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平成28年(2016年)8月2日更新

小池知事「知事の部屋」 / 記者会見(平成28年8月2日)

知事記者会見
2016年8月2日(火曜)
13時30分~14時16分

知事冒頭発言

【知事】皆様、こんにちは。今朝ほど、第20代東京都知事に就任いたしました小池百合子でございます。改めて皆様どうぞよろしくお願いを申し上げます。
今朝、初登庁いたすまでにも、本当に多くの皆様方からメール、SNSなどでお声を頂戴いたしました。最も多くのお声は、「都政の改革に頑張れ」というお励ましの言葉でございました。選挙期間中は、「劇団ひとり」などと揶揄されたわけでございますけれども、1人から始めて291万人余の方々に改革を求めるうねりが広がりましたことに、正直驚いておりますとともに、重責を担ったその現実に、改めて身を引き締めているところでございます。そして、都知事に就任した今は、1360万人都民の皆様方の生活、命、そしてそれぞれの環境、これらをしっかりと守っていく、そのことに邁進をしてまいりたいと、このように考えております。
私は、この選挙におきまして、「東京大改革」を掲げて、多くの皆様方からご賛同を頂いたところでございます。これは選挙のための言葉というわけではございません。都民の皆様方とのお約束でございますので、東京大改革については、しっかりと実行をしていきたいと、こう考えております。
そこで、具体的なこれからの私の取組について若干ご説明をさせていただきますが、「都政改革本部」なる組織を設置いたしたく考えております。都知事としての私的懇談会という位置付けになろうかと思います。
そして、その内容でございますけれども、私自身を本部長といたしまして、都の職員、加えて既得権益にとらわれない外部の委員、この方々とともに構成をしていきたいと考えております。
その目的でありますけれども、都庁、そして出資団体等の業務、組織、予算等のあり方を点検する、そして都民の皆様方にその結果をご報告するということであり、都政をまさしく都民ファーストというものに改善をしていくということでございます。この都政改革本部におきましては、過去の慣例にとらわれることなく、効率、効果、そして透明性の観点を重視して取り組んでいくものといたしております。そして、この改善策が出されましたならば、日常業務の改善にとどまらず、事業や組織の廃止、経営形態の見直しなどの抜本策を含み、それを改善に導いていきたいと考えております。また、逆に必要と思われる場合は、追加でさらに投資をする、それから組織の再編というような形で、硬直化しないで、より都民の皆様方のニーズに即した都政としていくという、そのための機関でございます。
なお、この都政改革本部の下に特定の課題について調査チームを設置したいと考えております。現時点で考えておりますのは二つございまして、一つが「情報公開調査チーム」、情報公開でございます。これは選挙中からも、ずっと情報公開の必要性、そしてまた、他の道府県と比べましても東京都は、この情報公開というのは若干遅れております。というか、下から数えた方が早いという状況でございます。ということで、一つが情報公開の調査チーム。
そしてもう一つが、都民の皆様方にもご負担はおかけする。しかしながら、この首都・東京がホストシティでございますオリンピック・パラリンピック、この調査チームを設けたいと考えております。これも都民の皆様方のお金が、適正に使われるのかどうかといったようなことを、もちろんこの都庁内で、行政でそれを進めている部門もございますけれども、一方で、外部の皆様方にもご参加いただく形での、この改革本部の中の「オリンピック・パラリンピック調査チーム」、これらも、外部の視点などを尊重しながら、都民の皆様の立場、そして都民の皆様方にご負担をお願いするという観点から助言を頂くという形になると思います。
いずれにしましても、都政改革で最も重要なことといいますのは、徹底した情報公開だと思っております。先ほども申し上げましたように、各種の調査を見ておりましても、多くが、47都道府県において、東京都は最低に近い結果となっているわけでございまして、まず開かれた都政ということには、まだまだ遠いという状況でございます。これは「暴く」というよりも「開いていく」ということを目的にしたいと思っております。
そして、情報公開調査チームにおきましては、都庁の情報公開の実態評価をいたしまして、あるべき姿を論じ、そして本日から知事主導で可能な限り、あらゆる情報を見える化してまいりたいと考えております。そして、最終的には情報公開のルール、規制の見直しなどをしてまいりたいと考えております。常に都民の皆様方に見える、そういった都政を進めていきたいと考えております。
