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平成29(2017)年11月10日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年11月10日)

知事記者会見
2017年11月10日(金曜)
14時00分~14時33分

知事冒頭発言

1 「国際金融都市・東京」構想の策定について

【知事】冒頭、私から4本お伝えをいたします。
まず、「国際金融都市・東京」構想の策定でございます。何度かこれまでも中間報告などをさせていただきましたが、今年10月、「国際金融都市・東京のあり方懇談会」から出されました最終取りまとめを受けて、東京都としての新たな構想を策定したということでございます。三つキーワードがありまして、「スピード」感があって、「チャレンジ」精神があって、そして、ともに連携していく「コラボレーション」と、この三つをポイントとしております。
「スピード」でありますけれども、これまで議論、議論、議論ということが続き、そして、何十年経ってしまいましたが、スピード感を持って、そしてアクションを起こしていこうということでございまして、そして、東京に変化を見せていくということでございます。
そのために、これまでもアクセラレータプログラムなど、構想の策定段階から具体的なアクションを起こしておりまして、その成果として、現時点で既に海外の金融系企業の3社の誘致に成功いたしております。
さらに、優れたコーポレート・ガバナンスを行う企業を対象といたしました民間の表彰制度として、新たに「都知事賞」を創設する取組を今年度中に始めることといたしております。これらも含めて、スピード感を持って取り組んでいき、そして、変わりゆく東京を国内外に示していきたいという考え方でございます。
二つ目の「チャレンジ」でありますけれども、本質的、抜本的な課題に対して、日本で初めてとなるさまざまな取組を進めてまいります。具体的には、官民一体で「東京版金融プロモーション組織」を設立や、税の負担軽減に向けた見直しであるとか、それから、新興資産運用業者を育成するための「東京版EMP」の創設などとなっております。
最後が連携、「コラボレーション」でありますけれども、「協力」と訳してもいいかもしれません。構想の実現に向けて、官民一体となって取組を推進していく必要があるということから、特にイギリスのシティ・オブ・ロンドン、金融街とは、年内にも金融教育などの分野で連携を深めるということで、合意書、MoUを締結する予定といたしております。構想実現に向けて大きな後押しになると考えております。東京とシティが一緒に連携をしていくというのは、これは金融の面からも非常にインパクトはあると思っております。しっかり中身も詰めてまいります。
今回の構想の策定でありますけれども、いわゆる「スマート シティ」と申し上げている国際金融都市・東京の実現に向けたスタートラインとなるわけでございまして、大事なのは、これから、まさしくアクションということになります。早速、来週、私、シンガポールに出張する予定といたしております。私自ら東京の金融都市としての魅力、そして新たな構想、これらをPRをして、さらに企業の誘致であるとか投資の促進につなげていきたいと考えております。「スピード」、「チャレンジ」、「コラボレーション」という意識を持って、構想に掲げます施策の実現に向けて全力で取り組んでいきたいと考えております。
詳細は、政策企画局にお聞きください。
これが、まず1本目です。

(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:526KB)

2 「武蔵野の森総合スポーツプラザ」の開業について

【知事】二つ目がスポーツ。「武蔵野の森総合スポーツプラザ」が11月25日の土曜日にいよいよ開業いたします。地域の皆さんから大変大きなご期待を寄せていただきました、この多摩のスポーツ施設でありますけれども、今回、いよいよ開業の運びとなりました。
この施設は、東京2020大会で新たに整備する施設の第1号となりまして、屋内体育施設とすれば、都内最大規模の競技面積となります。
2020年のオリンピック大会では、バドミントンと近代五種のフェンシング、パラリンピック大会では、車いすバスケットボールの会場になることとなっております。
それから、施設内でありますけれども、メインアリーナとサブアリーナ、そしてプールなどを設置いたしまして、多摩の一大スポーツ拠点となるわけでございます。今後も、多摩地域の持続的発展の一助となるとともに、多くの方にご利用いただければ、また、愛され、親しまれる施設に育っていけばと考えております。
オープニングの日ですけれども、25日土曜日に、このオープニングイベントを開催をいたしまして、私も出席の予定でございます。また、そのときは、アイドルグループのスペシャルライブなどがございまして、それに加えて、車いすバスケットボールの元日本代表、京谷和幸さん、バドミントン元日本代表、小椋久美子さん、ほか、アスリートのゲストも多数参加してくださって、会場を盛り上げてくださることでありましょう。
それから、スポーツの体験教室など、都民の皆さんにご参加いただける、さまざまなプログラムも用意をしております。私も、「NO LIMITS CHALLENGE」のシッティングバレーボール体験会でアスリートと交流することを楽しみにいたしております。是非この機会にご参加いただければと。
私も、パラスポーツとして、ボッチャに始まり、先日は車いすでの卓球をやったりと、もうこの際、22全部挑戦してみようということで、挑戦した種目の、お遍路さんではありませんけど、スタンプを押してくれるのですよね。というので、皆さんも是非チャレンジしていただきたいと思います。
詳細は、オリンピック・パラリンピック準備局にお聞きください。

