市場移転に関する関係局長会議

平成30年（2018年）4月25日（水曜日）、市場移転に関する関係局長会議が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

会議冒頭、長谷川副知事が、「豊洲市場の活気と賑わいを創り出す上で大変重要な、千客万来施設事業の事業者との協議状況などについて、情報共有を図るためにお集まりをいただきました」と、今回の会議開催の趣旨を説明しました。

会議ではまず、村松中央卸売市場長が、千客万来施設事業の動向について、都と事業者で事業実施に向けて協議を重ねてきたが、事業者から、「築地再開発の具体的内容等について明らかにならない限り、事業実施について判断できない」旨の回答があったことを報告し、「事業実施に向け、引き続き丁寧に対応してまいります」と説明しました。
続いて、佐藤都市整備局長が、築地再開発検討会議における議論の経過などを報告し、「再開発の具体化に当たっては、豊洲市場と一体となったにぎわいを創出する千客万来施設事業のコンセプトとの両立や相乗効果を図ることとしております」と説明しました。

最後に知事が、事業者との調整について、「今後、再開発の状況、検討会議で示されたコンセプト、検討会議などについて、長谷川副知事が先方に足を運んで説明をさせていただきます。できる限り事業者のご理解を得る努力を積み重ねていく必要があります」、「関係各局が緊密に連携を取りながら、事業者とのコミュニケーションを図り、千客万来施設事業の早期実現に向けて努力をお願いしたい」と締め括りました。