オリンピック・パラリンピックの調査チームでございますけれども、こちらは予算の軽重、準備体制、工程表の妥当性ということを第三者の目も借りて検証、チェックをしていきたいと思っております。東京都と関連省庁の責任分担体制も明確にいたしていきたいと思います。基本的には、ベースは決まっておりますけれども、その妥当性などをチェックしてまいるということでございます。
それから、入札、公売等に関しましてもチェックをし、次回の都議会定例会の開催前、9月には、このオリ・パラ調査チームの中間報告ができるような、そういう作業を進めていきたいと思っております。
いずれにしましても、2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、成功させていかなければなりません。それは都民の皆様方の多く、いえ、ほとんどがそう感じておられることだと思いますけれども、同時に、都民の皆様方に愛される東京オリンピック・パラリンピック、そして国民の皆様方が参加していく、総じて盛り上げていくような東京オリンピック・パラリンピックにしていかなくはならないと考えます。
このような形で、国と組織委員会、そして東京都、これらがきっちりと、またきちんと連携していくためにも、東京都といたしましても予算、運営体制を明らかにして、都民の皆様方にそのことをお示ししていきたいと考えております。
この調査チーム、今二つを申し上げましたけれども、課題は山積をいたしております。また、なすべきことはまだまだあるわけでございますけれども、しかしながら、もたついているわけにもまいりません。そこでスピードを優先させながらも、しかしながら、細かい部分もきっちりと詰めていきたいと考えております。
私の都政におけます理念、これはあくまでも都民ファースト、都民が第一ということでございます。都民の皆さんが今一番何を問題にしているのか、また何を必要としているのか、是非その声を私のもとにもお届けいただきたいと思っております。そのための情報インフラ、双方向のインフラのシステム、これを早急に用意いたしたいと考えております。
そして、都民の皆様方のご協力なしには、この都政改革、東京大改革というのは進まないわけでございますので、是非とも都民の皆様方にも参加していただいて、この東京大改革を進めたいと、このように思っております。
そして、その上で、私が目指す東京でございますけれども、選挙の最中からも、三つの新しい首都東京、シティを作りたいと申し上げてまいりました。
一つは、安心・安全な「セーフ シティ」であります。安全なまち、セーフ シティであります。そして、二つ目が全ての都民の皆様方が活躍できる「ダイバーシティ」でございます。そして、三つ目が将来の成長戦略にもつながります「スマート シティ」、この三つでございます。
これからの東京のビジョンとして、この三つのシティを一つずつ進めてまいりたいと、このように考えております。
なお、本日、都庁の職員の方々に訓示を行わせていただきました。この間、何かと都庁の職員の皆様方は、知事の交代なども相次いだということもございます。そういう中で、まず、職員の方々のやる気、士気を高めるというのがトップである知事の役目ということから、幾つか課題といたしまして、というか、私の方からお願いしたことがございました。
まず、できない理由を探すよりはできる方法を考えろということでございます。そして、二つ目は、どんどんと提案をしてほしいということも申し上げました。三つ目には、大義と共感、これは私がこれまでの環境大臣の当時、クールビズを始めた経験を基にいたしまして、役所というのは、往々にして予算の獲得には、しゃかりきになってやるわけですけれども、そして、それをきちんと執行する。だけど、効果については、あまりフォローアップしていないようなことが、これは中央官庁にも言えることでございまして、やはり、大切な都民の皆様方のお金を有効に使っていく。それは単に予算だけでなく、いろいろな知恵を使いましょうということを、クールビズを例に、引き合いに出させていただいてお話をさせて、訓示として申し上げたところでございます。いろいろな工夫をしていくということが大事かと思っておりますので、この点でも、都民の皆様方からも、いろいろなご意見を頂戴できればと、このように思っております。
最後に、本日、都知事に就任をいたしましたこの機に、一言、私の本日の心情を申し上げたいと考えております。
大西洋の無着陸飛行をしたことで有名なリンドバーグさんの奥さん、この方は、女性飛行家の草分け的存在であります。アン・モロー・リンドバーグという方がおられます、女性飛行士。このアン・モロー・リンドバーグさんは、「成長や改革、変化の中にこそ、本当の安定がある」。私は、是非、この都政、東京を大改革し、それはすなわち、本当の安定につながると、このことを確信いたしまして、これから東京都知事としての重責に一つずつ応えて、そして、都民の皆様方に、その新しい都政がいかに有効であるかということを実感していただけるよう、粉骨砕身、邁進してまいりたいと思います。課題はたくさんございますけれども、一つひとつ丁寧に臨んでまいりたいと、このように考えております。

