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平成30年(2018年)11月16日更新

防災に関する都民シンポジウム「防災×外国人」

平成30年(2018年)11月13日(火曜日)、防災に関する都民シンポジウム「防災×外国人」が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
シンポジウムには、多くの外国人を含む約400人の都民等が参加しました。

冒頭、知事は、東京に住む外国人の人口は54万人、東京を訪れる外国人旅行者は年間1,300万人と紹介し、「国際都市東京として、世界中の国々からいろいろな人が来ます。さまざまな多文化の理解を深め、共生しようという意識を高めていきたい」と述べました。また、防災事業の緊急総点検の結果に触れ、「(災害の際に)外国人の皆さんに情報が伝わりにくかったということが、総点検のポイントに挙げられました。どうやって情報を発信していくか。いろいろな工夫が必要」、「次から次へとやってくる災害から、どう東京都を守るか、都民の皆さんを守るか。そのことにしっかりと気を配りながら、皆さんとともに安全・安心な街東京をつくっていきたい」と話しました。
パネルディスカッションでは、特定非営利活動法人 多文化共生マネージャー全国協議会理事の高橋伸行氏をコーディネーターに、森ビル株式会社 取締役副社長執行役員の森浩生氏と羽衣国際大学教授でありタレントでもあるにしゃんた氏をゲストに招き、知事とともに、「災害がどんなものかを知る」、「災害に対して備える」、「災害が起きたらみんなで助けあう」ことなどについて語り合いました。知事からは、『東京都防災アプリ』や『東京くらし防災』なども紹介されました。

続いて、参加者からの事前質問や意見などを基に、「災害発生時の安否確認等の連絡」、「避難所で外国人と暮らすときに気を付けること」などについてディスカッションが行われました。
にしゃんた氏からは、「家庭など自分たちが関わるあらゆるところで、今日のようなディスカッションを数多く行うことが大事」、森氏からは、「外国人観光客に対して、どうすべきかが課題。”やさしい日本語”やアプリなどを活用し、皆さんの意識が高まっていくと魅力的な街になります。行政と民間が力を合わせて、皆さんにとって安全な場所になると良い」などの意見が出されました。最後に高橋氏は、「顔の見える関係が大事。普段から顔の見える関係をつくり、備えられるものは日常から備えておくことが大切」と締め括りました。

シンポジウムの様子の写真1

シンポジウムの様子の写真2

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