(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:397KB)

3 ペットボトル「東京水」の新しいラベルデザインについて

【知事】3番目、水の話です。安全でおいしい東京の水道水をボトル詰めをしたのが、ご承知のように、「東京水」でございますけれども、この「東京水」のラベルを一新いたしましたので、そのお知らせでございます。
世界に誇る東京の水道を広く国内外にアピールをするラベルのデザインの見直しを行ったものでございます。「国内向け」と「海外向け」とあり、「海外向け」の方は、「Tokyo Tokyo」となっております。この「国内向け」のデザインですけれども、江戸切子をモチーフにしておりまして、「クールな東京らしさ」を表現しています。それから、切子模様の中に、この「水」の文字がびゃーっと隠れているのです。江戸切子の色も「瑠璃色」と言って、シルクロードからのものでございます。この水の高い品質を世界にアピールしていくには相応しいのかなと。
それからあと、こちらは「東村山浄水場」と書いてありますけれども、あと、金町がありますが、それぞれ、どこの浄水場ということがわかるようにできているというものでございます。
それから、これは「海外向け」といたしまして、「Tokyo Tokyo」の、中身は一緒です。こちらもデザインは海外向けで、「東京水」ということで、「PURE TOKYO WATER」となっております。
これは、今日から、それぞれ配布を開始をいたしまして、「国内向け」のボトルについては、スポーツの関連イベントなどでお配りをする。各種都民向けのイベントなどがございますので、そういったところで配布をしてまいります。
それから、「海外向け」のボトルでありますけれども、羽田空港の観光情報センターであるとか、一部の国際線の機内・ラウンジ内で配布をしていく予定でございます。
それから、来年はIWA世界会議が開かれることになっております。まさしく、国際的なビッグイベントになるというものでございまして、こういった場面で世界に誇る東京の水道水をしっかりPRしようということで、ラベルも新たにしたということでございます。
詳細は、水道局にお聞きください。

(「ペットボトル『東京水』のラベルを一新」は、こちらをご覧ください。)
(「海外発信向けアイコンを活用した「東京水」を作成」は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:184KB)

4 ダイバーシティ・東京の実現に向けた新たな取組について

【知事】それから、最後のこちらもイベントのお知らせですが、先ほどの国際金融は、私が常々申し上げている「スマート シティ」東京の確立でありますが、今からお伝えするのは二つ目の「ダイバーシティ」に関する取組でございます。誰もが生き生きと活躍できるダイバーシティ・東京の実現に向けて都が新たに取り組む二つのイベントのご紹介でございます。
一つ目が、外国のさまざまな文化を体験・体感できる「東京多文化フェス」で、11月26日の日曜日、ベルサール秋葉原での開催ということになります。出場される方がスウェーデンのご出身でタレントのLiLiCoさんがトークショーを繰り広げていただきます。それから、区市の国際交流協会などの団体が多数ございますけれども、そこに都内の大学生が行っている在住外国人支援の活動などをご紹介をするというイベントです。
それから、あと、留学生によりますアジアの民族舞踊の披露があったり、民族衣装や着物の試着コーナー、キッチンカーによる海外の食文化も体験いただけるということでございますので、是非多くの皆さんにご来場を賜りたいと存じます。私も出席をしまして、東京の外国人と日本人が共に支え合い、活躍できる「多文化共生社会」の実現に向けたメッセージを発していきたいと考えています。
二つ目、こちらは女性でありますけれども、社会における女性の活躍推進について語り合って、広く発信を行うイベント、「女性が輝くTOKYO懇話会」を12月21日の木曜日、東京ウィメンズプラザにおいて開催をいたします。今回は、結婚や出産などのライフイベントに影響を受けやすい女性のキャリア形成をテーマといたします。職業生活、そして、家庭との両立など、多くの女性が、いろいろと思い悩んでいるところでありますけれども、そこで社会の第一線で活躍しておられるゲストの皆さんとディスカッションを行うことにいたしておりまして、会場の参加者、フロアの皆さんとも質疑応答ができるような形を考えております。参加者募集をしておりまして、12月8日(金曜日)まで、ウェブサイトでも受け付けております。多くの皆様方がお申し込みいただけますようにお待ちを申し上げております。
以上、私からは四つ、ご報告、イベント等でございました。はい。
詳細は、生活文化局にお聞きください。

