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報道発表資料  2012年3月29日  建設局

都立動物園・水族園からのお知らせ
ニホンコウノトリの保全事業への協力について

 東京都と(公財)東京動物園協会は、都立動物園が保有しているニホンコウノトリの飼育繁殖技術を活用し、「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」(野田市をはじめとする千葉県や茨城県など関東4県の29市町村で構成。代表理事・根本崇野田市長)が進めるニホンコウノトリの保全事業に協力することといたしましたので、お知らせいたします。

1 千葉県野田市のニホンコウノトリ保全事業

 野田市は、「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」の先行的取組として、将来のニホンコウノトリの野生復帰に向け、平成24年度にニホンコウノトリの飼育繁殖施設の建設に着手し、施設完成後、飼育を開始する予定です。

2 東京都のニホンコウノトリ保全の取組

コウノトリ(多摩動物公園)

 東京都は、昭和47年から多摩動物公園において、絶滅危惧種であるニホンコウノトリの飼育に取り組んできました。昭和63年には日本で初めて飼育下繁殖に成功したほか、平成7年からはニホンコウノトリの国際血統登録※の役割を担うなど、国内外の動物園や保護施設と連携して保護増殖に努めています。
 また、ニホンコウノトリの野生復帰については、昭和56年から兵庫県立コウノトリの郷公園に対する支援を続けています。今後は、「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」への支援も併せて、広域的なニホンコウノトリの野生復帰に貢献していきます。
※国際血統登録とは、飼育されている動物の遺伝的な多様性を保ちながら計画的に繁殖させるために、世界中の動物園や保護施設等が協力して動物の血統に関する情報を記録するもの。


3 協力内容

 今後、野田市に対して飼育繁殖を行うためのニホンコウノトリの提供及び技術供与を行っていきます。具体的な協力方法については、野田市における施設整備や受入体制の準備状況を踏まえて、別途、調整していきます。
 また、都立動物園内において、ニホンコウノトリの保全に関するシンポジウムの開催や来園者への積極的な情報提供などを行っていきます。

【参考】

ニホンコウノトリ(東京都ズーストック種、国際自然保護連合レッドリスト:絶滅危惧種、特別天然記念物)

  • 学名
    Ciconia boyciana
  • 英名
    Oriental white stork
  • 分類
    コウノトリ目 コウノトリ科
  • 分布
    東アジアの草原や湿地
  • 生態等
    全長約1.2メートル、体重約4キログラム。魚・カエル・ザリガニ・バッタなどを食べる。コウノトリは1回の産卵で2~5個の卵を産み、ふ化日数は約30日とされ、ふ化してから巣立ちまで約63日かかる。明治以前には日本でも普通に見られた鳥だが乱獲や農薬等、環境の変化により野生のものは日本から姿を消してしまった。
  • 日本国内の飼育状況(2011年12月31日現在)
    15園館 182羽(オス90、メス92)

※資料:ニホンコウノトリ国内血統登録 (社)日本動物園水族館協会
※東京都ズーストック種:都立動物園が重点的に飼育繁殖に取り組む希少動物50種をいいます。

「2020年の東京」への実行プログラム2012
Visit Zooキャンぺーンは、「2020年の東京」への実行プログラム2012において、以下の目標・施策に指定されています。
 目標5 産業力と都市の魅力を高め、東京を新たな成長軌道に乗せる
 施策13 東京の多彩な魅力を演出・発信し、国内外から来訪者を呼び込む

問い合わせ先
(多摩動物公園の取組に関するお問い合わせ)
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園飼育展示課
 電話 042-591-1611
建設局公園緑地部計画課
 電話 03-5320-5326
(野田市の二ホンコウノトリ保全事業に関するお問い合わせ)
千葉県野田市建設局都市部みどりと水のまちづくり課
 電話 04-7125-1111

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