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報道発表資料  2012年8月23日  環境局

店舗営業における無駄なエネルギー使用の排除と省エネルギーのあり方検討会 中間のまとめ

 省エネ意識の高まりを受け、都民・事業者において、様々な省エネルギー・節電への取組が行われている中、大規模店舗やチェーン店においては開け放し空調などの無駄なエネルギー使用が見受けられます。都では、こうした店舗におけるエネルギーの無駄遣いを排除し、省エネルギーを推進するために、店舗営業におけるエネルギー使用のあり方等について、事業者の優良事例も踏まえながら、検討会(委員長:首都大学東京特任教授 山本康友)において議論を進めてきました。
 この度、検討の中間のまとめを行いましたので、お知らせいたします。

中間のまとめ(概要)

店舗営業におけるエネルギー使用のあり方

店舗における開け放し空調等の無駄なエネルギー使用について

  • 都民・事業者が、省エネ・節電に様々な努力を行っている一方で、開け放し空調により路上まで冷気が流れている店舗がある。
  • 顧客の誘引等の目的を持った開け放し空調であっても、無駄なエネルギー使用と捉えられ、問題提起がされている。
  • 特に、チェーン店や大規模店舗は大量のエネルギーを使用しており、開け放し空調の見直しが求められる。

省エネルギーと店舗の魅力向上に向けた取組

  • 省エネルギーと顧客満足度の向上
    • 徹底した商品管理や、行き届いた接客サービス面ができている店舗であれば、そのノウハウできめ細かな省エネを行うことが可能であり、熱心に省エネに取り組んでいる店舗は、商品管理や接客サービスにおいても優れているといえる。
  • 省エネルギーと両立する魅力的な店舗照明
    • 店舗は、オフィスと異なり、水平方向よりも鉛直方向の明るさを重視する必要があるなど、店舗の特性に応じた工夫により、省エネと両立する魅力的な店舗照明を実現できる。

今後の課題

  • 事業者の省エネ努力のPR
    • 店舗事業者の省エネ努力を顧客に分かりやすく示すことで、消費者が省エネに積極的に取り組む店舗を選択する行動が促進される。
  • 東京都や都民の役割
    • 開け放し空調に対する指導のあり方など都の役割や、店舗を選択する都民の役割について、今後検討が必要

 今後2回程度検討会を開催し、本年10月頃に検討の取りまとめを行う予定です。

※別紙 店舗営業における無駄なエネルギー使用の排除と省エネルギーのあり方検討会委員名簿
※別添 店舗営業における無駄なエネルギー使用の排除と省エネルギーのあり方検討会 中間のまとめ(PDF形式:266KB)

問い合わせ先
環境局都市地球環境部計画調整課
 電話 03-5388-3443

〔参考〕

事業者の優良事例

  内容
事例1 揚げ物を調理する設備を一日連続で通電していたが、節電のために、お客様のピーク時間を把握して、ピーク時に合わせて通電して調理する方式に変えた。
⇒お客様のピーク時に揚げたての商品が陳列されるようになり、省エネと同時に、商品の売上げも増加した。
事例2 節電のため、店内の通常時の冷房設定温度を高くした。お客様から暑いなどの苦情が出る可能性もあったが、お客様の様子やその日の天候に応じて、暑くないか声をかけ、きめ細かく温度調節をした。
⇒省エネを図るとともに、お客様を大事にするという印象を与えながら、快適な店内空間を提供している。

地球温暖化対策報告書の情報に基づき分析した結果

  • 下図は、東京都地球温暖化対策報告書(平成21年度実績)の情報を基に、同系列店舗における床面積1平方メートルあたりのCO2排出量(CO2排出原単位)の分布を示したもの
  • 同じ延床面積であっても、排出原単位が最も大きい店舗と最も小さい店舗では大きな差異が見られる。
  • 同系列店舗であることから、提供商品や店舗構造・設備はほぼ同じと考えられるため、この要因として、店舗の立地状況や空調設備等の性能差に加え、店舗運営によるエネルギー使用の違いが挙げられる。
  • 同じ業態のチェーンであっても、積極的に省エネに取り組んでいるチェーンでは、CO2排出原単位のばらつきの幅が下図よりも小さくなっているところがある。

グラフ

グラフ

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