ここから本文です。

報道発表資料  2012年1月19日  生活文化局

旧小笠原邸の借受者公募のお知らせ

 旧小笠原邸は、昭和2年に小笠原長幹(ながよし)伯爵邸としてスパニッシュスタイルで建築された、文化的・建築史的に貴重な歴史的建造物です。
 東京都では、都民の貴重な文化資産であるこの建物をしっかりと後世に伝えるために、民間のノウハウを活かすこととし、平成12年度より貸付けを行ってまいりましたが、貸付期間満了に伴い、平成25年度以降の借受者の公募を行います。

写真
旧小笠原邸外観

1 貸付条件

 事業計画の提案を受け、旧小笠原邸の活用事業として最もふさわしい提案をした者を選定します。活用事業は以下の事項を満たすことが条件です。

  • 建物の持つ歴史的・文化的価値を活かすことのできる事業であること
  • 都民に対して公開の措置を講じること
  • 周辺住環境及び環境への配慮を行うこと

2 貸付期間

 平成25年4月1日から平成35年3月31日まで(10年間、定期建物賃貸借)

3 貸付料

 貸付料については、選定した事業者が、公募の際に提案した価格とします。ただし、東京都の予定価格を上回る必要があります。

4 募集要項等の配布

 生活文化局文化振興部のホームページにて配布します。(1月20日からご覧いただけます) 
 URL: http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/ogasawara/ogasawara-koubo.html

5 スケジュール

 募集要項の配布 平成24年1月20日(金曜)~平成24年2月3日(金曜)
 応募書類提出期限 平成24年3月23日(金曜)
 結果の公表 平成24年6月上旬
 貸付開始日 平成25年4月1日(月曜)

旧小笠原邸とは

 旧小笠原邸は、昭和2年に小笠原長幹伯爵邸として建築されました。
 スパニッシュスタイルで構成された外観は、スペイン瓦や特製タイルの装飾壁面などにより、優美な雰囲気を醸し出し、近代の住宅建築を語る上で貴重な特色を残しています。
 内部は、各室の配置により当時の華族の生活の在り方が窺えます。特に喫煙室の意匠については、わが国では珍しいイスラム様式の装飾が施され、大理石モザイクタイル貼りの床、彩色漆喰彫刻の壁などの仕上がりは高く評価されています。
 このように、旧小笠原邸は、昭和初期に建築された文化的、建築史的に貴重な建物ですが、一時期、利用に支障が出るほどまで老朽化が進み、修復工事が必要な状態となっていました。そのため、修復工事の実施と工事費用負担を条件として、公募により選定した民間事業者に平成24年度末まで貸し付けることにより、民間の豊富な経験とノウハウを活かし、歴史的建造物のもつ文化的価値と魅力の再生を図っています。

写真 写真 写真
1階 喫煙室 喫煙室外観 1階 旧応接間(ラウンジ)

沿革

 昭和2年 小笠原長幹伯爵邸として竣工
 昭和23年 米軍接収
 昭和27年 米軍接収解除後、法務省から都が買収、翌年、中央児童相談所として使用開始
 昭和50年 建物老朽化のため、中央児童相談所が移転
 以後、保存・活用手法について検討・協議を重ねる
 平成12年 保存活用事業実施方針の決定を受け、借受者を公募・選定
 平成14年 修復工事を経て、レストラン「小笠原伯爵邸」としてオープン
 平成16年 東京都景観条例に基づく「東京都選定歴史的建造物」に選定
 現在に至る

建物概要

写真
1階 グランドサロン

 所在 新宿区河田町10番10号
 延床面積 1,106.64平方メートル
 敷地面積 3,055.42平方メートル
 建築年 大正12年起工、昭和2年竣工
 構造 RC2階建、地上2階・地下1階
 設計者 曾禰中條(そねちゅうじょう)建築事務所


※貸付条件など、詳細は生活文化局文化振興部のホームページをご覧ください(1月20日からご覧いただけます)。 
 URL: http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/ogasawara/ogasawara-koubo.html

問い合わせ先
生活文化局文化振興部企画調整課
 電話 03-5388-3158

ページの先頭へ戻る