質疑応答

【記者】日本テレビの久野村です。就任おめでとうございます。改革の本部なのですけれども、オリンピック・パラリンピックについては9月をめどに中間報告をということなのですが、最終的な調査の結果を出すめどというのはあるのかというのが1点と、それは、この常設するものとして、今後、知事の都政をサポートしていくのか、その就任当初の取り急ぎの問題を浮き上がらせるために作るものなのかというのをお願いします。

【知事】お答えさせていただきます。都政改革はスピーディーを旨といたしたいと思います。しかしながら、即、短期間で、その改革の成果が出るものと、それから、中長期にわたるものとございます。そういった意味で、タイムスパンを分けながらも、都政の改革、東京大改革という大テーマ、それを、まず、時間軸とそれから課題軸とに分けて進めたいと思っております。
これは私の、この任期の間は常設の機関とさせていただき、また、必要に応じて、日々、いろいろなアジェンダ、テーマが出てくるかと思いますので、それぞれ個別の調査チームを、その度に必要であるならば設けるという形で、機能する改革本部にしていきたいと思っております。
人員などについては、今、精査をしているところでございますけれども、外部の方々については、こういった改革にこれまで取り組んでこられました知見のある方々、この方々にお願いをしようと、このように思っております。
改革本部のこの体裁などがまとまりましたならば、また、皆様方にはご報告をさせていただきたいと思っております。

【記者】CBC「ゴゴスマ」の奥平と申します。まずは就任おめでとうございます。都政改革本部、そして二つの調査チーム、それらは、先ほどの職員の士気を高めることと必ずしも一致しないこともあるかと思います。例えばこれまでやってきた仕事であったり、方向性の否定や、内部からの反発であったり、そういったことも起こり得ると考えられます。そのあたり、どう対応していこうと考えられていますか。

【知事】改革は、やはり自ら変えていくということなしには、ただ、外からの部分では、改革には資さないと思います。ということで、今日、職員の皆様方にお訴えしたことは、やはり、自らを変えていくために、まず、情報公開をしていきましょうという話もさせていただいたわけで、二つ目は情報公開でした。私、ちょっと間違えました。情報公開を自ら進めることによって、外から見てもらうと。内々でなあなあでやっている限りは、改革にはつながらないと思います。
役所というのは、往々にして、本来は機能体であるべきなのですが、時には共同体になりがちでございますが、役所こそ、機能体で、ゲマインシャフトとゲゼルシャフトでありますけれども、やはり、共同体で、仲間内でやりましょうということではないと思っております。
その意味では、外部の皆様方からの厳しいご指摘などを受けることが、この都政を改革する、そして都民ファーストに近づく方法だと思っておりますので、私はむしろ、矛盾するとは思っておりませんし、また、痛いところを突かれるかもしれませんけれども、それは都民のために機能する都庁として、また、その職員として、それを進めるべきだと思っております。
そういったことについては、これからも、都庁の職員の皆様方に、私の方からも、一緒に頑張りましょうということは常に申し上げていきたいと思っております。
お1人、1問にしましょう。

【記者】お久しぶりです。「TVタックル」から来ました田嶋陽子です。先ほど訓示を聞かせていただきました。小さなことを大事にして、そこから変えていく、ご自分のクールビズのお話を例に出されてお見事だったと思います。
そこで、私が今日、この目で見た一風景、これを変えていただけたらなと思ったけれども、見当はおつきになりますか。実は、後ろから見ていましたら、都庁の職員の95%が全部男性でした。これは、やはり、外国に発信してほしくない風景だと思いました。やはり日本は男性中心なのだな、と。これから小池さんの視点でいろいろなものを変えていらっしゃるときに、やはりもう少し女性の視点が入った方が改革はスムーズにいくと思います。
そこで、こういう風景を変えるために、小池さんがどんなことをこれからなさっていらっしゃりたいと思うのか、お聞きできたらと思います。

