国家戦略特区シンポジウム

平成30年（2018年）6月29日（金曜日）、国家戦略特区シンポジウムが都内で開催され、小池知事が出席しました。
このシンポジウムは、国家戦略特区の活用に関心のある都内の区市町村の職員や民間事業者を対象に、都の取組のほか、他自治体の先進事例等を紹介するために開催されました。

はじめに知事は、「これからも日本は、技術とスピード感、新しい発想を持って進んでいかなければ、国際競争に勝てなくなります。東京は、都市として国際競争に勝ち抜くという大きな役目があります」とし、ビジネス環境の整備や、国際金融・経済都市にふさわしい生活環境の整備、イノベーション創出と地域活性化、女性の活躍促進・多様な働き方の確保、子育て・介護サービスの充実など、東京都の国家戦略特区を活用した具体的な取組を紹介しました。また、東京都における受動喫煙防止条例の成立に触れ、「オリンピック・パラリンピックのホストシティとして、この条例は欠くことができません。面積要件ではなく、『人』に的を当てた設計です。首都東京を伸ばしていくのも、元気にしていくのも全て『人』。『人』に的を当てて、特区の制度を十分に活用して、これからも日本を牽引し、元気な日本を東京から支えていきたい」と話しました。

その後、他自治体の首長による講演や、先進事例等の紹介などが行われました。