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報道発表資料  2012年9月4日  生活文化局

美容関連の通信販売事業者に表示の改善を指示
五都県で合同実施

 五都県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・静岡県)は、痩身や美肌の効果をうたう商品について、自社通信販売サイト上で不当な表示を行っていた事業者に対し、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景品表示法」という。)第7条の規定に基づき、本日、表示の改善を指示しました。
 当該事業者は、過去に五都県による指導を受けていたにもかかわらず、消費者を誤認させる表示を繰り返していました。

1 事業者の概要

 事業者名:健康コーポレーション株式会社(代表取締役 瀬戸健)
 所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー31階
 (登記上は、東京都中野区中央2-9-1 サン・ロータスビル4階)
 設立:平成15年4月
 資本金:1億円(平成24年1月現在)
 事業内容:美容関連商品の製造・販売等(自社通信販売サイト「健康オンラインショップ」の運営等)

2 対象商品

(1) ボディ用マシーン(EMS・超音波機器)「ボニック」及び専用化粧品「ボニックジェル」
(2) 美顔器「エステナードソニック」及び専用化粧品「ホワイトジェル」
(3) ダイエット食品「豆乳クッキーダイエット」

3 不当表示の概要(詳細は別紙1のとおり)

「980円」と機器を非常に安い価格で購入できることを強調していたが、実は一本数千円のジェルとセット販売なので、消費者の支払う総額は高額となる・・・有利誤認

(例)

  • ボニック:「通常価格25,000円 約96%OFF 980円」
  • エステナードソニック:「今なら45,300円が97%OFF」「980円 97%OFF」

常時設定の割引価格を「今なら」「今だけ」と強調…有利誤認

(例)

  • 豆乳クッキーダイエット:「今だけの半額特価キャンペーン実施中」

合理的な根拠があるとは認められない効果効能等を強調・・・優良誤認

(例)

  • ボニック及びボニックジェル:「新陳代謝が活発になる」「皮下脂肪に働きかけます」
  • エステナードソニック及びホワイトジェル:「お肌の悩み全て解消」「ターンオーバーを早め、古いメラニンの排泄をうながす」
  • 豆乳クッキーダイエット:「1食分の栄養をしっかりカバー」

※五都県からの指摘後、事業者側は指摘した表示内容の大部分に変更を加えている。

4 改善指示の内容

(1) 「優良誤認」、「有利誤認」に該当する表示について、速やかに修正すること
(2) 今後、一般消費者に誤認されるおそれのある表示を行わないこと
(3) 上記(2) のために必要な措置を講じ、役員及び従業員に周知すること
(4) 指示の内容に対する改善措置について、平成24年9月19日までに文書で報告すること

5 業界団体への要望

 公益社団法人日本広告審査機構、公益社団法人日本通信販売協会等の業界団体に対して、本日、以下の要望を行った。
(1) 指示の事実を関係事業者に周知するなどして、景品表示法及び関係法令の遵守を図ること
(2) 以下を踏まえ、団体としてより一層、関係事業者の広告・表示適正化の促進を図ること

  1. 定期購入コースを設けて継続購入を促す商品については、定期購入であることと、最低購入回数その他の取引条件が消費者に分かりやすく示されている必要がある。
  2. 効能効果の表示に際しては、適切な実証実験等に基づく客観的な根拠を確認した上で行う必要がある。

消費者へのアドバイス

 販売価格を実際よりもお買い得にみせかけている広告があることに注意し、その価格が適用されるのはどのような場合なのか、しっかり確認しましょう。また、広告に書かれた効能効果についてうのみにせず、購入に際しては十分に情報収集を行いましょう。

※別紙1 指摘した不当表示一覧(PDF形式:160KB)
※別紙2 実際の表示画像の例(PDF形式:231KB)

問い合わせ先
生活文化局消費生活部取引指導課
 電話 03-5388-3068

〔参考〕

五都県での広告表示等適正化の取り組みについて

 広域的・効果的な表示等の適正化を推進するために、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県は、平成17年11月に「四都県広告表示等適正化推進協議会」を設立した。平成19年度からは、静岡県が参加し、「五都県広告表示等適正化推進協議会」として、事例研究や情報交換、違反事業者の調査、指導を行っている。

【これまでの主な取り組み】

  • 防災・節電商品の不当な二重価格表示等に関する合同指導(平成23年12月1日)
  • 車検整備事業者の不当表示についての改善指示(平成20年3月26日)

景品表示法で禁止されている不当表示

  • 優良誤認(第4条第1項第1号)
    内容について、実際のものよりも(又は事実と相違して競争事業者に係るものよりも)著しく優良であると一般消費者に示す表示
  • 有利誤認(第4条第1項第2号)
    取引条件について、実際のものよりも(又は競争事業者に係るものよりも)著しく有利であると一般消費者に誤認される表示
  • その他(第4条第1項第3号)

景品表示法に基づく都道府県知事の指示(第7条)

 都道府県知事は、第4条第1項の規定に違反する行為があると認めるときは、当該事業者に対し、その行為の取りやめ若しくはその行為が再び行われることを防止するために必要な事項又はこれらの実施に関連する公示その他必要な事項を指示することができる。
 その指示は、当該違反行為が既になくなっている場合においても、することができる。

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