岩手県訪問

平成29（2017）年2月17日（金曜）午前、小池知事は、東日本大震災で被災した岩手県を訪れ復興状況を視察しました。

最初に、小池知事は、陸前高田市にある追悼施設にて慰霊碑に献花・黙礼し、市内の被災状況を視察した後、復興に向けたまちづくりの状況を確認しました。
続いて、釜石市にある三陸鉄道釜石駅を訪問しました。津波で駅舎や線路が流出し、全線復旧から約3年を経た現状を確認するとともに、クウェート国からの支援により購入された車両を駐日クウェート国大使らと視察しました。
その後、鵜住居公民館、ラグビーワールドカップ2019のスタジアム建設予定地等を視察し、大会開催に向けた取組状況を確認しました。

午後、達増岩手県知事と会談した小池知事は、「復興の仕方、進み具合は被害の度合いに応じてそれぞれであると思いました」と視察の感想を話しました。また、都職員の派遣について、「首都直下地震も発生する確率が非常に高いので、起こるものとして準備をしておかなければなりません。職員を送りながらも、彼らがしっかりと経験を積み重ねることで、東京都にとってもプラスになります」とし、引き続きの支援を約束しました。
達増知事は、職員の派遣など都の支援に対して謝意を表すとともに「改めて復興の状況を東京、全国に発信する機会になりました」と述べました。