【知事】田嶋先生、ありがとうございます。TVタックルでもよくご一緒させていただきました。ありがとうございます。その上で、ご指摘は、むしろ、私にはエールに聞こえました。
この都庁の職員の男女比別ということ、私、正確な数字は現在持っておりませんが、先だって新聞のデータで30%を超えているということで、私はほかの中央省庁よりは、より女性の比率が高いのではないかということで、大変意を強くしたわけでございます。
二つ目に挙げているダイバーシティというのは、まさしくそういったこと、男女比率のことも入るわけでございまして、その意味では、ほかの役所と比べましても、東京都庁というのは既に女性の比率は3割を超えて、ただ、それで、多いのですということではなくて、より多くの女性の方々にもっともっと活躍していただきたいと思います。
世の中を変えていくのは、よそ者、若者、ばか者といいますけれども、女性は、これまで、ある意味よそ者扱いで、万年野党と言われていたわけでございますが、だからこそ、女性の職員の皆さんに頑張っていただくことというのは、一番、東京大改革の担い手になっていだたけると思っております。
都の職員の採用時の今の比率など、これからきちっと確認をしておきますけれども、特により幹部への登用などを進めていく、そして、私も女性政策について、これまでも取り組んでまいりましたけれども、やはりロールモデルがおられると、また頑張ろうという女性もいる。いろいろな女性いらっしゃいますから、そういう意欲のある女性は、できるだけその実力を認めて、そして活躍の舞台を設けていく、このことが一番早い東京大改革につながると、このように思っております。またいろいろとエールを飛ばしていただければと思っております。
数値等は、今、即お答えはできませんけれども、私はそういう考えを持っていると。
ちなみに、まだまだ国会でも女性議員の比率が本当に少なくて、これこそ後ろから数えた方がいいと、190か国中、確か156位か何かで。

【記者】104位。

【知事】104位はWEF(世界経済フォーラム)の数字であるかと思います。いろいろな数値がある。いずれにしましても、この都庁では元気な女性が働き、そして都政を引っ張り、そして子育てもする。こういった女性を是非応援していきたいと思っております。ありがとうございました。

【記者】ありがとうございます。よろしくお願いします。

【記者】毎日放送の大吉です。ありがとうございます。情報公開調査チームの発足に関してお伺いしたいのですが、都民のみならず、国民もやはり政治資金というものに関して、かなり関心が高まっていると思います。前任の舛添さんの問題もあるかと思うのですが、具体的に今後、政治資金、お金の情報というのはどういった形で情報公開していくのかという部分を教えていただけますでしょうか。

【知事】お金の内容もいろいろあろうかと思います。例えば、知事本人であるとか、それから、議会の方のお金の話もあろうかと思いますが、議会については議会がお決めになることだと思います。一番大きなお金の問題というのは、予算が正しく有効に使われているのかどうかといったことではないかと思っておりますので、その透明性を確保していきたいと思っております。
もとより、このお金のチェックにせよ、メディアの皆様方の尽力であるとか、それから議会によるチェックとか様々ございますけれども、もう一度情報公開という観点から、このお金をどのようにして公開していけるのかどうか、それから、公用車の使い方の話もございました、知事に関して。これなども、結局、お金の使い方、税金が正しく私に使われているのか、公に使われているかという問題だったかと存じますので、その点についてもルールなども決めていきたいと思っております。
いずれにしましても、情報公開のルールを作る、それをきちんと現場に戻して、そして、それを活用して、透明性を高める、このサイクルを確立していきたいと考えております。

【記者】ありがとうございました。

【記者】テレビ朝日の武内です。おめでとうございます。よろしくお願いいたします。
利権追及に関してなのですが、オリンピック関連に関しますと、街頭演説で都議会のドンが利権で動いたという一部報道もあるというようなお話をされていました。利権追及チームでは、そういったテーマも取り上げる予定はあるのでしょうか。

【知事】個別のことにはお答えはいたしませんけれども、幾つかの情報が、裏付け等なく、いろいろと漂っている状況でございます。利権追及といいましょうか、そのお金の部分では、オリンピック・パラリンピックの部分においては、いろいろな方々がいろいろおっしゃっているわけですけれども、では、それは一体どういう内容なのか等々、それを集約するような、そういったシステムを作っていきたいと思っております。そして、それをチェックしながら、透明性を持たせていくように。そして、また、もやもやした中で東京オリンピック・パラリンピックを迎えるのは不幸だと思っておりますので、さらには、コストが高騰しているという、ただでさえ、都民の皆様方の不満、不安があるわけでございますので、それを、厳しい第三者の目も活用しながら、それを明らかにしていくということでございます。
あと、いろいろな利権については様々ございますけれども、内部情報を含めて、それを集約する、それを受け付ける、そのシステムについては、今、研究中でございます。また、それについては、準備が整いましたならば、皆様方にお伝えをしてまいろうと考えております。

