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報道発表資料  2012年9月10日  教育庁

都立学校におけるプール等水道水の流失事故について

 新学期開始に伴い、全都立学校に水道水使用の一斉点検を実施したところ、既報告事故も含め、プール等の水道水流失事故が5件発生したことを確認いたしましたので、お知らせします。

1 概要

(1) 都立文京盲学校

 平成24年8月10日(金曜日)、同校経営企画室職員が水道メータを検針したところ、前日午前8時の検針値と比較して176立方メートル変動していた。通常の使用水量を差し引いても異常な値であることから原因を確認したところ、プールの給水バルブが完全に閉められておらず、給水状態のままになっていたため、バルブを閉めて給水を停止させた。

ア 経緯
 8月9日(木曜日)

 午前、同校水泳部顧問である保健体育科教諭は、水泳部練習の指導に当たり、プール水位が約30センチメートル低下していたこと及び水温が高かったことから、水量補充のために、給水バルブを開けて給水を開始した。
 同日正午過ぎに水泳部の活動終了後、当該教諭は給水を止めるためにバルブを締めたが、完全に閉まっておらず、給水が継続している状態だった。当該教諭はそれに気づかずに配管室から退室した。
イ 流失した水道水(推定)
 約118立方メートル
ウ 現在の学校の対応
 プールへの停止作業の確認を複数の教員が行うとともに、管理職も確認を行うこととした。あわせて、異常水量の早期発見を図るため、水道メータの確認作業について、これまでの朝確認に加え、昼及び夕刻の時間においても実施することとした。

(2) 都立中野工業高等学校

 平成24年8月12日(日曜日)、サッカー部顧問の主任教諭は、部活動指導後生徒にシャワーを使用させるため男子更衣室兼シャワー室を解錠したところ、シャワー5箇所と流しの蛇口1箇所から水が流れている状況を発見した。同主任教諭は、直ちに全ての蛇口を閉めた。

ア 経緯
 8月10日(金曜日)

 受水槽清掃作業のため午後1時頃から断水したが、生徒への周知が不十分であったことから一部の生徒がシャワーを使用し、シャワー使用中に水が出なくなったため生徒はシャワーの蛇口を閉めずに退室した。また、清掃作業後の確認が不十分であったことから、シャワーが流水していることを確認できず異常が発見されるまで水道水を流失させた。
イ 流失した水道水(推定)
 約294立方メートル
ウ 現在の学校の対応
 断水や停電を伴う清掃や工事の際は、職員だけでなくホームルーム、校内放送、掲示により生徒への周知についても徹底する。あわせて、受水槽清掃時だけでなく、停電を含む他の点検・工事の終了後の校内点検を徹底し異常の早期発見に努めることとした。

(3) 都立稔ケ丘高等学校

 平成24年8月17日(金曜日)、校長は、壁面緑化用散水管から水が流れていることに気付き止水弁を閉鎖し水を止めた。

ア 経緯
 8月15日(水曜日)

 同校校長は、午後6時30分頃止水弁を開放し散水を開始した。校長は、その後、校長室に戻り事務作業を行い散水していることを失念し、午後8時30分頃退庁した。異常を発見するまで水道水を流失させた。
イ 流失した水道水(推定)
 約113立方メートル
ウ 現在の学校の対応
 同様の事故が再発しないよう、管理体制及び確認体制を整備し、複数職員による確認を徹底することとした。

(4) 都立千歳丘高等学校

 平成24年8月23日(木曜日)、同校経営企画室職員が水道メータ検針したところ、前日午後5時00分の検針値と比較して398立方メートル変動していた。通常の使用水量を差し引いても異常な値であることからプール給水バルブを確認したところ、給水状態であることを確認したため直ちに給水を停止させた。

ア 経緯
 8月22日(水曜日)

 同校水泳部顧問である保健体育科主幹教諭は、水泳部練習の指導に当たりプール水位が約25センチメートル低下していたこと、透明度が低かったこと、前週に発生した藻の影響による悪臭が残っていたことから、水質改善等のため水泳部員生徒に給水バルブを開けるよう指示した。
 サッカー部顧問を兼任している同主幹教諭は、水泳部の練習後、サッカー部の指導に当たり、給水停止の確認を失念し勤務時間終了後、夕方退庁した。
イ 流失した水道水(推定)
 約366立方メートル
ウ 現在の学校の対応
 プール管理を担当している保健体育科の責任を明確にするとともに、プール給水バルブの開栓について、校長又は副校長及び経営企画室の許可を得て行うこととし、停止についても報告させ、管理職による止水確認を徹底した。あわせて、異常水量の早期発見を図るため、朝夕の水道メータの確認作業を継続するとともに、給水バルブの点検を一日3回実施することとした。

(5) 都立久我山青光学園

 平成24年8月27日(月曜日)、夏季プール指導実施のため、視覚障害教育部門保健科教諭がプールへの給水作業を行おうと機械室に入室したところ、給水用タンクから水が排水されている状況を発見した。原因を確認したところ、本来スイッチが切れているはずの揚水ポンプのスイッチが入ったままになっていたため、スイッチを切り給水を停止させた。

ア 経緯
 8月24日(金曜日)

 同校知的障害教育部門保健体育科教諭は、夏季プール指導終了後、プールへ給水するための揚水ポンプを停止させるためスイッチ操作を行ったが、操作方法を誤ったため揚水ポンプは継続して稼動状態となった。しかし、当該教諭は、揚水ポンプが停止したものと誤認し、機械室から退室した。その後、給水用タンクがオーバーフローとなり、異常が発見されるまで水道水を流失させた。
イ 流失した水道水(推定)
 約884立方メートル
ウ 現在の学校の対応
 プールへの給水及び停止作業の確認を複数の教員が行うとともに、確認記録を付けることとし、当確認記録については、校長又は副校長において毎日確認することとした。さらに、水道メータの確認作業について、これまでの朝確認に加え、昼及び夕刻の時間においても実施することとした。

2 都教育委員会の対応

 都立学校におけるプール水の管理及び節水対策について、9月5日(水曜日)付けで全都立学校長に対し本件を踏まえた通知を改めて発出し、プール管理責任者の指定による管理責任の明確化、プール日誌を活用したプール給水管理及び経営企画室によるダブルチェックの義務付け、プール水のみならず学校で使用する全ての水道水の適正管理を徹底させ同様の事故の再発防止に取り組ませた。

問い合わせ先
((2) 、(3) 及び(4))
教育庁都立学校教育部高等学校教育課
 電話 03-5320-6744
((1) 及び(5))
教育庁都立学校教育部特別支援教育課
 電話 03-5320-6754

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