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平成30年(2018年)2月16日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成30年2月16日)

知事記者会見
2018年2月16日(金曜)
14時00分~14時30分

知事冒頭発言

1 「東京くらし防災」及び「東京都防災アプリ」について

【知事】こんにちは。今、111.68、羽生君の素晴らしいパフォーマンスに感動して、今、ここに立っております。是非、明日のフリーも頑張ってほしいし、日本勢、それぞれの種目で頑張っています。是非、それぞれの選手が日ごろの練習の成果を、この晴れの舞台で発揮してほしい、こう思っております。
私からは、二つお知らせがございますので、そちらから始めさせていただきます。
まず、前にお伝えいたしましたけれども、この「東京くらし防災」、それから「東京都防災アプリ」のご報告でございます。
「女性視点の防災ブックをお作りする」ということを申し上げておりましたけれども、できました。「東京くらし防災」でございます。表紙、デザインもかわいくできておりますし、それから設置する場所は、美容院とか、女性の方々がいらっしゃる場所であり、皆さんに手に取ってもらいやすい形で、少しでも多くの方々に読んでいただきたいと思います。
この「東京くらし防災」ですけれども、まず身近なところから防災に取り組んでいただけるように、親しみやすいイラスト、そしてキャラクターを活用しておりまして、例えば「片付け」であるとか、「トイレ」、「寝るとき」など、いつもの暮らしの中でできる防災対策をご紹介いたしております。それから、避難生活での防犯対策ですね。避難所に行きますと、みんな雑魚寝のような状態になったりしますので、そのときの防犯対策、それからペットに対しての備えをどうするか。それから、被災後の暮らし方についても、被災者のリアルな声も交えながら、具体的に、わかりやすくご紹介をしております。
あわせまして、視覚に障害のある方も含めて、より多くの方に読んでいただくということで、音声コードが各ページの下のところにありますので、いろいろな方々にご利用いただければと思います。
それから、PRの方ですけれども、レスリングの吉田沙保里さんにご登場いただきまして、今後、新聞、雑誌、フリーペーパー、そしてPR映像などを使った広報を展開してまいります。
3月1日(木曜日)から、専用ラックにて、都内の各所に設置をいたします。是非、手に取っていただきたいと思います。
同じように、今度はスマートフォンやタブレットを使って、防災アプリを活用していただくというご案内でございます。このアプリですけれども、「あそぶ」、「まなぶ」、「つかう」という三つのコンセプトのもとで、事前の備えや災害時に役立つコンテンツを盛り込んでおります。
まず、「あそぶ」でありますけれども、防災クイズとか、シミュレーションゲーム、こういった楽しみながら防災に触れる工夫がしてあります。
また、「まなぶ」でありますけれども、「東京防災」や、「東京くらし防災」を見ることができます。防災の基礎知識であるとか、発災時にとるべき行動など学べるということに加えまして、地域の危険度を知る最新のマップも取り入れているところであります。
それから、「つかう」でありますけれども、防災マップや備蓄のチェックリスト、それから災害情報のプッシュ配信など、平常時、そして災害時にともに役立つ機能を搭載いたしております。
この「東京都防災アプリ」ですけれども、まだ使えないというか、3月1日(木曜日)から無料でダウンロードができるようになりますので、都の防災ホームページでもご案内いたします。こちらの方も、是非ご活用いただきたいと思います。
詳細は、総務局にお聞きください。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:1,055KB)
(「女性視点の防災ブック『東京くらし防災』を作成」は、こちらをご覧ください。)
(「『東京都防災アプリ』を配信」は、こちらをご覧ください。)