【記者】TBS「白熱ライブ ビビット」の和田と申します。知事就任おめでとうございます。
少し話は変わるのですけれども、都知事選をとおして、百合子グリーンなるものを強調されて、緑色の服をずっと着ていらっしゃったと思うのですけれども、それを今日期待して、初登庁は、緑の服を着てくるかなと思ったのですが、今日は、鮮やかな青色の服を着ていまして、どういった意思があったのかお伺いしたいです。

【知事】緑は私の環境、エコを中心としたテーマカラーでございます。特に選挙中は、戦闘服としてそれをまとっているわけでございます。また、その百合子グリーンが、街頭演説中、SNSなどで集まってくださった皆様方がワンポイント付けていただいたということは、本当にうねりのようなものを感じたところでございます。そして、今、291万票もの票、お支えで当選した今、ちょっと今はブルーオーシャンの気持ちで、静かな気持ちで、都政にしっかり臨んでいこうという意味でございます。
しばらくは緑を休めて、これから都政に邁進していきたいということでございます。ありがとうございます。

【記者】ありがとうございます。

【記者】朝日新聞の伊藤です。就任おめでとうございます。
知事報酬、給与の半減ということなのですけれども、議会に条例案を提出する時期など、具体的なところを教えてください。

【知事】これから行財政改革を進めていくということを標榜いたしておりますので、まず身を切る改革、その象徴として、私は、知事給与の減額ということ、半減ということをうたわせていただいております。事実でございます。
ということで、これについては、今、事務方にどのような形で行うのがいいのか。つまり、半額にすることによって、寄付のような形にならないためにはどのようにするのか、そういった制度面を含めて、今、検討していただいているところでございまして、具体的な内容が決まれば、お伝えをしていきたいと、このように思っております。
いろいろ考え方あろうかと思いますが、寄付先、私はもうオール東京でございますので、寄付という形になるのかどうなのかも含めて、ルールも含めて進めていきたいと思います。それが整い次第、議会の方にもお諮りをするという形になろうかと思います。

【記者】NHK「ニュースウォッチ9」の伊藤と申します。よろしくお願いします。今日、各会派を回られたと思うのですけども、最初に議長、副議長のところを回られまして、その後に、小池さんが戻ってくるときに「握手、嫌そうな顔していたね」ということがぼそっと聞こえてきたのですけれども、どのような思いだったのか、また、特に自民、都議会との関係性というのはこれからどう改善していこうかというところをお聞かせください。

【知事】何を申したかはあれですけれど、これまで、選挙期間中、いろいろと発言があって、不愉快な思いをされた方もおられるかと思いますが、しかし、都議会は車の両輪でございます。行政を代表する知事と、そして都民の代表であられる都議会と、これから車の両輪で進めていきたいと、このように思っております。残念ながら、議長、副議長のところでも記念写真の一つもお撮りしたかったんですけれども、そうはいかず、とても残念な思いでございましたが、しかしながら、議会を代表する議長には、これから都民ファーストでこういったことを進めていきたいというようなことを真摯にお願いし、ご理解を深めていただきたいと、このように考えております。やはり、お互いに都民の代表であるということは、都民の利益、都民にとって必要なことというのは必ずどこかで接点が出てくるはずでございますので、そのことをゆっくりお願いしていくということになるかと思っております。

【記者】時事通信の斉藤です。よろしくお願いします。東北の復興支援のことについて、ちょっとお伺いしたいと思います。東京都はこれまで、職員を派遣したり、支援を行ってきたと思います。その一方で、舛添前知事はなかなか東北の被災地視察に行かないというような批判もあったりもしました。今後、東日本大震災の被災地の支援をどういうふうに東京都として関わっていくのかということと、それから、特に福島県については、今年の4月に水素電気の研究や生産について協定を結んだと思います。そのことを今後、どういうふうにしていくのか、お教えください。

