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報道発表資料  2012年2月13日  教育庁

東京都文化財保護審議会の答申について

 東京都教育委員会は、本日、東京都文化財保護審議会(会長 谷川章雄)から、東京都指定文化財として、3件の新指定候補等計6件の文化財について、答申「東京都指定有形文化財の指定等について」を受けましたので、お知らせします。

1 答申 「東京都指定有形文化財の指定等について」の概要

(1) 新たに指定するもの 3件
(2) 既に指定しているものに追加して指定するもの 2件
(3) 指定を解除するもの 1件

※別紙「平成23年度東京都指定文化財候補等について(概要)」を御参照ください。

2 新指定文化財候補

有形文化財(建造物)

【写真 外観(南面)】

 旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館(きゅうしまづこうしゃくけそでがさきほんていようかん)(清泉女子大学本館(せいせんじょしだいがくほんかん)) 1棟
 附(つけたり) 旧事務所 1棟

 品川区東五反田の袖ヶ崎と呼ばれた高台に所在し、旧鹿児島藩主の島津家の邸宅として、建築家ジョサイア・コンドルの設計により、大正6年に建てられました。外観は、当時流行の白タイルによる外装や、芝庭に面した建物南面に円弧状に張り出し、見事な列柱廊を持つバルコニーが特徴です。内部にはステンドグラスをはじめ、暖炉や天井の繊細な彫刻などが良好に保存されています。


無形民俗文化財(風俗慣習)

【写真 阿古地区巡行】

 富賀神社の巡り神輿(とがじんじゃのめぐりみこし)

 三宅村阿古に所在する富賀神社は、島中央の活火山、雄山を祀っており、巡り神輿は、その例大祭で2年に一度8月4日から9日まで行われる三宅島最大の祭礼行事です。平成12年の雄山噴火による全島避難の影響で一時中断していましたが、平成21年に復活を遂げました。神輿の渡御は、三宅島旧5か村で順次受け渡され、それぞれの鎮守に一泊しながら、島内を時計回りに一巡するという全国でも極めて特異な形態を維持しています。 


史跡

【写真 資料館敷地】

 鈴木遺跡(すずきいせき)

 鈴木遺跡は、小平市鈴木町を中心に所在する、約3万2千年前~1万2千年前の後期旧石器時代を主体とする複合遺跡です。旧石器時代遺跡としては都内の遺跡の中でも特に広大な面積を有し、出土する旧石器の種類も多様で包蔵量も豊富です。旧石器時代最古の段階から縄文時代初頭まで連続して出土しており、石器の変遷が確認できる重要な遺跡です。今回指定する小平市立鈴木小学校隣接保存区と鈴木遺跡資料館敷地は、遺跡範囲の中でも遺構・遺物の包蔵が特に濃密な区域です。


3 審議経過

(1) 東京都文化財保護審議会総会(諮問) 平成24年1月10日
(2) 東京都文化財保護審議会各部会 平成24年1月20日、27日、2月6日
(3) 東京都文化財保護審議会総会(答申) 平成24年2月13日

4 今後の予定

 平成24年3月8日開催予定の東京都教育委員会に、東京都指定文化財として新たに指定すること等を付議し、決定する。

問い合わせ先
教育庁地域教育支援部管理課
 電話 03-5320-6862

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