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報道発表資料  2012年5月31日  生活文化局

私立学校の「震災対応マニュアル改訂支援のための手引き」の作成について

 東京都は、都道府県が私立学校向けに作成するものとしては全国で初めてとなる「震災対応マニュアル改訂支援のための手引き」を作成しました。
 この手引きは東日本大震災を教訓として各私立学校が震災対応マニュアルを見直し整備することを支援するため、都内の私立の幼稚園、小・中・高等学校などに配付するものです。

手引きのポイント

  1. 東日本大震災で明らかになった新たな課題への対応を中心に整理するとともに、首都直下地震等に関する最新の被害想定を反映するなど東京の地域特性を踏まえて作成
  2. マニュアルに記載すべき必要事項に不足等がないか担当者が容易に点検できるチェックリストを提示
  3. 都内私立学校が実施している効果的な取組事例、被災地の私立学校の震災当日及びその後の対応事例を紹介
  4. 東京の私立学校が震災に対処すべき6つの課題と具体的対策を提示

(1) 木造住宅密集地域における火災への対応

 <課題>
 木造住宅密集地域の学校周辺で火災が発生した場合の安全な避難
 <主な対策>

  • 学校に火災の危険が及ぶ場合に校外への避難開始を速やかに判断する
  • 避難場所等を確認し避難ルートを検討した上で避難訓練を実施する

(2) 津波への対応

 <課題>
 津波の恐れがある地域での安全な避難
 <主な対策>

  • 校外活動等で沿岸部にいる時の地震発生を想定し事前準備をする
  • 沿岸部に立地の学校は想定外の津波を考慮し高所避難先を確保する

(3) 液状化への対応

 <課題>
 液状化で校舎に被害を受けるほか、ライフラインに支障が出る
 <主な対策>

  • あわてずに状況をよく見て避難の必要性や避難先の判断をする
  • ライフラインに支障が生じることを想定して防災用品を整備する

(4) 情報収集、安否確認

 <課題>
 地震により通信網に支障が生じ、情報収集や安否確認が困難になる
 <主な対策>

  • 災害情報収集や安否確認のために複数の連絡手段を準備しておく
  • 事前に学校、生徒等、保護者間で連絡に関するルールを取り決めておく

(5) 生徒等の保護と帰宅困難者への対応

 <課題>
 公共交通機関が運行を停止し、生徒等が安全に帰宅できない
 <主な対策>

  • 生徒等を安全に保護するための水、食糧などの物資を備蓄しておく
  • 保護した生徒等を帰宅させる判断基準を設け保護者と共有しておく

(6) 登下校時の生徒等の安全確保

 <課題>
 公共交通機関利用時に被災した場合の生徒等の安全確保
 <主な対策>

  • 登下校時に被災した際の対応を学校、生徒等、保護者で取り決めておく
  • 首都直下地震帰宅困難者等対策協議会での駅等での生徒等の保護や一時滞在施設での生徒等の受入れに関する検討結果を踏まえ対策を見直す

※この手引きは、東京都生活文化局ホームページにおいて掲載します。
 なお、各私立学校への冊子の配布は6月中を予定しています。

問い合わせ先
生活文化局私学部私学振興課
 電話 03-5388-3083

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