調査結果

 今回 216地点(2,483検体)について調査を行い、15地点(15検体:0.6%)で環境基準超過を確認した。
 環境基準超過物質は、ヒ素(溶出)13地点(13検体)、鉛(含有)1地点(1検体)、ふっ素1地点(1検体)で、いずれも環境基準の2倍以下であった。

今後の対応

 引き続き調査を行い、汚染が確認された場合は、適切に処理する。

5 旧管理用通路の調査

調査の概要

 6街区の旧東京ガス工場用地に隣接する旧護岸の管理用通路部については、新市場用地となることから安全・安心に万全を期すため、専門家会議で定めた調査と同様の調査を行う。

調査結果

 62地点において調査を行い、土壌ではシアン化合物2地点、ヒ素8地点(うち7地点は自然由来と判断)で、地下水ではベンゼン1地点、シアン化合物14地点、ヒ素1地点で環境基準超過を確認した。

今後の対応

 確認した汚染土壌(自然由来のヒ素を除く)及び汚染地下水については、確実に除去・浄化を行う。

6 新海面処分場等へ搬出するために実施する、搬出先の「受入基準」に基づく化学性状試験結果を受けた対策(調査)(一部)

調査の概要

 新海面処分場等へ搬出するために実施する、搬出先の「受入基準」に基づく化学性状試験の結果(平成24年3月2日に公表済)を踏まえ、次の調査を実施。

(1) 受入基準を超過したものについて、A.P.+2メートル以深への操業由来の汚染の可能性を確認するための調査
(2) 受入基準以下であるが、環境基準の値を超過したものについて、土壌汚染対策法に規定されている分析方法による調査

調査結果

(1) について
 ガス工場操業に由来する特定有害物質(以下「ガス工場操業由来の物質」という。)について、受入基準の超過を確認した鉛(溶出)6箇所及び環境基準の値を超過した鉛(含有)3箇所において、A.P.+2メートルの深度で調査を行い、全て受入基準内であることを確認した。

(2) について
 ガス工場操業由来の物質(ベンゼン、シアン化合物、水銀)及びPCBについて、同じ試料を土壌汚染対策法に規定される分析方法でベンゼン1検体、シアン化合物1検体、水銀6検体、PCB2検体の分析を行い、全て環境基準以下であることを確認した。
これらのことから、A.P.+2メートル以深への操業由来の汚染の可能性はないことを確認した。

今後の対応

 A.P.+2メートル以深への操業由来の汚染の可能性の確認が完了していない箇所について、引き続き調査を実施する。

 これらの調査結果等の詳細については、豊洲新市場土壌汚染対策工事ホームページをご参照ください。

問い合わせ先
中央卸売市場新市場整備部施設整備課
 電話 03-3547-7047

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