プラスチックストローに代わるアイデア募集　優秀賞発表会

平成31年（2019年）2月2日（土曜日）、「プラスチックストローに代わるアイデア募集　優秀賞発表会」が都内で開催され、小池知事が出席しました。
東京都では、使い捨てプラスチックの削減について、昨年9月から10月まで、環境負荷やコストに配慮しつつプラスチックストローを使用しないで済む方法（代替素材の提案等）のアイデアを募集し、個人、企業・団体、小学校・中学校・高等学校から合計921件の応募がありました。

発表会では、昨年10月に実施された、都庁舎内店舗における紙ストローの導入試行の結果報告に続き、アイデア募集の応募結果および優秀賞作品10本が発表されました。また、優秀賞作品から来場者の投票による最優秀賞の選考が実施されました。
表彰式で知事は、食べ物や形状記憶のシリコンシートで作ったストローなど、多くのアイデアが寄せられたことに感謝し、「いろいろ楽しみながら、しかし、新しい発明はそういったところから生まれてくると確信しています。今回のアイデアは、みんなに刺激を与え、新しいイノベーションのきっかけになります」と述べました。また、「今日の生活がとても便利にできているのも、プラスチック製品のおかげ。しかし、それがそのまま捨てられ、海に流れることによって海の生物に影響を与えます。今、立ち止まってこれで良いのかと考えることは、とても重要なこと」、「大切なものは大切に、有効に使うという、日本の長年の美徳を改めて思い出していただき、物を簡単に捨てないということを守ってほしい。楽しいと思いながら進めてほしい」と話しました。
投票の結果、最優秀賞に「キャンディーストロー」が選ばれ、知事から、受賞者に表彰状が贈られました。また、多くのアイデアを応募した、羽村市立武蔵野小学校および品川区立第三日野小学校には特別賞が贈られました。