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平成31年(2019年)2月4日更新

平成30年度第2回都区協議会及び特別区長との意見交換会

平成31年(2019年)1月30日(水曜日)、平成30年度第2回都区協議会及び特別区長との意見交換会が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
冒頭、小池知事は、平成31年度税制改正における地方法人課税に対する国への反論について、特別区長の強力なバックアップに謝意を表し、「結果は、東京から巨額の財源を吸い上げて地方へ配分するということであり、堅実な財政運営がますます必要になってきます。各分野でのイノベーションを促進して、東京の『稼ぐ力』を強化していきたい」、「そのことが日本の成長・発展につながると考えており、戦略的に施策を展開していきます」、「住民に最も近いところで活躍されている皆さまとしっかり連携し、東京をさらに光り輝く都市にしていきたい」と挨拶しました。
会議では、都区財政調整、都区協議会予算案などについて協議が行われました。

続いて、「東京のさらなる成長に向けた取組について」をテーマに特別区長との意見交換会が行われました。
知事は、戦後に植林した木が70年を経て伐採時期を迎えていることから、大消費地である東京が積極的に木材を使っていくことを全国知事会で提案したとして、「多摩産材はもとより、日本中の木材の利用に向けて東京からムーブメントを起こしていくことは、山が動いて、治山、防災につながります。共存共栄を、東京から発信することに意味があります」、「住民に一番近いところにいる皆さんから発信していただきますと、全国共存共栄の良い姿になっていきます」と述べました。また、「世界の都市間競争は、ますます激しくなっています。その中で、東京が国際的な競争に打ち勝つ。東京2020大会を跳躍台にして、いかに成長に向けた取組を確実に、大胆に成し遂げるかが一番大きな課題」と話しました。

意見交換では、街づくり、交通インフラの整備、防災対策、児童相談所の整備、多文化共生・外国人対策、環境対策など、共通課題や地域特有の課題について要望・意見が出されました。

最後に知事が、「『都市力の向上』、『稼ぐ東京』、『人と人とを繋いでいく』という3つの柱をベースに予算を組み立てました」、「みんなが輝ける東京づくりをともに進めていきたい。今日いただいた課題には、真摯に対応させていただきます」と締め括りました。

意見交換会の様子の写真1

意見交換会の様子の写真2

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