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平成28年(2016年)9月12日更新

豊洲市場整備に係る知事からの指示

平成28(2016)年9月12日(月曜)、小池知事より、豊洲市場整備について指示がありました。

【知事】おはようございます。今日の案件は豊洲市場の土壌汚染対策であります。それで、各部局にまたがりますので、それぞれ局長に出てきていただきました。また、副知事にもそれぞれシェアをしていきたいと思っておりますので、今日はよろしくお願いいたします。
豊洲市場の土壌汚染対策でありますけれども、幾つか課題があります。幾つか問題がございます。まず、従来から東京都が説明していた点と異なることが判明したということでございまして、私も驚き、そしてまた、9月10日(土曜日)の時点で緊急の会見を開いて、まずは、都民の皆様方には、きちっとお知らせを、正しい情報をお知らせしていこうということでございます。ただし、また、その正しい情報というのはいかに、どうなっているのか、まずは都庁、都政として、もう一度きちっと踏まえていなければならない。改めて、専門家の皆さんに安全性をしっかりと評価していただく、私はそのことも申し上げておりますので、それを進めるための会議であります。そもそも、この豊洲市場土壌汚染対策に、すでに、858億円というお金を投じてきているわけでございます。これは都民のお金であります。これだけ対応してきたのに、一体なんなのだという声も聞かれるところでございます。そこで、今回指摘されているのは、まず、市場の建物の下に盛土がなされていないということでありますが、これまでの豊洲の土壌対策を、平田健正先生を座長として、専門家会議でしっかりとオーソライズされてきたはずでございます。この点をもう一度確認するということ、即ち、平田先生の専門家会議を改めて開いて、そして、そのときは猪瀬さんよりももっと前の時代?最終的には猪瀬さんの時代?
石原さんの時代。かなり古い時代になりますけれども、この専門家会議を再開するという方向でいきたいと思っております。先生のご都合等々、早急に考えて、早急に開いていくということが必要かと思いますので、ご対応をお願い申し上げます。
そして、専門家会議と時系列が若干異なりますけれども、技術会議で地下利用についての議論がされている箇所が、報告書の中にも出てくるわけでありますけれども、そのときの座長と、それからそれをおっしゃっている方と、ニュアンスがちょっと違っていたりするので、よく精査しなければならないと、こう思います。よって、技術会議で整理された方法で土壌汚染対策としての安全性が一体担保できるのかどうかということ、これを議論していかなければなりません。そして、この安全性の担保が一体どこまで可能なのかといったことについても、それぞれ専門家の皆さんのご意見を聞いていかなければならないと思います。これが1点目でございます。
それから、二つ目が、情報公開の観点からの問題点であります。盛土をしていない箇所があるという事実を、東京都はこれまで都民の皆さんに、実際正確に伝えていたのかどうかということ、これももう一度検証していただきたいと存じます。少なくともホームページ、東京都のホームページについての、あの図は正しくなかったということは明らかになっているわけでありますから、それについてずっとそのまま、訂正することもなく載せていたというのは、これは情報公開の観点からすれば、大変大きな瑕疵があったと言わざるを得ないと思っております。よって、広報する際にも、これは全体的に言えることですけれども、きちんと正しい情報を出すのだということを、責任感をもってやっていただきたいと、当たり前の話を改めてさせていただきたいと思います。いずれにしましても、安全性の評価を確認することが第一。そして、今回の一連の経緯について、きっちりと精査する、調査する、そして検証するという作業をお願いしたい。それから、当時の、古い時代で、皆さんの人事異動等々があります。そこで、当時の担当者からも話を聞いてもらいたいと思います。要は、いつ、どこで、誰が、何を決めたのかということを明確にしていくという必然性があると、このように思っています。それを踏まえた上で、プロジェクトチームをもうすでにご用意をいただいている最中でありますけれども、小島特別顧問を中心としたプロジェクトチームで、今度はセカンドオピニオンとして判断をしていただくと。調査、検証をお願いしていくということで、このような段階をスピーディにやっていきたいと思っております。事は、都民の食の安全に関わることでありますし、消費者ももちろん、それから市場で働く方々も大変不安だと思うのです、明らかに。ですから、安心できる説明を行うと。それが信頼できる情報であるということを、都庁としてしっかりとベースをもったうえで進めていきたいと思います。
いずれにしても、市場の開場は延期をしたところではありますけれども、そのあとにはオリンピック・パラリンピックの道路の問題も、これもあるのも事実でありますので、この点は複数の課題、大きな課題がありますけれども、それぞれ、皆さん、ここは大きな、都庁にとっての都政にとっての重大な局面であるということを鑑みて、緊張感をもって、そしてスピード感をもって、責任感をもって当たっていただきたいと思います。そして、そもそも外部の指摘からこの問題が顕在化したわけでありますけれども、こういった指摘をその度に受けて、「はい、直します」というのは、システマティックではございません。その意味で、これについては、よく情報の上げ方を、これももう一度見てもらいたい、改めて見直してほしいと思います。是非、副知事の皆さんにおかれましては、この点をしっかりと総合的にまとめていただけるような、その方向でお願いを申し上げます。それから、その意味で、都庁の仕事の進め方、先ほどの「イクボス宣言」ではございませんけれども、仕事の仕方、時間の使い方のみならず、情報の上げ方ということ、それから会議を長々とやる傾向がありますけれども、しかしながらそういった会議の仕方も含めてやっていただきたい。それで、実際に情報が共有されているかと言ったらされていなかったわけですから、例えばその技術会議の話が終わったとはいえ、専門家会議、平田先生のところには伝わっていなかったということも、ここも私は後先になったなと思っております。そうは言っても、いろいろと問題はありますけれども、現場の皆さんは頑張っていると思います。一つひとつ頑張ってくれていると思いますので、その人たちの士気も下げない努力というのは、我々がちゃんと考えていかなければならないと思います。それから、この、緊張感をもって、将来の希望をもって、それぞれしっかりと担当の部署、そして総合的な判断、これらのことを一つひとつのところで、またそれぞれのお役目の中でお願いをしたいと、このように思っております。都民ファーストの都政ということを、私は度々申し上げてきているわけでございますので、是非改めてそのことに思いをいたしていただきたいと存じます。
それで、幾つか具体的なことを申し上げましたけれども、専門家会議をもう一度再開するという点、それからもう一つ、重要な点で、858億円かけましたと言っていますけれども、建屋の下が空洞であったことによって、お金がどれくらい違っていて、どのように精算されたのか、安かったのか高かったのか、そういった点もチェックをしてください。それから、具体的な課題として、空洞の、水があります。それが結露として、若しくは降雨による雨水なのか、それとも毛細管現象によって地下水が上がってきているのか、ここも重大な論点になろうかと思いますので、早速調査の方をお願いいたします。それから、情報公開のルールの点でありますけれども、建物の地下に空洞があるという事実について、そもそも市場の担当者が歴代ちゃんと踏まえていたのですかといったところも確認していただきたい。だから、遡って皆さんにチェックしていただきたいと思います。これらのこと、改善策も同時に論じていかなければならないのですが、情報の発出の仕方についても、私は700万円というのが勝手に独り歩きしていることについても、大変不満に思っているところです。精査もせずに、大括りでダッと出したというのは、どんなに影響を与えることでしょうか。思惑があるのならば別ですけれども、しかしながら、そういったことも注意をしながら、情報公開というものは正確に、そしてまた、タイミングを逸せずにやっていただきたいと思います。幾つかのことを一遍に申し上げましたけれども、ここは重大な課題として、問題としてとらえているという私の思いを伝えさせていただくと同時に、今申し上げた幾つかの課題に対して、早速迅速な対応をとっていただきたいと、このように思います。以上です。

