報道発表資料 [2015年4月掲載]

食中毒の発生について
飲食店で発生した食中毒

平成27年4月3日
福祉保健局

 渋谷区内の飲食店で食中毒が発生しましたのでお知らせいたします。

探知

 3月28日(土曜)午後0時47分、杉並区内の医療機関から東京都保健医療情報センターを通じて渋谷区保健所に、「3月26日(木曜)午後7時00分頃から渋谷区内の飲食店で行われた立食パーティーに参加後、28日(土曜)の午前3時00分頃からおう吐、下痢、腹痛等の症状を呈した患者を診察した。当日は80名ほど参加者がおり、23名が同様の症状を呈している。」旨、連絡があった。
 また、上記の電話対応中に、患者グループの幹事からも同センターに同様の届出があった。

調査結果

 渋谷区保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 患者は3月26日(木曜)に当該飲食店を利用した1グループ83名中46名で、3月27日(金曜)午前6時00分から同月30日(月曜)午前11時00分にかけておう吐、下痢等の症状を呈していた。
  • 患者は、全員、当該施設が調理し提供した食事を喫食していた。
  • 患者及び従事者ふん便からノロウイルスを検出した。

決定

 渋谷区保健所は、本日、下記の理由により、本件を当該施設が調理し提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は当該施設が提供した食事の他にはない。
  • 患者のふん便からノロウイルスを検出し、症状及び潜伏時間が同ウイルスによるものと一致していた。
  • 従事者のふん便からノロウイルスを検出した。
  • 当該飲食店でおう吐者がいないなど、感染症を疑う情報がない。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

担当保健所 渋谷区保健所
発症関係 発症日時 3月27日午前6時00分から3月30日午前11時00分まで
症状 おう吐、下痢、発熱 等
発症場所 自宅 等 
患者数 患者総数 46名
(内訳)
男:28名(患者の年齢:22〜25歳)
女:18名(患者の年齢:22〜23歳)
入院患者数 1名(男)
診療医療機関数・受診者数 27か所 26名(男:14名、女:12名)
原因食品 会食料理
病因物質 ノロウイルス
原因施設 営業者  ●●●
代表取締役  ●●●
営業所所在地  東京都渋谷区●●●
本社所在地  東京都港区●●●
屋号  ●●●
業種  飲食店営業(一般)
連絡先電話番号  ●●●
措置 上記営業者は4月1日から営業を自粛しており、渋谷区保健所は4月3日から5日間の営業停止の処分を行った。

[備考]
メニュー サラダ、ローストビーフ、ミートボール、海老の乗ったクラッカー、ピザ、ペンネ、生ハム、ティラミス、ミルクレープ等
検査関係
4月2日現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター等
患者ふん便:15検体 検査中(6検体からノロウイルスを検出)
従事者ふん便:6検体 検査中(2検体からノロウイルスを検出)
拭き取り検体:7検体 検査中
食品:5検体 検査中

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日〜4月2日まで 49件 1124名 0名
(昨年同期) (25件) (374名) (0名)
本年4月中(2日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (2件) (7名) (0名)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405