(「多文化フェス Tokyo Multicultural Fes.を開催」は、こちらをご覧ください。)
(「東京多文化フェス 出演者(団体)、スケジュールを追加」は、こちらをご覧ください。)
(「女性が輝くTOKYO懇話会を開催」は、こちらをご覧ください。)
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:465KB)

質疑応答

【記者】11月幹事社の日本経済新聞の岩村です。幹事から、知事に2問質問があります。一つ目は、国際金融都市構想の関係でお尋ねします。知事は先ほども「税負担軽減に向けた見直し」ということで言及されました。具体的には法人二税を指すのかと思いますけれども、その引き下げの規模、スケジュール感というのをどういうふうにお考えですか。また、条例改正を伴うとすれば、来年のどの定例会を目指すのかということあたりも、知事のお考えをお伺いしたいと思います。

【知事】今トランプ政権が減税、「法人減税20%」と言って、「いやいや、それは財源がないから、来年度にしよう」とか、いろいろ議論があるところでございます。世界はさように、非常にダイナミックに物事進んでいるという認識が一つ。
それから、日本の法人の実効税率、今仰った法人二税の部分の抜本的な部分については、ほとんど国税であることはご承知のとおりでございます。よって、私どもが提案してるのは、資産運用業およびフィンテック企業の新規参入促進のための都税である、この政策減税ということであります。インセンティブをもたらそうということで、これは財務省というよりは、内閣府の枠組みでの税制改正をお願いしているということでございます。
これについては、これから税の季節になります。都としてどのような税収をどのような形で確保するのかというのは大変大きな課題でございますし、全体を見ながらということですが、国際金融都市をつくるという意味でのこの法人減税の活かし方というのは、ある種メッセージにもなっていくかと考えておりますので、そこは、引き続き必要な方々、関係者の方々にも働きかけつつ、実現をしていきたいということでございます。あくまで政策減税ということであります。はい。

【記者】わかりました。もう1問、今度は話変わりまして、築地市場の関係でお伺いします。本日予定されておりました新市場建設協議会が中止の運びとなりまして、今も移転の具体的な日程が決まってないという状況です。それ、知事、今後どのようにご対応されるのか。また、江東区や千客万来施設の事業者に対して知事がご自身で説明に出向かれるなど、そうした対応をとられるご予定はございますか。

【知事】これまで業界団体におかれまして、大変精力的な意見交換を行っていただいて、10月中旬ということで大体季節感といいましょうか、主なこの時間軸というのが見出せて、そこへもたらすまでのご努力には改めて敬意を表したいと思います。
その中で意見集約が図られる中で、なお議論が必要だということで、今日の新市場建設協議会の開催については、一旦見送りということでございます。都といたしましては、改めて業界団体に対しても、今も江東区とさまざま意見の交換、それから十分な調整などを進めている最中でございますけれども、そういったことなども業界団体に丁寧に対応して、できるだけ早く新市場の建設協議会を開催できるようにお願いをしたいと考えております。
あと、豊洲市場の移転については、地元江東区のご理解、そして、ご協力いただくということが必要でございますし、また、今回、江東区の方から三つご要望が出ておりますが、これは以前から出ているものでございまして、これについては時間軸がそれぞれ、できるだけ早くと、それから中長期とそれぞれ分かれているかと思います。これまでのご要望を確認したということと、それから、それぞれ真摯に、特に賑わいの部分はこれから開場に向けて、できるだけタイミングを合わせたいというのが江東区のお気持ちなのでしょうから、その辺りもよく捉えて、都としても調整を今後とも図っていきたいと考えております。今担当者がそれぞれ毎日のように市場関係者、そして、江東区の皆様方とも連携をとらせていただいていると報告を受けております。