【知事】東日本大震災の被災者の方々は、まだご自宅ではなく仮設、そしてさらには恒久住宅の方に移りつつあるかと思います。つまり、まだ何も終わっていない状況、ing形だと思います。私も議員として、何度か被災地の方には回らせていただきました。そして、当時は議員としての予算確保であるとか、当時、総務会長を務めておりました折には、小学校入学の子供たちにランドセルをお贈りしようとツイッターでつぶやいたところ、何千個のランドセルが届いて、総務会長室がランドセルでいっぱいになったということもあります。つまり、東京都として、当時、職員の派遣ということもいたしていたかと思いますし、今も、それぞれの市町村、県も含めてですけれども、お支えをしているかと思います。私は、やはり福島を含む被災地の方々、これは東京都としても支えていくというのは、これは当然の話だと思いますし、また、お支えするだけでなくて、新しい産業を福島などの地において支えていくということ、これなどは、雇用の問題や、そこでご生活なさっておられる方の将来の希望にもつながることですので、もう一度、ご指摘もございましたので、改めて東京都としての東日本大震災の被災地の方々への支援を改めて確認をさせていただきます。私としても被災地支援についての考えは変わりませんし、それをより強化し、かつ見える形で。というのは、私自身が被災地に出向くということもあろうかと思います。それらも検討してまいりたいと思っております。
また、水素ステーションというお話がございました。水素ステーション、燃料電池車であったり、それからオリンピック・パラリンピックのときの様々な公共の輸送にも使えるし、東京湾の屋形船を燃料電池で動かすというような話もございます。一つの新しいエネルギーとして有望かと思っておりますので、それについても引き続き、福島も含めてでありますけれども、水素ステーションについては取り組んでいきたいと考えております。

【記者】読売新聞の越村と申します。よろしくお願いします。先ほどの五輪調査チームの件なのですけれども、一方で、並行して、現在、舛添さんと遠藤さんと森さんで決めた費用負担割合のことで、三者協議が事務レベルで続いていると思います。そこでのお金の計算の見直し等と今回の調査チームの整合性について伺いたいと思います。よろしくお願いします。

【知事】今回の東京都政改革本部というのは、あくまでも都政という観点からのものでございます。そして、その下部にオリンピック・パラリンピック調査チームということになります。これは、都が負担するオリンピック・パラリンピックの予算、それはすなわち、もっと大きなオリンピック・パラリンピック全体の予算が小さくなれば、その分、分担にもよりますけれども、その部分が縮減される可能性もある。ですから、知事とすれば、その両方に声を出していきたいとは思っておりますけれども、都政改革本部というのは、基本的には都が負担する部分についてのチェックをしていくということになろうかと、このように思います。それから、いずれにしましても、組織委員会、それから国、政府、文部科学省、オリンピック・パラリンピック担当の大臣、そしてまた、JOC、そして都ということで、基本的には4者、その連携をよくすることが、すなわち無駄、無駄と言ったら、また誰かが怒るかもしれませんけれども、それを省いていく、重ならないようにしていくということが重要かと思っています。
私は、もう既に気がついたのですけれども、例えばボランティアの募集もそれぞれが別々にやっていて、何か別々のユニフォームとか何かがあって、何か一体感がないように思うのです。それなども、例えば、一体感をもたらすことによって国民や都民にメッセージがより伝わりやすいし、それから、関連する予算についても無駄がないのではないか。別々にやった方がいいというアイディアもあるでしょうけれども、私は、これを改めて、それこそ調査チームでチェックしていただきたいと思っておりますけれども、ダブりを省くということ、このことを徹底していくことによって、事務負担の軽減であったり予算の軽減につながると思っております。昨日もブリーフを受けましたけれども、まださわりのさわりでございまして、残念ながら、まだ私自身が皆様方にしっかりとお伝えする段階には至っておりませんが、全容を知る中で、私自身からも考えを述べ、そしてまた、それは唐突に述べるのではなくて、根回しも含めて進めていきたいと考えております。

【記者】AFP通信の小澤です。よろしくお願いします。フランス、ルノーの社外取締役についておられると思うのですが、そのポストについて、今後どう対応されるか教えてください。

【知事】そのポストはもう既に辞任をしております。

【記者】共同通信の恩田と申します。知事就任おめでとうございます。
2020年のオリンピック・パラリンピックを控えて、今後、強い発信力が求められると思うんですが、東京のブランディングで、戦略や考えがあればお聞かせください。

