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報道発表資料  2012年2月21日  生活文化局

件数限定のモデル工事と見せかけて、当日中の契約を迫り、
高額な外壁塗装契約をしていた事業者に業務停止命令(3か月)

 本日、東京都は、実際にはモデル工事の件数枠がないにもかかわらず消費者に「この地域でモデル工事をしてくれるお宅を数件だけ探している」、塗料の耐久年数を「20年もつ」と根拠がないことを告げるなどして、外壁塗装の契約をしていた事業者に対し、特定商取引に関する法律(以下「特定商取引法」という。)第8条に基づき業務の一部を停止(3か月)すべきことを命じました。なお、今回の処分は埼玉県と連携し同時に実施しました。

1 事業者の概要

 事業者名:株式会社ブロードエステート
 代表者名:代表取締役 前川和満
 本店住所:東京都中央区新富一丁目13番26号
 設立:平成12年8月1日
 業務内容:外壁塗装等住宅リフォームの役務提供(訪問販売)
 売上高:3億6234万円(リフォーム部門、平成21年6月~平成22年5月)
 資本金:1000万円
 従業員数:56名(うち営業員39名)

2 勧誘行為等の特徴

(1) 消費者に「この辺で、モデル工事をしてくれるお宅を数件探している。」などとモデル工事は特別枠であるかのように勧誘にあたって不実を告げていた。
(2) 当該事業者が施工する塗料の耐久性について合理的根拠がないにもかかわらず、「20年もつ」などと告げて勧誘していた。
(3) モデル工事は「足場代などの諸費用はいただかない。」と消費者に告げて勧誘しているが、実際は諸費用込みの金額であった。
(4) 消費者が契約を断わっているのに「今日中に決めてください。」などと告げ、迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘をしていた。

3 業務の一部停止命令の内容

 平成24年2月22日(命令の翌日)から平成24年5月21日までの間(3か月)、特定商取引法第2条第1項に規定する訪問販売のうち、次の行為を停止すること。

(1) 契約の締結についてその勧誘をすること。
(2) 契約の申込みを受けること。
(3) 契約を締結すること。

4 業務の一部停止命令の対象となる主な不適正な取引行為

不適正な取引行為 特定商取引法の条項
外壁塗装のモデル工事について、実際には契約件数の限定が無いにもかかわらず、「数件しか枠が無い。」などと役務の提供を受ける者の判断に影響を及ぼすこととなる重要なものについて不実を告げていた。 法第6条第1項
不実告知
実際には合理的根拠が無いにもかかわらず、外壁塗装における施工の効果を「20年もつ」などと不実を告げていた。
モデル工事について、実際には利益や諸費用を含む金額であるにもかかわらず、「利益はとりません。塗料代だけ。」「当社で足場代、養生代、諸経費等を負担させていただくものです。」などと役務の対価について、不実を告げていた。
消費者が当日の契約締結を断わっているにもかかわらず、「今日中に決めてください。」などと告げ、迷惑を覚えさせる仕方で勧誘を行っていた。また、消費者に契約の締結について勧誘するに際し、長時間や深夜に及ぶ等、迷惑を覚えさせる仕方で勧誘を行っていた。 法第7条第4号
省令第7条第1号
迷惑勧誘

5 今後の対応

 業務停止命令に違反した場合は、行為者に対して特定商取引法第70条の2の規定に基づき2年以下の懲役又は300万円以下の罰金又はこれを併科する手続きを、法人に対しては特定商取引法第74条の規定に基づき3億円以下の罰金を科する手続きを行う。

参考

東京都内における当該事業者に関する相談の概要(平成21年4月から平成24年2月現在まで)

  • 平均年齢 44.5歳(最高80歳)
  • 平均契約額 約120万円
  • 相談件数 33件

埼玉県に関する問合せ先

 埼玉県県民生活部消費生活課 事業者指導担当
 電話 048-830-2933

※参考 相談事例

問い合わせ先
生活文化局消費生活部取引指導課
 電話 03-5388-3073

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