2 「東京マラソン2018」の開催について

【知事】それから、次でありますけれども、2月25日(日曜日)に迫りました「東京マラソン2018」についてのお知らせでございます。今回も、去年と同じように、フィニッシュ地点が「東京駅前・行幸通り」ということで、大変フォトジェニックなところで、そちらの方がフィニッシュになります。そして、国内外のトップランナーをお招きいたしまして、開催いたします。去年の大会で、男女ともに国内最高記録が出たコースでありまして、今年もまた素晴らしい記録が出ることを大変期待いたしております。
昨年は、私がスターターを務めましたけれども、今回は、当日、スタート地点であるこの都庁前から、国内外から参加なさいます、何と3万6,000人のランナーの方々、それから、それに先立ってスタートをなさる車いすのランナーの方々をお見送りする、「行ってらっしゃい」と言って、エールを送るという役割をさせていただきます。
もうご承知だと思いますけれども、コースの沿道においては、さまざまなパフォーマンスでランナーを応援する「マラソン祭り」というのが展開されます。今年も、活気あふれる大会に盛り上げて、東京の素晴らしさを一層アピールをしたいと考えています。
それから、今回、新たに、「スマート シティ」の実現のモデルといたしまして、環境に配慮した大会運営に取り組んでまいります。
主に2点ありまして、1点目がまず電動バイク、EV車の普及ということのために、運営車両の一部に電動バイクを導入いたします。こちらの方は、ペースメーカーという方が30キロほど走りますけれども、それに伴走するバイクであります。電動のバイクとなります。これが1点。
それから、ランナーの方は、出発前に着込んでおられるけれども、それをぽーんと投げて、そのままになるのですが、それを集めまして、リユースするということで、この洋服ポストというのがありますけれども、それをスタートエリアに設置することによって、ランナーの方々がそのまま脱ぎ捨てていったものは、リユースさせていただくという点で、二つ、新しいこのような試みを行います。
それから、ボランティアでありますけれども、今回も「世界一 安全・安心な大会」ということで、警視庁や民間事業者の皆さんのご協力を得まして、警備や安全対策の一層の強化に取り組んでまいります。同時に、1万人を超えますボランティアの方々にもお手伝いをいただくこととなっております。このような、警備であったり、ボランティアの方々によるさまざまなお手伝いなど、東京マラソンで積み重ねてきている経験、ノウハウというのは、ちょうど2019年のラグビーワールドカップ、そして2020年の大会の成功のために、そのまま活かせるわけでございますので、今回の東京マラソンでも、そういった意味でもいろいろな経験、そして知恵を蓄積していきたいと考えております。
今回の大会も、ランナー、ボランティア、そして観衆の皆さんが一体となった、「東京がひとつになる日。」として、東京マラソンを一層盛り上げていきたいと考えております。
詳細は、オリンピック・パラリンピック準備局にお聞きください。
私の方からお伝えするのは以上でございますけれども、そろそろ宇野昌磨君が飛ぶ頃なのでしょうか。はい。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:779KB)
(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】2月幹事社のMXテレビの白井です。
冒頭、「東京くらし防災」の話もありましたが、昨日、東京都としては、地域別の地震の危険度のランクを発表されたかと思います。まず、これについて、知事として、都民にどのように役立ててもらいたいか、よろしくお願いします。

【知事】大変、皆さんが、ご自分が住んでおられるところは「一体どうなのか」と言って、大変注目もされたかと思います。そして、今回のこの調査でありますけれども、第8回の調査の公表でありますけれども、建物の倒壊とか火災の危険性が、5年前の調査に比べると、各地域の危険度など下がっているわけでありますけれども、建物の不燃化、道路、公園整備など、いろいろなところで改善はしている。そのために、危険度などは5年前と比べると下がってはいるものの、木造住宅密集地域の相対的な危険度は逆に高まっているという、高まっているというか、相対性の問題でありますので、まだ高い状況にあるというのが今回の調査の結果の、一言で言うと、そこではないかと思います。
一方、危険性でありますけれども、首都直下地震の発生確率は、いまだ30年以内に70%という予測がございますので、これは、つまり、いつ災害が起こってもおかしくないという状況にあるわけであります。都といたしまして、今後も、燃えない、そして倒れないまちの実現の方向を求めるために、市街地の不燃化であるとか延焼遮断帯の形成、それから緊急輸送道路の沿道の建物の耐震化などを強力に進めていきたいと考えています。来年度予算についても、こういった観点から「セーフ シティ」のための予算も盛り込んだところであります。

