行政視察（都有地を活用した保育園）

平成30年（2018年）4月13日（金曜日）、小池知事がレイモンド鳥越保育園（台東区）を視察しました。

東京都は、「待機児童解消に向けた緊急対策」において、区市町村への都有地貸付制度を拡充し、保育所等の整備を進めています。
この保育園は、その制度を適用した第1号として、本年4月に開園しました。都が水道局の用地を台東区に貸し付け、公募により選定された社会福祉法人檸檬会が開設した認可保育園で、定員は、0歳から5歳までの90人になります。

知事は、「待機児童対策は、知事に就任して真っ先に取り組んだ施策です。それが一つずつ実を結んでいることを、大変嬉しく思います」と話しました。
続いて、社会福祉法人檸檬会の前田理事長から保育園の概要説明等を受けた後、4歳児たちとの交流や、保育士との意見交換を行いました。

視察を終えた知事は、都有地貸付制度を活用して、今年度四つの保育施設が開園したと紹介し、「都が有している土地や施設などを見直し、意志を持って待機児童対策に当たります。必要な場所に、都と区市町村が連携をしながら進めていきたい」、「待機児童対策を進めることによって、女性の活力が生かされ、子供もすくすくと育ち、東京の活力につながっていきます」と述べました。