【安藤副知事】ただいま、知事の方から極めて理論的にかつ冷静なご指示を頂きました。この間、大変ご面倒をおかけし、ご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思います。今、現場への配慮もいただきながら、指示を頂戴いたしました。市場に関わる問題については、今、詳細な話がございました。私自身も、金曜日、土曜日、日曜日といろいろと情報を収集していて、土壌対策工事の部門と、なおかつ建築の部門と、あるいは全体の広報の部門というのが、連携が取れていたのかどうかなどなど、疑問に思う点がありますし、情報の上げ方自体についても、知事のおっしゃるとおりで、問題があったと思っております。重ねて、その点については申し訳なく思っております。また、情報の扱い方でありますけれども、ホームページのあの図は誰もが見ている図でありまして、あれが事実と違っていたという点は、重大な瑕疵と表現されましたけれども、信頼性の問題で言えば致命的な問題だと、こう思っております。そういう意味で、仕事の進め方についても、もう一度見直すようにという指示がございましたので、しっかりやっていきたいと思っております。それで、本件について言えば、各局にまたがることでありまして、私自身も建設局が所管でございますが、副知事全員で責任をもって、知事の指示にございましたけれども、経緯についての調査、評価というのをしっかり出して、東京都として、問題があった点は明らかにし、都民の評価を得て、しっかり進める体制を作っていかなければいけないと思います。本件は各局にわたりますので、ここは政策企画局の方でしっかり調整をするということにしていただいて、所管は私ですので、私を中心として、4人の副知事で連携して事に当たって、知事の指示を本当にできるようにしたいと思います。各局には、政策企画局を通じて指示がいくかと思いますが、ただちに、局の仕事の進め方を含めて、見直しをして、早急に信頼回復に向けたアクションを起こすようにお願いしたいと思います。しっかりやっていきますので、よろしくお願いいたします。

【知事】スピード感をもってやりたいとは思いますが、ご承知のように、私は15日からリオに出発してしばらくおりませんけれども、むしろその間に、ぎゅっとまとめて。専門家会議の再開というのは、先生方の都合もありますでしょうけれども、それも踏まえて、留守中ではありますけれども、精力的にこの件に向かって一丸となってやっていただきたいと思っています。よろしくお願いします。

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