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平成30年(2018年)12月20日更新

行政視察(障害者福祉施設)

平成30年(2018年)12月18日(火曜日)、NPO法人多摩草むらの会が運営している障害者福祉施設である「夢畑」(農園)および「畑deきっちん」(レストラン)を、小池知事が視察しました。

はじめに知事は、「夢畑」(八王子市)を訪問しました。外部作業スペースや、椎茸の菌床栽培を行っているハウスの様子を視察したほか、利用者である作業スタッフと歓談しました。
「夢畑」は、主に精神障害者を対象に、農作業等を通じ、就労の機会および生産活動の提供等により、障害者が必要とする知識ならびに能力向上のための訓練等の支援を行っています。この農場では、椎茸のほか約80品目の露地野菜を、可能な限り農薬を使わない自然農法で栽培し、「畑deきっちん」や道の駅などに納品しています。

次に、知事は「畑deきっちん」(多摩市)を訪れました。ここでは、「夢畑」で収穫された野菜が店頭で販売されている様子を視察したほか、野菜を使用した料理を試食しました。
「畑deきっちん」も、主に精神障害者を対象に、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して、雇用契約の締結等による就労の機会および生産活動の機会の提供等、必要な知識、能力向上のための訓練等の支援をしています。
このレストランでは、「夢畑」産の野菜のほか、地元連携農家の野菜等を中心にした創作料理を提供しており、ここで働く利用者が、達成感や充実感を味わえるよう、調理、フロア等の飲食店業務を通じて仕事のスキルアップを図るための支援を行っています。

視察を終えた知事は、「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)という考え方で、障害のある人の働く場を確保し、社会の一員として頑張ってもらえる東京づくりをするために、条例制定の準備をしています」とし、「みんなが多様性を大事にしながら生き生きと暮らせる、その現場を見せていただきました」、「障害がある人の個性を生かすための場づくりを応援していきたい」と述べました。また、視察した施設について、「社会福祉だけでなく、産業や労働という観点からのアプローチは重要」と話しました。

視察の様子の写真1

視察の様子の写真2

視察の様子の写真3

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