報道発表資料 [2014年1月掲載]

都内のインフルエンザ急速拡大(「流行警報」)

平成26年1月30日
福祉保健局

 都内のインフルエンザ患者報告数は、第4週(1月20日から1月26日まで)において急速に増加し「流行警報基準」※を超えました。学校等における臨時休業措置(学級閉鎖等)の報告も前週から大幅に増加し、大きな流行となっています。
 インフルエンザの予防、拡大防止により一層注意するとともに、インフルエンザの感染が疑われる場合には、早めに受診し、体調管理にも十分に気をつけてください。

※流行警報基準:感染症発生動向調査による定点報告において、30人/定点(週)を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合としています。

インフルエンザ対策のポイント

  • こまめな手洗い
  • 休養・栄養・水分補給
  • 咳エチケット
  • 適度な室内加湿・換気
  • 予防接種(かかりつけ医と相談)

インフルエンザの発生状況

  • 都内のインフルエンザ定点医療機関(419か所)からの第4週(1月20日から1月26日)の定点当たり患者報告数(都内全体平均)は29.7人/(週)です。
    定点当たり患者報告数が30.0人/(週)を超えた保健所は、都内31か所中の11か所で、管内人口の合計は、東京都全体の43.6%になります。
  • 今シーズン(平成25年9月2日以降)においては、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例が529件報告されています(1月26日まで)。
  • 患者の年齢別内訳から見た今シーズンの流行の特徴としては、9歳以下の子供及び60歳以上の方の割合が高く、また、都内25か所の基幹定点医療機関からの「インフルエンザによる入院患者報告数」でも9歳以下が36.0%、60歳以上の方が42.7%を占めています。
  • 感染症発生動向調査における都内の今シーズンのインフルエンザウイルスの検出状況は、AH1pdm09※※が43.6%、AH3型が28.2%、B型が28.2%となっています。

※※AH1pdm09:平成21(2009)年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルス
(平成23年4月1日から季節性インフルエンザとして位置づけられています。)

都内におけるインフルエンザ患者報告数(インフルエンザ定点報告)過去5シーズン
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 上記データは、都内のインフルエンザ定点医療機関から報告された患者数を報告機関数で割ったものです。

1.インフルエンザ様疾患の集団感染事例の報告数

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都内学校等におけるインフルエンザ様疾患による臨時休業(学級閉鎖等)報告状況
  保育所 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 その他
2014年第3週(注意報)
(2014年1月13日〜1月19日)
0 3 48 8 2 0 61
2014年第4週(警報)
(2014年1月20日〜1月26日)
0 24 209 51 3 1 288
今シーズン累計
2013年9月2日〜2014年1月26日
0 34 297 63 5 1 400
昨シーズン累計
(同時期)2012年9月3日〜2013年1月27日
1 75 415 151 31 5 678

2.インフルエンザウイルス検出状況(感染症発生動向調査事業)

  A型 B型
  AH1pdm09 AH1(Aソ連型) AH3(A香港型)
2013〜2014年シーズン累計 31 (43.6%) 0 (0.0%) 20 (28.2%) 20 (28.2%)
2012〜2013年シーズン累計 2 (0.6%) 0 (0.0%) 245 (77.5%) 69 (21.8%)
(インフルエンザ病原体定点における検体からの検出状況)

3.インフルエンザ患者の年齢階級別内訳

定点患者報告年齢階級別内訳(直近5シーズン)
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 インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階級別内訳(2013-2014シーズンは第4週分まで)

年齢階級別入院患者報告数
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 都内25か所の基幹定点医療機関から報告されたインフルエンザによる入院患者報告(インフルエンザ入院サーベイランス)における年齢階級別内訳(2013-2014シーズン第4週分まで)

※最新の情報については、東京都感染症情報センターのウェブサイトをご覧ください。

※参考 インフルエンザについて

問い合わせ先
(都の感染症対策全般に関すること)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482
(感染症患者の報告数(感染症発生動向調査)に関すること)
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
 電話 03-3363-3213