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報道発表資料  2012年2月24日  建設局

恩賜上野動物園情報
ホッキョクグマの「レイコ」よ やすらかに

 恩賜上野動物園(園長 土居利光)ではホッキョクグマの「レイコ」が死亡しましたので、お知らせします。

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【最近のレイコ】

1 死亡したホッキョクグマ

(1) 死亡確認日

 平成24年2月24日(金曜)8時30分

(2) 名前

 レイコ

(3) 性別

 メス

(4) 年齢

 28歳2ヶ月
 (死亡時点の国内飼育最高齢個体)
 1983年12月6日
 ロシア・レニングラード動物園生まれ

(5) 来園

 1984年10月26日

(6) 死因

 肝腫瘍

2 「レイコ」について

 ロシアのレニングラード動物園で生まれ、その後ドイツのルーエ動物園で飼育されていました。当園には1984年に生後11ヶ月で来園しました。来園のときには体重がまだ77キログラムでした。
 その後、2000年に来園したオスの「ユキオ」と旧ホッキョクグマ舎でいっしょに暮らしました。2頭はとても仲がよく、2002年には交尾行動も見られましたが繁殖には至りませんでした。
 2頭に氷や餌のシャケのプレゼントをしたり、遊具を与えたりして、その様子は来園者に大変人気でした。
 2009年より老朽化した施設を改修するための工事が始まり、2010年6月に先行して完成した飼育舎に2頭とも移動させ、いったん展示を中止していました。2011年10月には新施設「ホッキョクグマとアザラシの海」がオープンしました。11月からは「レイコ」を放飼場に出す訓練を始めていました。しかし、高齢のため体調が安定せず、歩行に時間がかかるようになり、食欲もなくなってきました。そのため、室内で安静を保ち、様子を見守っていましたが、2月24日朝、飼育担当者が死亡を確認しました。

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【元気な頃のレイコ】 【仲良く遊んでいたレイコ(左)とユキオ】

3 当園での飼育状況

 1頭(オス1頭) ※今回死亡した「レイコ」を除きます。
 オス 「ユキオ」
 24歳2ヶ月
 1987年12月8日 ドイツ・ミュンスター動物園生まれ
 2000年6月12日 池田動物園より来園

4 国内の飼育状況(2011年10月31日現在)

 23園館 45頭(オス18、メス27)

参考

ホッキョクグマ(肉食目 クマ科)ワシントン条約附属書2表、IUCNレッドリスト:VU(危急種)

  • 学名
    Ursus maritimus
  • 英名
    Polar Bear
  • 体長
    頭胴長 オス2.2~2.5メートル、メス1.8~1.9メートル
  • 体重
    オス500~600キログラム、メス300~400キログラム
  • 分布
    北極圏の海岸、氷山
  • 生態等
    北極圏に生息し、陸上でくらす哺乳類では最も大きなからだの肉食動物です。毛色はクリームがかった白色で、毛が細かく透きとおり、太陽光線を透過し直接体を温めます。地肌は黒色です。また足の裏にまで毛が生えているので氷上でも滑りにくくなっています。野生ではアザラシやセイウチ、海鳥、カリブーの死肉や海藻、地衣類などの植物も食べます。動物園ではサツマイモ、リンゴ、アジ、馬肉、鶏頭、ソーセージなどを与えています。繁殖期以外は単独で生活し、行動範囲は広く、餌を求めて歩いたり、泳いだりして何百キロメートルも移動します。性成熟は生後4~8年で、初出産は5歳ぐらいです。オスはメスの臭いを嗅ぎつけ接近します。交尾期は2~8月で多くは4~5月に氷上で交尾をします。出産期は11月~1月で1~4頭(平均2頭)を出産します。妊娠期間は180~270日と幅があります。日本では、1902年(明治35年)に上野動物園で飼育されたのが最初です。過去の国内飼育の最高齢事例は恩賜上野動物園で飼育していた雪男(メス)の推定36歳です。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
恩賜上野動物園
 電話 03-3828-5171
建設局公園緑地部管理課
 電話 03-5320-5365

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