【記者】わかりました。
幹事から以上です。各社、質問される際には、社名、お名前を名乗った上での質問ということをよろしくお願いします。では、よろしくお願いします。

【記者】毎日新聞の芳賀です。浅草寺の仲見世商店街についてお伺いいたします。商店街の家賃をめぐり浅草寺が新たに提示した額が、都がこれまで徴収していた額の約16倍に上り、一部から反発の声が上がっていると聞いております。都は、浅草寺と商店街がつくる協議会のオブザーバーとしての立場であるとお聞きしておりますが、浅草寺はインバウンドでも大変重要な施設、観光資源でありまして、知事のご所見をお聞かせください。

【知事】はい。今日、具体的な数字を今持ち合わせておりませんが、これまでの流れをもう一度改めて復習をしますと、この土地について、この元々の浅草寺さんの方に戻るということになりますと、その事業収入分ということで税が上がるということだと思います。これまでもある種、大変格安のところで営業してこられたと思いますので、これからは、浅草寺さんとそれぞれの業界、あちらのお店の側との民民のお話になるのではないかと思います。
これまで非常にこの土地代、それから賃料も非常に安かったと聞いておりますけれども、これから、やはりあそこの全体の雰囲気をつくっていただいてるということなので、上手くその交渉が進むことを期待をいたしております。
仲見世の建物ということで、これからも賑わいを維持していくということが必要かと思います。いずれにせよ、これから当事者間の方でしっかりと、ご議論いただきたいと思っております。今申し上げるのはそれだけです。
やっぱり、あそこは、東京の目玉でもありますから、上手く話がつけばということは期待しております。はい。

【記者】読売新聞の田中です。地方消費税の件でお伺いします。昨日の最後のぶら下がりでも、ちょっと仰っていましたけれども、野田大臣に申し込みをしているということを仰ってましたが、何か、昨日から今日までの間に進んだこと及び、また、知事がどういうふうにされたいかというお考えを教えていただけますでしょうか。

【知事】そうですね、特に報道以外のところでは進んでいるとは聞いておりません。ただ、これから税についてはさまざまな検討が行われるという季節に入っていくのだと思います。野田大臣の方には、アポを申し入れをしているところでございます。
それから、地方消費税の清算基準の見直しに関する議論が行われているという中で、清算基準に占める消費に関する統計の比率、これを下げて、人口の比率を大幅に高めようとする案も取り沙汰されていると聞いてるわけでございまして、この点については、まず制度の、そもそもの制度の論旨をこう、歪めるのではないか、というか、歪める。それから、地方分権の流れにも逆行するという、そのような見直し案ではないかと考えております。
大阪府、愛知県なども同様な立場でいらっしゃいまして、これらの自治体と連携しながら、国に対してしっかり反論をしていきたいと考えております。やはり地方分権というか、財源をどうするかというのは一番大きな部分だと思っておりますし、しっかり、これからも首都の賑わい、それから、経済のエンジンであり続けるためにも、この東京都としまして、このエネルギーというのを十分に確保していく必要があることをお訴えをさせていただこうと考えております。

【記者】NHKの本間です。国際金融都市構想の税負担の軽減に向けた見直しの件なんですけども、法人実効税率について目標が盛り込まれていませんが、この盛り込まれなかった理由と、今後どのぐらい下げる必要があるというふうに認識されているのかお伺いしたいと思います。

【知事】先ほどお答えいたしましたように、法人二税につきましても、大宗は国の部分でございます。それによって、東京都がどこまで下げることができるのかどうかということなども総合的に考えなければなりませんので、数値というものについては、この段階で盛り込んでいるわけではないということでございます。
ただ、政策減税ということで、ある意味象徴的な形のものになるかと思いますが、いずれにいたしましても税でございますので、慎重に検討していきたいと考えております。

【記者】テレビ東京の横堀です。今やってらっしゃる予算のヒアリングについて、関連してちょっと伺わせてください。今日も、この後、業界団体の方いらっしゃいますけれども、その中で、今日、公衆浴場、いわゆる銭湯の組合の方たちがいらっしゃいます。銭湯は、最近、都内でもすごく減ってきていると聞いていますけれども、知事は、この銭湯について、役割なども含めてどうお考えなのか。
今後、都としては公衆浴場活性化検討会というのもやってますけれども、今後どうしていくべきなのか、そういった点をお聞かせください。

