報道発表資料 [2016年6月掲載]

東京都写真美術館
平成28年9月3日(土曜)リニューアル・オープン(お知らせ)

平成28年6月23日
生活文化局
公益財団法人東京都歴史文化財団
東京都写真美術館

 東京都写真美術館は、約2年にわたる大規模改修工事を経て、平成28年9月3日(土曜)にリニューアル・オープンいたします。
 当館は、平成7年に恵比寿ガーデンプレイス内に総合開館した、世界でも数少ない、我が国初の写真と映像の総合美術館です。写真の発生から現代までの写真史の上で重要な国内外の作品、芸術性の高い映像作品等、3万3千点以上を収蔵しているほか、機材・装置等、写真・映像文化を理解するために必要なものも収集しています。
 今回の改修により、さらに安全かつ快適にご利用いただける美術館として、多くの皆様をお迎えするとともに、今後も優れた写真・映像文化を創造・発信してまいります。

リニューアルの概要

経年劣化や機能改善への対応

 内装仕上げや空調をはじめとする各設備機器の更新を行うとともに、展示室フローリング化等の機能改善のほか、LED照明の採用等による環境負荷への配慮を行いました。

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2・3階展示室床のフローリング化

来館者サービスへの対応

 今後も増加が見込まれる来館者に対応するため、1階エントランスホールの拡張や、来館者用エレベーターの増設などを行いました。

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1階エントランスホールの拡張

リニューアル・オープン後の事業展開

 9月3日から開催する「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展を皮切りに、総合開館20周年を記念した展覧会など様々な事業を展開していきます。

展覧会

  • 平成28年9月3日(土曜)〜11月13日(日曜)
     リニューアル・オープン 総合開館20周年記念 「杉本博司 ロスト・ヒューマン」
  • 平成28年11月22日(火曜)〜平成29年1月29日(日曜)
     総合開館20周年記念 「東京・TOKYO 日本の新進作家 vol.13」 「TOPコレクション 東京・TOKYO」

その他事業

  • 平成28年9月3日(土曜)、4日(日曜)
     オープンワークショップ 「手作りアニメーション体験」
     時間:13時00分-18時00分(最終受付17時30分)
     場所:東京都写真美術館 1階スタジオ
     参加費:無料
     参加方法:事前申込不要、随時受付

<所在地>
 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
 (JR恵比寿駅東口 徒歩約7分、東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩約10分)

<お客様お問い合わせ先>
 03-3280-0099 (9月2日までは平日9時30分〜18時15分/土曜、日曜、祝祭日を除く)

問い合わせ先
(改修工事に関すること)
生活文化局文化振興部企画調整課
 電話 03-5388-3136
(リニューアル・オープン後の事業に関すること)
公益財団法人東京都歴史文化財団東京都写真美術館
 電話 03-3280-0034

〔参考〕

東京都写真美術館 施設の特徴

 東京都写真美術館は、我が国唯一の写真・映像の総合的な美術館で、恵比寿ガーデンプレイスに位置する都市型美術館です。展示室は、重要文化財の展示に対応可能な防災設備が整っており、収蔵作品の保存に関しても、低温収蔵庫をはじめとする、高品位の環境を備えています。来館者数は開館当初と比べほぼ倍増しており、今回の改修は、それらに伴う諸課題の改善、経年劣化及び来館者ニーズに応える利便性の向上に対応したものです。

リニューアルについて

施設設備の経年劣化や機能改善等への対応

 開館から約20年が経過した建物の機能維持のために、内装仕上げや空調をはじめとする各設備機器の更新を行うとともに、これまでの運用を踏まえ、2階、3階展示室のフローリング化などの機能改善を図りました。また、LED照明を採用する等、環境負荷の低減にも配慮しました。

主な内容

地下1階、2階、3階展示室の改修

 空調については機器更新だけではなく、来館者数の増加に伴う空調負荷に対応するため、システムを改善しました。また、照明は、作品保護にもすぐれた美術品専用のLED器具を採用しました。
 地下1階展示室は、可動壁のサイズを拡大し、写真や映像、パフォーミング・アーツなどを紹介するプログラムなど、知的な関心と美的経験への欲求に応える展覧会事業を実施していきます。
 さらに2階、3階展示室の床材を、従来のカーペットからフローリングに変えたことにより、ホワイトキューブの展示室に新しく生まれ変わりました。

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地下1階展示室 3階展示室

来館者のニーズに応える利便性の向上

 今後も増加が見込まれる来館者に対して、館の魅力を維持するため、1階エントランス空間の拡張やエレベーター増設(1台から2台へ)による縦動線の強化、2階エントランスホールを交流の場とする環境整備、主要な来館者動線である恵比寿駅側のアプローチ空間の改善等、利便性の向上も図りました。

主な内容

1階、2階エントランスホールの改修

 1階エントランスホールは光のデザインを多用した、明るく開放的な空間に生まれ変わりました。受付カウンターのデザインを刷新し、お客様へホスピタリティの高いご案内ができるよう、総合受付機能を充実させていきます。
 2階エントランスホールは、国内外の多様な文化圏から集まるお客様の交流にふさわしい共有スペースとして、質の高い映像・音響機器を導入し、環境を整えました。

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1階エントランスホール 2階エントランスホール

ショップとカフェの一新

 ミュージアム・ショップは2階エントランスホールに、カフェは1階西側入口直近にそれぞれ移設し、美術館で楽しく充実した時間が過ごせるように、店内デザインも一新しました。

リニューアル・オープン展覧会

 リニューアル・オープン 総合開館20周年記念
 「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展

  • 会期
     平成28年9月3日(土曜)〜11月13日(日曜)
  • 会場
     2階・3階展示室
  • 主催
     公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
  • 助成
     公益財団法人朝日新聞文化財団 ほか
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パラマウント・シアター、ニューアーク2015年
ゼラチン・シルバー・プリント
(c)Hiroshi Sugimoto/Courtesy of Gallery Koyanagi

リニューアル・オープン記念ワークショップ

 オープンワークショップ 「手作りアニメーション体験」

  • 日時
     平成28年9月3日(土曜)、4日(日曜) 13時00分-18時00分 (最終受付17時30分)
  • 場所
     東京都写真美術館 1階スタジオ
  • 参加費
     無料
  • 参加方法
     事前申込不要、随時受付
  • 内容
     東京都写真美術館スクールプログラムの学校向け教材・19世紀の映像装置「驚き盤」の体験キットを使って作るアニメーション入門。シンプルな図形を手がかりに絵を描いたり、12コマがループする本格的な動画を作ってみることもでき、小学生から大人まで楽しみながら制作・体験できる約30分程度のプログラム。
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驚き盤