トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/平成24(2012)年 > 4月 > ネット通販4事業者に表示の改善を指示

ここから本文です。

報道発表資料  2012年4月3日  生活文化局

ネット通販4事業者に表示の改善を指示
健康食品・美容関連商品等について、サイト上に不当な表示

 東京都は、インターネットの通信販売サイトで、ダイエット効果をうたう健康食品など21商品について、不当な表示を行っていた以下の4事業者に対し、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景品表示法」という。)第7条の規定に基づき、本日、表示の改善等を指示しました。
 4事業者は、東京都の再三の注意にもかかわらず、消費者を誤認させる表示を繰り返していました。
 なお、今回改善の指示を行った不当表示は、東京都のインターネット広告表示監視事業(年間2万4千件のインターネット上の広告を継続的に監視)により発見されました。

1 事業者の概要

(1) 株式会社ジーエイチシー(平成14年10月設立)

 代表取締役 山本亮
 所在地:東京都江戸川区西葛西6-13-16

(2) 株式会社アイン(平成3年3月設立)

 代表取締役 沼田賢一
 所在地:東京都千代田区神田和泉町1-5-9 音頭ビル3階

(3) 株式会社ダ・ヴィンチ(平成22年11月設立)

 代表取締役 河野悟
 所在地:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-23-3

(4) 有限会社総企社(平成15年12月設立)

 取締役 森田健生
 所在地:大阪府吹田市片山町1-5-10

2 違反事実の概要(詳細は別紙のとおり)

事業者名 対象商品 主な不当表示 問題点
株式会社ジーエイチシー 健康食品「エクスターナルパニックSOS」など4商品 「何をしても身長が伸びない方の最終手段」
「一度止まった身長が強制的に成長期に突入します」
メーカーの販促資料を元に作成した。合理的な根拠なし→優良誤認
株式会社アイン 美容ジェル「アールハニージェル」など9商品 「検証 男性のバストでもこの結果」
「『脂肪』に働きかけるため、男性でも十分目視できるほどの結果となりました」
仕入先の資料を確認せず、そのまま表示した。合理的な根拠なし→優良誤認
株式会社ダ・ヴィンチ 健康食品「ディー・ディー・ティー」など5商品 「ウエストからぎゅーっ、メリハリボディ」
「さらに体臭・口臭まですっきり爽やか」
メーカーから入手した画像をそのまま表示した。合理的な根拠なし→優良誤認
有限会社総企社 衣料品「寝ながら美脚スパッツ」など3商品 「寝ている間を利用して、『太もも』『ふくらはぎ』『ヒップ』『おなか』をシェイプアップ」
「寝ながら美脚」
メーカーの営業用カタログを元に作成した。合理的な根拠なし→優良誤認

3 改善指示の内容

(1) 一般消費者の誤認を防ぐため、「優良誤認」、「有利誤認」に該当する表示について、速やかに修正するとともに、これらの表示が誤りであった旨を公示すること
(2) 今後、一般消費者に誤認されるおそれのある表示を行わないこと
(3) 上記(2) のために必要な措置を講じ、役員及び従業員に周知すること
(4) 指示の内容に対する改善措置について、平成24年4月18日までに文書で報告すること

4 業界団体等への要望

 公益社団法人日本広告審査機構、公益社団法人日本通信販売協会、公益財団法人日本健康・栄養食品協会等の業界団体10団体及びインターネット関係事業者9社に対して、本日、以下の要望を行った。

(1) 指示の事実を関係事業者に周知するなどして、景品表示法及び関係法令の遵守、事業者の広告・表示適正化の取り組みの促進を図ること
(2) 関係事業者が広告表示等を行う場合には、以下を踏まえて、表示の根拠となる客観的な事実を確認した上で表示を行うよう、団体としてより一層、各種方策に取り組むこと

  1. 製造事業者や卸売事業者等が作成し、販売事業者に配布する販売促進資料は、販売事業者が行う一般消費者向けの広告・表示へ与える影響が大きいため、適正な内容であることが必要である。
  2. 販売事業者が、他社サイトの表示をそのままコピーして、自らの販売サイトに表示する場合があるが、販売事業者は表示責任者として表示内容に関する客観的・合理的な根拠を保有している必要がある。

消費者へのアドバイス

  • インターネット通販サイトの誇大広告には注意しましょう。
  • 表示の内容をうのみにせず、多角的に情報を収集するなど十分に検討を行い、商品を選択するようにしましょう。

景品表示法

景品表示法で禁止されている不当表示

  • 優良誤認(第4条第1項第1号)
    内容について、実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示、又は事実と相違して競争事業者に係るものりも著しく優良であると一般消費者に示す表示
  • 有利誤認(第4条第1項第2号)
    取引条件について、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示、又は競争事業者に係るものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示
  • その他(第4条第1項第3号)

都道府県知事の指示(第7条)

 都道府県知事は、(中略)第4条第1項の規定に違反する行為があると認めるときは、当該事業者に対し、その行為の取りやめ若しくはその行為が再び行われることを防止するために必要な事項又はこれらの実施に関連する公示その他必要な事項を指示することができる。その指示は、当該違反行為が既になくなっている場合においても、することができる。

※別紙 改善指示の対象とした表示(PDF形式:42KB)
※別紙 不当表示画像(PDF形式:224KB)

問い合わせ先
生活文化局消費生活部取引指導課
 電話 03-5388-3068

ページの先頭へ戻る