報道発表資料 [2015年11月掲載]

医薬品成分を含有する無承認医薬品の発見について

平成27年11月25日
福祉保健局

 都では、危険ドラッグによる健康被害の発生を未然に防止するため、危険ドラッグの「試買調査」を実施し、試験検査を行っています。
 今般、インターネットの販売サイトから購入した下記5製品の試験検査を行ったところ、医薬品成分である「バルデナフィル」等が検出されました。
 当該品には、経口で摂取する旨の表示はなく、販売サイトの表示には「人体摂取用ではありません。」との記載がありますが、「当店の商品と他店の商品の同時使用、併用は一切しないで下さい。」と当該品を経口摂取することを暗示する表現があります。
 医薬品成分を含有し、経口摂取するものは医薬品とみなされ、承認及び許可を受けずに製造販売することは、医薬品医療機器等法で禁止されています。
 当該品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には、速やかに医療機関を受診してください。
 なお、これまでに当該品による健康被害発生の報告は受けておりません。

違反品の名称 詳細は別添のとおり

1 MANHATTAN INFERNO
2 NIGHT HAWK
3 GraB crusher
4 SATTWA
5 BONDAGE XTC

検出成分 詳細は別添「参考」のとおり

 バルデナフィル、プソイドバルデナフィル、ヒドロキシチオホモシルデナフィル、チオデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル

違反の事実

 バルデナフィル、プソイドバルデナフィル、ヒドロキシチオホモシルデナフィル、チオデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィルを含有し、経口で摂取するものは、医薬品医療機器等法第2条第1項で規定する医薬品に該当するが、当該品は医薬品としての製造販売承認を受けていないため、本件は、同法第55条第2項(無承認医薬品の販売・授与等の禁止)の規定に違反する。

都民の皆様へ

 バルデナフィルは、勃起不全(ED)治療薬等の有効成分として使用されており、ほてり、潮紅、頭痛、消化不良などの副作用の報告があります。また、硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を服用している方には禁忌とされているため、安易に摂取した場合、健康被害が発生するおそれが否定できません。
 また、プソイドバルデナフィル、ヒドロキシチオホモシルデナフィル、チオデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィルは、国内で医薬品としては承認されていませんが、バルデナフィルと類似の化学構造を有する物質で、類似の作用を有する可能性が考えられ、安易に摂取した場合、健康被害が発生するおそれが否定できません。
 当該品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には、速やかに医療機関を受診してください。

別添(PDF形式:300KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部薬務課
 電話 03-5320-4512