【記者】この後、最終日となる市町村長との意見交換会があると思います。昨日、小笠原の村長と意見交換され、航空路についても要望があったかと思います。昨日の意見交換の後に、村長がぶら下がりの取材で、6月30日の返還式典のときに、空港の一定の方向性を示してもらいたいと。「式典にも知事に参加していただきたい」というようなお話がありました。この発言について、知事の受け止めとお考えをお願いします。

【知事】まず、6月30日に、父島で返還50周年のお祝いの会が開かれるということで、島を挙げてご準備いただくこととなろうかと思います。そこは、祝賀パレードとか祝賀会などが開かれると聞いております。日程等々について調整中ではありますけれども、是非50周年の機会には訪問をしたいと考えております。
それから、11の有人離島のうち、先日の神津島の訪問で10まで、それぞれ回らせていただいて、唯一残っておりますのが母島でございますので、父島を訪れた後か、その前後で母島の方で、11全てを回って、達成はまずしたいと思っております。
それから、空港の関係でありますけれども、航空路の開設というのは、村民の切なる願いであるということは認識しておりますし、また、島民の安心・安全を確保する観点からも重要と考えております。昨年7月に、小笠原航空路協議会で確認しているのですけれども、自然環境との調和、何しろ自然遺産ですから、調和の観点から、自然改変、これを変えるという、その程度を、できるだけ軽減した場合の滑走路案が、どういうものが可能なのかなど、引き続き、より具体的な検証を進めていきたいと考えております。

【記者】結論を出す時期については、何か目途とかありますでしょうか。

【知事】そうですね。いろいろな角度からの調査をした上でということになるかと思います。

【記者】ありがとうございました。幹事社の質問は以上です。
各社さん、お願いします。

【記者】新宿新聞の喜田です。豊島区の出した、豊島区立の全公園に対して禁煙をするという条例案が2月の議会にかかるということが報道されていますが、これに対する知事の受け止めを教えてください。

【知事】豊島区、大変縁のあるところでございますけれども、区長が大変熱心に文化、芸術、そしてまた、環境についても熱心に取り組んでおられます。豊島区では、公園を全面禁煙にするということでございますが、現在、受動喫煙防止のための法制化に向けて、国会の方では、議連などでさまざま議論がなされている、このことを今、見守っているところであります。是非、国として、実効性ある対策を講じていただきたいと思います。
そして、それぞれ受動喫煙防止のために、都議会でも子供に対しての条例ができました。それから、各市町村においても、さまざまな取組が進められておりますし、また、都といたしましても、国の今後の動きを見定めながら、都としての案、これについて毎日、市町村の長の方にもお話を伺っておりますように、さらなる検討を重ねて、実効性のあるものをつくり上げていきたいと考えております。豊島区の取組については、称賛すべきものだと思っております。

【記者】産経新聞の大泉です。すみません。受動喫煙について改めてお聞きしたいんですけれども、各市町村長との意見交換の中でも、かなり受動喫煙のことは、それぞれのご意向を伺っていたかと思うんですけれども、市町村のそれぞれの意見を聞いた上でのご感想というのを教えていただきたいのと、今、「国の動きを見定めながら検討していきたい」というお話をされていましたが、その国の動きが結構具体的に出てきているところがありまして、例えば、飲食スペースに限定して100平方メートルであるとか、あと、例えば、会社の規模を定めて、一定程度以下の規模の企業では対象外にするであるとか、そういった案が出ているんですけれども、今出ている国の方向性について、改めてご所感をお聞かせください。

