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平成30年(2018年)7月10日更新

庁議

平成30年(2018年)7月10日(火曜日)、都庁第一本庁舎において庁議が開催され、冒頭、知事は幹部職員に対する訓示を行いました。

 

皆さん、お疲れ様でございます。今回、そろそろ私も知事就任以来2年が経とうといたしておりますが、先日人事を行いまして、昨日の時点で多羅尾副知事が就任をされておられます。そしてまた、局長級にも異動がございました。新たな体制となりましたこの機会に、私の方から一言、申し上げておきたいと思います。
まずは、西日本を中心とした豪雨の影響は、想定を超える、はるかに超えるものではなかったかと思います。亡くなられた方々に、まず深く哀悼の意を表したいと思います。そしてまた、被災された皆様方には、心からお見舞いを申し上げたく存じます。都としてすでに、警視庁、そして東京消防庁に、各部隊の皆さんを被災地へ派遣していただいております。本日から順次、職員も派遣することとなっております。そして先ほど、岡山県の倉敷市に向かった職員には、「最大限の支援をしていく」との私からのメッセージを託したところでございますが、被害は大変広うございますので、全ての地域に対して同じ思いでございます。現地へ赴く職員の皆さんは、早期の復旧に向けて、しっかりと役割を果たしてくれること、期待をいたしております。そしてまた、各局では引き続き、被災地のために都として何ができるか、何をすべきか、また、東京において備えは万全なのか、これを機にですね、改めてよく見直しをしていただきたいと思います。東京においてですね、本当に備えは万全なのか、改めてチェック、よろしくお願いを申し上げます。
さて、先の第二回の都議会の定例会で、受動喫煙の防止対策をはじめといたしまして、多岐にわたる議論が行われました。そしてその結果、また一歩、都民のための都政を前進させることができたと存じます。退任されました川澄前副知事をはじめとする各副知事、局長、職員、それぞれの皆さんと一体となった成果だと、このように思います。皆さんのご尽力に対しまして、改めて感謝を申し上げたいと存じます。それから、今回の受動喫煙がその象徴でもありましたけれども、常に「人」に着目をした施策、そして成熟都市・東京のさらなる進化に向けた取組、加速をしてまいらなければ、現実の方が先にダーッと行ってしまう、そんな危機感も覚えるところでございます。私たちが持つべき問題意識として、ここでこの際、二点申し上げておきたいと存じます。
まず一点目ですが、常々申し上げておりますように、「持続可能な東京の実現」であります。ベビーブーマーの方々が後期高齢者となるのが2025年ということですが、その年はもとより、そのさらにジュニアの世代が65歳以上となって、高齢者人口が益々膨らむのが2040年代。そういった、うーんと先も見据えた形で、まさに「鳥の目」になって、誰もが輝く持続可能な東京を築き上げていかなければなりません。
もう一点、それは、「全国との共存共栄」であります。人口減少期を迎えた我が国が、明るい未来への活路を切り拓く。そのためには、東京が力強い牽引役となって、他の道府県とWin-Winの関係で共に成長していくことが肝要でございます。決してゼロサムゲームではいけない。そして、国は、こうした観点とは残念ながら真逆で、「東京対地方」の構図をあおるかのような流れになっております。「東京を標的とした税制度の見直し」によります目先の対応を繰り返そうとしているように映ってまいりますが、私たちは東京のため、そして日本のため、強い危機感を持って、日本全体の成長を後押しをする役割をしっかりと果たしていかなければならない、このように思います。
こういった二つの問題意識の下で、私たちは何を為していくべきか。それぞれの局でも、若手の意見も大切にしながら、大いに議論をしていただきたいと存じます。
さてまもなく、来年度の予算編成作業も始まるわけでございます。東京2020大会のレガシー構築、そしてその先の東京、そして日本のさらなる発展も見据えまして、各局で知恵を絞っていただきたいと存じます。それから、昨年度に引き続きまして、もうすでに募集、先月から始まっておりますが、「職員による事業提案」、こちらに対しても、是非、それぞれ所属部署の垣根を越えて、積極的に提案を寄せていただきたいと存じます。同じく、昨年度に続いて、「都民による事業提案」も行うわけでございますが、そこにですね、テーマとして「女性が輝く社会づくり」「起業・創業支援」など、対象の分野を拡大をいたしたいと思います。それから、今年度から新たに、大学の研究者から、研究成果等を踏まえた事業提案を受け付ける取組を開始していきたいと思います。いずれにしましても、皆さんの知恵、そして経験に加えて、生活に根ざした都民のアイデア、たゆまぬ研鑽に裏打ちされた研究者の知見。こういったものを、総合的に活かしていくことが、都政を強くしていく、都政を持続可能なものにしていく、このように考えております。そして、山積する問題を突破していきたい。各局におきましても、こうした幅広い発想を取り入れることによって、東京の新たな進化に繋がりますより良い事業を創り出していく、そんな思いを持って、積極的に取り組んでいただくようにお願いを申し上げます。
