指定薬物を含有する危険ドラッグの発見について
平成28年3月10日
福祉保健局
都では、危険ドラッグによる健康被害の発生を未然に防止するため、都内等で流通、販売される危険ドラッグを入手し、成分検査を行っています。
平成27年12月7日から本年2月18日までにインターネット試買した物品について、試験検査を行ったところ、下記の12物品から医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「医薬品医療機器等法」という。)で規定されている「指定薬物」を検出しました。
このため、危険性について都民に広く注意喚起するとともに、当該物品を所持している方に対して、違法であることを警告し、任意提出を促すものです。
指定薬物検出物品(12物品)
詳細は別紙のとおり
物品名 | 性状 | 検出違反成分 | |
---|---|---|---|
1 | BZ-MDD | 粉末 | 5-MAPDB |
2 | BZ-6MPM | 粉末 | |
3 | 6-MAPDB | 粉末 | |
4 | 3-FMF | 粉末 | |
5 | RAVE | 粉末 | |
6 | China White | 粉末 | |
7 | Apocalypse | 液体 | |
8 | Fruity Loops | 液体 | |
9 | Herbal oils Two Flavors | 液体 | |
10 | Lemon Haze | 植物片 | |
11 | Spice Diamond 3G | 植物片 | FUB-JWH-018 |
12 | K2 Super | 植物片 | MO-CHMINACA |
これらの物品をお持ちの方へ
上記の物品は、医薬品医療機器等法に規定する「指定薬物」を含有しており、製造、輸入、販売はもとより、「所持、譲り受け、使用」も厳しく規制されています。
上記の物品をお持ちの方は、絶対に使用せず、直ちに住所地の「都道府県薬務主管課」へ申し出て、その指示に従ってください。
東京都の申し出窓口
東京都福祉保健局健康安全部薬務課
(電話) 03-5320-4505(直通) [午前8時30分〜午後6時00分]
※上記申し出は、遅くとも『平成28年3月18日(金曜日)』までに行ってください。
都民の皆様へ
危険ドラッグは、使用がやめられなくなったり、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があり、麻薬や覚醒剤と同様に大変危険な薬物です。けっして摂取又は使用しないでください。
試験検査機関
東京都健康安全研究センター
都の対応
- 都が把握しているインターネット店舗に対して、当該物品の販売中止を指示しました。
- 発送元住所を所管する自治体へ情報提供しました。
- 福祉保健局ホームページに名称等を掲載し、都民に摂取による危険性等を周知します。
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部薬務課 電話 03-5320-4515 |