【知事】客席100平方メートルというのは、これまで出ていた150平方メートルと実質的には同じものではないかと考えております。客席と厨房その他のところを加えた場合には150平方メートルいくケースも多々あるということで、計算の仕方ではないかと思います。
ポイントは、いずれにせよ、より有効性の高い受動喫煙の防止につながるかどうかということでありますが、今、議連、そして、各党においてのさまざまな動きがございますので、そこをまさしく見守っているところでございます。
それから、市町村の皆さんのご意見を伺う良い機会にも、このところ、なっておりますけれども、多くは、東京の場合、特に、屋外でのポイ捨てという、美化の関係からのアプローチから、始まったものが多いということでございます。そういったことを考えますと、それぞれで条例をつくられて、罰則付きであったり、それから、駅前で喫煙場所を確保するとか、いろいろな、それぞれの地域における条例などを、おつくりになっているということであります。
一方で、区の境がどこにあるかというのは、急に来られた方、よくおわかりにならないといったようなこともございましょう。そういったことを、これはそれぞれの地区がお決めになることでありますけれども、もう少しわかりやすい形が、都民の側からすれば、もしくは観光客などの場合には必要なのかなと思うところでございます。いずれにしましても、これからの動きは、より具体的になっていくかと思いますけれども、見守っていきたいと思っております。

【記者】共同通信の河村です。ちょっと今のに関連してなんですけれども、国の法案というものは、今のところ段階的に施行するために、全面施行が、2019年ラグビーワールドカップには間に合わず、20年4月頃とされております。この都の条例に関してなんですが、知事は、かねて「19年のラグビーワールドカップには」ということも仰っていたんですが、今のところ、提出等々、どのように考えているか、スケジュール感と合わせてお聞かせいただきたいのと、あと都議会が議会棟の禁煙を4月から始めることに関してなんですが、議会棟の1階と地下1階は都の管理となっているんですが、ここに関して、どのように、今後、都として対応されるかも、併せてお聞かせください。

【知事】はい。先ほどから、この受動喫煙に関しては、今、国会の方でさまざまな議論が行われているということでございます。都としても、まずは、ホストシティはオリンピック・パラリンピックの方でございますけれども、受動喫煙防止対策、より一層推進する役割を担っているという認識を持っております。ということで、東京都として条例の実効性を高めていくためにも、今日もこの後ありますけれども、市町村の皆さんからもご意見を伺うということで、都としての務めを果たしていきたいと考えております。
それから、議会棟の全面禁煙が、まず4月から実施をされるということでありまして、これについては、都として全面的に協力をしていくということであります。そして、1階の、都が管理をしているところでございますけれども、地下、あれはどうなるのかな。下の階、他の外部の方々が来られるところについては、そのまま、当面、国の法律がどうなるのかなども見極めた上で、判断していきたいと思っております。そういう時間的な感覚です。

【記者】毎日新聞の芳賀です。都立高校の入学試験について、お伺いします。昨日、最終の応募状況が発表されまして、全日制課程の平均倍率で、10年ぶりに1.5倍を割りました。あと、さらに定員割れの高校も増えております。この理由につきましては、今後の分析を待たねばなりませんが、一つの理由として、東京都が実施している私立高校の原則、授業料無償化が指摘をされております。これに対しての知事のご所見をお聞かせください。

【知事】そうですね。まさしく分析は、これからしっかり数値など確認をしながら進めていく必要があろうかと思います。それぞれ都立高校も、特色のある高校がそれぞれの地域でございます。これからも私立、都立、それぞれが次の人材を育てるという意味で、お互いに切磋琢磨してくれれば良いと思います。
良い機会でございますので。今日は会見室のお花が、都立園芸高等学校から、春のアレンジメント。3年生の高校生が2人で作ってくれたもの、こちらも都立園芸高等学校が、何と盆栽を作ってくれております。こういった特色ある都立高校もございますし、皆さん、意思を持って、「この分野をやりたいんだ」と言って、都立高校の中でも、こういった専門的なところを目指して来る学生がたくさんおられるということは、そのさまざまなニーズに都立高校は対応しているという証左ではないかと思います。

