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平成29年(2017年)8月28日更新

平成29年度東京都総合教育会議(第1回)

平成29(2017)年8月24日(木曜日)、平成29年度東京都総合教育会議(第1回)が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

会議冒頭、小池知事は、先月発表した『人が生きる、人が輝く東京へ 重点政策方針2017』に触れ、「人をつくる教育の充実こそが明るい未来を切り開くという認識の下、未来の東京を支える人づくりに積極的に投資し、教育の充実に向けた取組を進めていくことを盛り込みました」と挨拶しました。また、「学校現場で抱えている課題は、複雑化、多様化しています。特に小学校においては、限られた授業時間の中で多くの内容を教えなければならず、新学習指導要領ではその傾向が顕著になっています。教員の長時間労働に繋がることも懸念されます」として、「より質の高い教育を確保するとともに、教員の働き方改革を進めるという観点に立って、小学校教育の在り方について議論していきたい」と述べました。

会議では、小学校教育の現状について説明があった後、「小学校教育の現状と今後の在り方~山積する教育課題への対応~」をテーマに、「小学校のカリキュラムと教員の勤務状況」や、小学校1年生の集団行動が取れない、授業中に座っていられないなどの状態、いわゆる「小1プロブレム」(小1問題)について意見交換が行われました。

意見交換では、「カリキュラムの多様化による事務量の増」、「保護者対応」、「専科教員の必要性」、「貧困率と小1問題」、「地域と学校との連携の重要性」などについて、具体的な話がされました。

最後に知事は、「一人一人を大切にし、一人一人の能力を活かし、一人一人が希望を持てる東京づくりのために、励んでいきたい」と決意を語りました。

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