【知事】確かに、今、団体の皆さんからそれぞれ現場のお声をヒアリングさせていただいております。対象を金額で絞らせていただいているわけですが、今日と、これからもうあと2回ほどで、とりあえずの終了になるかと思います。
現場の声を聞かせていただくというのは、本当に大変重要なことで、今回ずっとお話伺っていて、東京の医師会から、例えば東京消防庁が所有している救急車、非常に立派な救急車、あれが大体何年かすれば廃車になってしまうということで「非常にもったいないね」ということを医師会の方から仰ったり、そうすると、それをどう活用するか。よく消防車などは海外で活躍したりとかいう例もありますけれども、救急車は民間でもいろいろ活用できるのではないかというようなご提案もあり、非常に、単に予算要望を伺うというだけでなく、そういった現場の疑問であるとか、知恵をお聞かせいただけるというのはありがたい。
それから、もう一つ申し上げると、東京都漁業組合、漁協からは、実は「東京未来ビジョン懇談会」の中に、東大を卒業されて、漁師を三宅島でやってらっしゃる人が入ってるのですが、彼が「今度船を持ちたい」と言っているのだということで、どうやって若いフィッシャーマンというか、漁師を育てていくのか一緒に考えましょうとか、非常に前向きなご提案、多々いただいているところであります。それぞれ良い考え方を、また必要な場合は予算にしていく。
それから、また、この際申し上げておきますと、今回は、都民との皆さんと職員の皆さんから予算案を寄せていただいております。職員の皆さんからは164件、それから、都民の皆さんには253件、ご提案をいただいております。とても生活感というか、身近なアイデアから、それから、職員の方々は、職員なのだから普通に予算に照らせば良いではないかと考えられるかもしれませんが、前のポストのときに考えていたものと、今のポストのところと、もしくはその前のポストと合わせたらこういう良いのができるのにというようなことで、現在のポストにかかわらず提案ができるということをいたしましたところ、私も一部拝見しましたけど、なかなか良い案が出てきていると思っております。
こうやって、これこそが、まさしく都民ファーストの都政になるのではないかと思っております。
すみません。お風呂でありますけれども、お風呂は、あれは文化です。是非守っていきたい。ただし、内風呂になってからどんどんと利用客が減ってきているということと、それから、燃油が高くなったころなど、随分廃業された方もいらっしゃる。それから、改修するのも大きいですから、お金がかかるなどあります。ただ、柚子湯のときとか、やっぱり風物詩でもありますし、それぞれ区市町村などと連携して、いろいろな知恵を出していただいて、是非、若い経営者の方々にも頑張っていただくためには、東京都の文化としてどうやって公衆浴場を守るかということについて、今、会議体をつくって、現場の方と、それから、こうしたらどうだというコンサルの方々と、それぞれからアイデアを出していただいてるところでございます。江戸のお風呂屋さんというのを、是非これからも確保していきたいと思っております。
ちなみに、風呂敷を私はよく振り回してるわけですけれども、この風呂敷というのは、江戸の頃からも、お風呂屋さんに行ったときに、自分の衣服を脱いだら、そこをそのお風呂に敷いた自分の、屋号が入ってるきれで、それを自分の衣服を包んで、「これ、私の」と言っておいてお風呂に入ってということから、「風呂敷」という言葉があるのです。ですから、これも一つの江戸の文化であって、だからこそ、私は風呂敷というのをこだわってやっているという話でございます。
そのうち、お風呂屋さんの人間国宝というのができてくるかもしれませんけど、でも、それぐらい私は、お風呂というのはコミュニティの要で、まさしく「裸の付き合い」ができてということを考えれば、絶やしたくない産業だと考えております。

【記者】日本経済新聞の舘野です。国際金融都市構想の関連で重ねてお伺いします。税負担の軽減の部分で、国のところについては法人税、働きかけていくということで、都税の方についても、知事としては早期の軽減を目指していくということでよろしいんでしょうか。

【知事】明確にしておきたいと思いますけれども、EMPという業(EMPの対象となるような資産運用業者や、フィンテック企業)に関しての減税、政策減税ということで、すべからくの減税という点ではないところをお間違いのないようにお願いを申し上げます。

【記者】朝日新聞の野村です。これから議員さんとかが、政治資金パーティーとかを年末にかけてたくさん開く季節になると思うんですけども、知事が就任してから、衆議院時代はそれなりにやられたと思うんですけど、1回も政治資金パーティー開かれてないと思うんですけども、その意図というか、なぜやらないのかということを教えていただけますか。

【知事】一言でお答えします。暇がありません。はい。
以上です。

(テキスト版文責 政策企画局調整部政策課)

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