【記者】フリーの永尾です。都立高校に関連して、すみません、お願いします。都立高校に関連して。
都立高校、都立学校の入学式、卒業式が近付いてきて、それで日の丸・君が代の強制の問題に関して伺いたいんですけれども、15年ぐらい前、2003年なんですが、都教委が、都立学校の教職員に対して、入学式とか卒業式なんかのときに、日の丸に対しては起立して、国歌を歌えというふうな、そういう通達を出しまして、それに対して、やっぱり思想・信条の問題とか、あるいは、キリスト者であるとかというふうな信仰上の問題から、どうしても起立・斉唱できないということで、これまで480人ぐらいの方が都教委に、戒告とか減給とか停職などの処分をされてまして、この間、15年ぐらい、裁判などで争いが続いているんですけれども、その裁判の中で、これまでに63人、73件の人が処分が取り消されまして、それで、その中で最高裁の判決もいくつか出ておりますが、やはり裁判で争うのは教育現場に相応しくないというふうな、そういう姑息的な意見でもあるんですけどもね。教職員の側は、都教委と話し合いによる解決を求めておるんですけれども、知事はそういう処分された教員と会って話し合うというふうなおつもりはないでしょうか。

【知事】今、突然のご質問でございますので、また、裁判に関係することでございますので、それは司法の場の判断に任せたいと思っております。

【記者】読売新聞の田中です。2020年大会と税収入の観点から質問させていただきたいんですけど、2020年大会の寄付というのは、基本的に組織委員会が受け入れてると思うんですけど、地方消費税とかふるさと納税などで、「都の税収が国から収奪されている」と仰っている状況で、五輪の大会関連経費として、ふるさと納税で、都が何か募集を逆にするというアイデアがあるのかななんていうのを思いついたんですけども、規定で使えるようなマークを使えば、返礼品なんかでも使えるような気もするんですけど、何か都がふるさと納税という観点で募集するというアイデアはありますでしょうか。

【知事】ありがとうございます。良いアイデアを頂戴いたしました。
ふるさと納税というのが、いつの間にか商品を購入する方法みたいな、そんな指摘がございます。本来の趣旨と違うのではないかといったことも、総務省などでも検討されていると聞いてはおりますけれども、一つの考え方ではあるかと思います。
いずれにしても、東京オリンピック・パラリンピックは、国、オールジャパンで、そしてオール東京で盛り上げていきたいと思いますし、先だっては、宝くじを発行させていただいておりますが、そういったことも、多くの皆様方からの意思を投じていただいているものだと思います。これからもますます気運を高めていく段階でございますので、それぞれの段階において、より工夫も凝らしていき、そして、それがすなわち自分も関わっている。
都市鉱山の話で、メダルプロジェクトもそうでありますけれども、やはり自分がどこかで関わっているとなると、非常にこの大会についても、より気運が高まるのだろうと思っております。大変良いアイデアも頂戴いたしました。よく検討していきたいと考えております。

【記者】新宿新聞の喜田です。ありがとうございます。
私、今、防災の手引き、「東京くらし防災」の本の107ページに、「帰宅困難になったら」というページがございます。はい。その中に、「発災後はむやみに移動せず、会社や学校など安全な場所にとどまりましょう」という記載があるんですが、発災後はむやみに移動せずじゃなくて、逆に、発災後は早く安全な場所に移動するというふうに考えないと、これでは、ただ建物の中にいた場合に、崩れる建物、そういうものなんかで、中に入ってますと、生き埋めになってしまうというようなこともあるでしょうけれども、ここの部分が、どうも少し書き込みが足りないんではないかなと思うんです。そのあたりはどういうふうにお考えでしょうか。

【知事】重要なご指摘もいただきました。いろいろな、これからも防災について、シンポジウムなど多々重ねて、皆さんの備えをより強化していきたいと考えておりますので、今のお話のようなことなども、これからも含めて、都民の皆さんにお伝えしていきたいと考えております。
はい。ありがとうございました。

 (テキスト版文責 政策企画局調整部政策課)

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