報道発表資料 [2013年3月掲載]

指定薬物を含有する違法ドラッグの発見について
〜大麻・覚醒剤類似成分を検出〜

平成25年3月27日
福祉保健局

 都では、違法(脱法)ドラッグ※1による健康被害の発生を未然に防止するため、都内で流通、販売される製品の試買調査及び成分検査を行っています。
 平成24年12月9日から12月26日までの間、都内の店舗販売及びインターネット通信販売において購入した製品の試験検査を行ったところ、10店舗で購入した下記18製品から薬事法第2条第14項に規定する「指定薬物※2」が検出されました。

薬事法違反製品一覧

 詳細は別紙(PDF形式:505KB)のとおり

(1) LOVE FREE CUSTOM 3rd (7) white fang (13) パルプンテ
(2) CRADEL (8) JACKpot glossy (14) HONEY FLASH
(3) 雷音 (9) SPICE SPIDER MENTHOL (15) アルゴリズム
(4) check (10) Sexual GOLD (16) 7th Vogue
(5) FIRE BALL (11) Guilty Dead end (17) SPIDER
(6) RAINBOW (12) Bubble Blower (18) Reverie

検出成分

 bk-MDEA※3、MAM-2201※4

試験検査機関

 東京都健康安全研究センター

違反の事実及び適用条文

 薬事法第2条第14項で定める指定薬物を含有する違法ドラッグを販売したことは、同法第76条の4の規定に違反する。

都の対応

  1. 販売業者に対し立入検査等を実施し、製品の販売中止及び自主回収等を指示しました。また、他県に所在する販売業者に関しては、所管する千葉県庁に通報しました。
  2. 福祉保健局ホームページに製品名等を掲載し、摂取による危険性等を都民に周知します。

 都は、今後も試買事業等を通じて成分検査、指導及び取締りを強化し、違反品の早期発見及び流通防止に努めていきます。

都民の皆様へ

 いわゆる「違法(脱法)ドラッグ」は、使用がやめられなくなったり、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があり、麻薬や覚醒剤と同様に大変危険な薬物です。決して摂取又は使用しないでください。
 当該品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には、速やかに医療機関を受診してください。

※1 違法(脱法)ドラッグ
 麻薬、向精神薬又は覚醒剤には指定されていないが、それらと類似の有害性が疑われる製品をいう。乱用者の間では「合法ドラッグ」「合法ハーブ」とも称され、主に「ヘッドショップ」と称する販売店舗、インターネット等で、芳香剤やお香と称して販売されている。都ではこれらの製品を「違法(脱法)ドラッグ」と呼んでいる。

※2 指定薬物
 中枢神経系の興奮若しくは抑制又は幻覚の作用(当該作用の維持又は強化の作用を含む。)を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがある物(大麻、覚醒剤、麻薬、向精神薬、あへん及びけしがらを除く。)として、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するものをいう。

※3 bk-MDEA(平成20年1月11日規制開始)
 化学名:2-エチルアミノ-1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)プロパン-1-オン
 国内で覚醒剤として規制されているアンフェタミンと類似の化学構造を持つ物質であり、これらと類似の作用を有する可能性がある。

 化学構造式

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※4 MAM-2201(平成24年11月16日規制開始)
 化学名:[1-(5-フルオロペンチル)-1H-インドール-3-イル](4-メチルナフタレン-1-イル)メタノン
 合成カンナビノイドの一種で、大麻に含まれるテトラヒドロカンナビノールと類似の作用を有する可能性が考えられる。

 化学構造式

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問い合わせ先
福祉保健局健康安全部薬務課
 電話 03-5320-4515