【知事】ありがとうございます。成長戦略の一つだと思います。そして、私自身、選挙中にもお話といいましょうか、お訴えさせていただいたのですが、東京のブランディングを徹底してやっていきたいと思っております。東京にいると、かえって、どこが宝物か分からないかもしれません。そういう意味では、それこそ海外の目も含めて、ブランド、宝物をまずあぶり出していく。具体的には、切り子とか、それから繊維などもそうであります。それから、言ってみれば、そういった物品のみならず、お祭りなどもそれに入るのではないだろうかなと。おみこしを担いだりといったようなこと。それを総合的にブランディングしていく。その一例として、フランスの場合は、コルベール委員会という1954年に設立された委員会がございまして、これは私は、何もなければ本を書こうと思っていたぐらい研究をしておりましたので、是非これを、今度は都知事として、東京版コルベール委員会を作ってみたいと考えております。
今、時間があれなのですけれども、具体的に申し上げるならば、例えば、フランスのブランドがございます。シャネルとか、エルメスとかはもう、東京の目抜き通りはブランドショップで埋められていて、それの最大の顧客はこれまで日本だったということなのですけれども。そして、それらは国内ではお互いに競争していますけれども、海外に行くときは、みんな一緒に連携して。例えば、模倣品、コピー商品などは一緒にこれをたたいたり、権利を主張したり、それからこの通りを、どこの通りで、どういうふうにして、お互いに相乗効果を出すかとか、対外的になりますと、とてもいい効果を生み出している。コルベールというのは、昔、ナポレオン時代にいた、コメディ・フランセーズなどを作った人なのですけれど、この人がそういう対外的なフランスのブランディングをいち早く進めていた。その人の名前をとってコルベール委員会と言っています。私は是非、この今日の改革の話とは全く別に、行政の観点から、この宝物探しということをやっていって、そして、それをいかにして対外的に発信をするか、付加価値をつけて発信をするか。ブランディングというのは付加価値をつけるということですので、そのことを、是非、いろいろな方のアドバイスを伺いながら進めていきたいと思います。
その心は、江戸切子もさることながら、そういった伝統文化は、東京にもたくさんございます。それを担っている方は、随分、私も存じ上げているわけでございますが、問題は跡継ぎがいない。その後、継承する方々がだんだんいなくなって、技の継承がうまくいっていないということでございます。そういったことから、名称はともかく、東京ブランディングのための委員会なり組織を私自身取り上げて、そして東京のブランディングを世界に知らしめると。これは東京オリンピック・パラリンピックと並行する形で、お互いが補完する形で進めていけば、相乗効果につながるのではないかと思っております。

【記者】日刊スポーツの中山と申します。就任、どうもおめでとうございます。
先ほどのオリンピック・パラリンピックの国と組織委員会との連携に関してなのですが、昨日、組織委員会の森会長が、知事とどう交渉できるか、協力体制を築けるかどうかは、小池知事次第だということをおっしゃっておられました。でも、組織委員会、国と、先ほどは連携ということでしたが、どう具体的に意思疎通ですとか連携をとっていくつもりなのか、プランがあったら教えていただきたいと思います。

【知事】さわりの部分しか、私は、まだオリンピック・パラリンピックの全容をつかんでおりません。そしてまた、役割分担については、恒久的なものか、仮設なのかなどなど、既に仕分けはされてはおります。そういう中で、足りない部分は東京都と言われても、なかなか都民の皆様方のご理解を得た上でないと。必要なことは、東京はホストシティでございますから、それに対して応えていくということもございますけど、やはりアカウンタビリティーが求められますので、今それを私自身の中で咀嚼しながら、皆様方へのプレゼンテーションをしっかりしていきたいと思っております。
その上で、それぞれ役割分担がある中ではございますけれども、意思の疎通をよくするということでございます。疎通がうまくいかなければ、その分、この労力であるとか、それからお金であるとか、ダブりが出てしまうということは大変恐れていることでございまして、その点については、私は都を代表する形で、コミュニケーションをとらせていただいていきたいと思っております。
すみません。まだ声がこんな形で。次回は、もう少しいい声にしたいと思います。本当に皆さん、どうぞ、これからよろしくお願いをいたします。

(テキスト版文責 政策企画局調整部政策課)

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