さてさて、ロシアで開催をされているサッカーのワールドカップでございますが、日本代表の健闘には、日本全体が大いに沸いたところでございます。ゴミ拾いとか、その後のロッカールームのきれいさとかですね、別の意味で、日本の発信をしてくださったというふうにも思います。こういう盛り上がりの中で、スポーツには、人々の心を一つにして、勇気、活力を与えてくれる偉大な力があるということを改めて実感をしたわけでございます。ということは、ラグビーワールドカップ、そして続く2020大会、東京大会の開催都市でございます東京、世界の期待に応える大会を実現する、そのことを改めて思い起こさなければなりません。あと745日、オリンピックまで。パラリンピックまで、ラッキーセブンが3つ並んで、何も出ませんけれども、777日ということに、今日の時点でなります。改めて身を引き締める、そんな思いでございます。そして、一日一日大切にしながら、大会の準備に着実に取り組んで、私たち自身も、目の前で繰り広げられる世界のトップレベルのパフォーマンスを、心待ちにしていきたいと思います。そのためにも、日々、大会の気運を醸成をしていく。今、ちょうど時差ビズのキャンペーンも始まりました。いろんなことの準備、ハード、ソフト両方から、進めていきたいと思います。
市場に関しましてですが、10月には、築地市場83年の歴史に幕を閉じることになります。そして、新しく豊洲市場が開場となります。市場の円滑な移転、豊洲のにぎわいの創出、築地の再開発、環状第2号線の暫定迂回道路の開通などなど、市場移転に関します、様々な問題、課題につきましては、関係局長会議で、緊密に連携を図って対応していただいておりますけれども、こちらのほうは、今日であと93日ということとなりました。新市場開場に向けて、引き続き全庁一丸となって取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
そして、今、働き方改革が取り上げられるわけでありますが、仕事が山積する中ではありますけれども、それぞれの仕事が着実に成果を上げるためにも、改めて、ライフ・ワーク・バランスを、これを忘れずに進めていただきたいと存じます。特に、各局のトップの皆さんでございます。計画的に休暇を取る時は取って、上手にリフレッシュしながら仕事に邁進する姿を見せる、そのことが、職員の皆さんに対しても、効率的な働き方を推進して、見本になるかと思います。各局の仕事に、一層磨きをかけることを期待をするところでございます。この機会、今一度職員に対しまして、計画的な休暇の取得、20時完全退庁、そして、昨日から取り組んでおります、先ほども申し上げた時差ビズなど積極的に推奨して、一人ひとりがメリハリをつけていきいき働く、活気溢れる職場づくりを進めていただきたいと存じます。
最後に、東京150年を記念して復刻しましたカッパバッジですが、今日から販売開始となりました。皆さんもどうぞ、つけておられますね、はい。多くの皆さんに、都内の多くの施設等で特典がございますので、このバッジを身につけていただいて、東京の様々な場所へ都民にお出かけいただけるようにお声掛けをしていただきたい、このように思います。また、職員の皆さんも、150年の歴史に思いを馳せながら、改めて都内を巡って、その魅力を肌で感じていただきたいと存じます。先人たちが築いた東京、より良い都市として未来へ受け渡していく、その使命が私たちにあります。その使命を胸にして、それぞれの立場で為すべきことを考えていただきたいと存じます。そして一人ひとりが、未来への強い思いを持つ、そのことが、東京の持続的な発展の原動力となります。私は、そのように確信をしているところでございます。
さて、異常気象ばかりが続くと何が異常かよく分からなくなりますが、今年もきっと暑い夏になるのではないかと、このように思いますが、どうぞ皆さん、健康に留意をしながら、大切な2018年の夏を過ごして、そして次の準備にいそしんでいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。目指す方向は、東京大改革であります。よろしくお願いいたします。

庁議の様子の写真

 

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