世界発信コンペティション表彰式に出席

平成28（2016）年10月31日（月曜）、小池知事は、東京ビッグサイト（江東区）で開催されている「産業交流展2016」の会場で行われた「2016年世界発信コンペティション表彰式」に出席しました。

「産業交流展」は、首都圏の個性豊かな中小企業等の優れた製品や技術を一堂に展示し、販路開拓、受発注拡大、情報収集などの場を提供する、国内最大級の見本市です。平成10年度に始まり、今回で19回目の開催となります。
10月31日から11日2日まで、「情報」「環境」「医療・福祉」「機械・金属」の4分野、1,073社・団体の革新的な製品や技術が並びます。

「世界発信コンペティション」は、東京2020大会等を契機とする中長期的なビジネスチャンスに向けて、中小企業がその技術力を活かして開発した革新的で将来性のある製品・技術、サービスを表彰することにより、新製品、新サービスの開発を促進するとともに、販路開拓につなげていくものです。
今回は、ベンチャー技術部門89件、サービス部門57件の応募の中から、それぞれの部門ごとに大賞各1件、優秀賞各2件、優秀賞各2件の計10件と、女性活躍推進知事特別賞3件が選ばれました。
小池知事は、「今回受賞の製品・サービス、どれも世界に誇ることができる素晴らしいもの」と敬意を表すると共に、「いかにしてこの東京を、日本の成長エンジンとして世界をリードし続ける都市に育てていくのか。そのために、これから、東京は世界を見据えた成長戦略を積極的に展開していく必要があります。中小企業の皆さまの力は、日本経済の停滞を打ち破る大きなエネルギーであると確信しています」と述べました。さらに、「東京、日本がもつ力をフルに発揮していくためには、誰もが生き生きと活躍できるダイバーシティ、東京の実現が不可欠です」として、今回初めて設けられた女性活躍推進知事特別賞について、「女性の経営者やプロジェクトリーダーが開発をした、革新的で将来性あふれる、そのような製品、企業を表彰することとしました。受賞された3企業の方々には、是非とも、女性経営者、開発者のリーダー役を務めていただきたい」、「東京2020大会は、東京、そして日本の技術力を世界に示す絶好の機会です。東京の中小企業の技術力、発想力が、日本の産業界をさらに元気にしていくものと、大いに期待をしています」と祝辞を述べました。

表彰式後、知事は、受賞企業のブースをまわり、担当者の説明に耳を傾けました。また、全国ゾーン、スポーツ産業見本市、クールジャパンゾーンなど、各企業の展示を視察しました。